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パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2016/02/17
2月9日(火)、東京都港区の「メルパルク東京」で第6回目となる『ぱちんこ情熱リーグ』決勝戦が行われた。
『ぱちんこ情熱リーグ』は、パチンコ店で働くスタッフにスポットを当て、様々な目標意識、接客サービス向上、モチベーションアップ等、多角的に創意工夫を凝らしたサービス内容等を参加店舗で競い合うリーグ形式の催しとなる。
https://p-town.dmm.com/specials/view/63/
まず、応募した各店舗にはミステリーショッピングリサーチ(覆面調査)が入り、接客態度をはじめとして各項目によるチェックがトータルで5回も行われ、予選を通過していく。
そして、最終審査を経た決勝大会では、上位6店舗に絞られ、様々な取り組みなどを発表し、選考される。
第6回となる今大会では、徳島県の『G-ONE三好店』が優勝。
この徳島のスロット専門店では、47都道府県下最下位の65店舗という小さな市場の中で着実に固定客を増やした実績がある。
それは常連の顧客であるVIP会員を増やすという取り組みを、同店の女性スタッフが中心に行い、来店するファンを名前で呼び合うことが出来るほど趣味嗜好を把握。単なる客と店員以上の信頼関係を築いたことだ。
ファンからは
「負けても仕方ない。話しをするのがこの店は楽しい」
そういってもらえると本当に嬉しくなる、とスタッフも素直に喜ぶそうだ。
8割が女性スタッフ。生き生きと輝いて見える
女性スタッフを支える男性スタッフ 竹村 祐亮店長
そして、その約8割の女性スタッフが「女性が働きやすい」職場環境にするための工夫もあり、個々の家庭の事情などでも休めるようなシフト体制を組める体制づくりや、何より「頑張れば管理職にもなれる!」という実績もあり、より一層頑張れる土壌がある。(現在女性管理職は2名とのこと)
少子高齢化は着実にパチンコ業界にも影響を及ぼしている。
年配の孤独なファンにとっては、パチンコやパチスロが唯一の楽しみという人も多い。
その中で、接客業の本質である「顧客とのコミュニケーション」や、スタッフが働きやすい環境を提供しているというのはすべての接客業の手本となるべきことかもしれない。
お世辞にも大きな店舗ではないが、その小さな店舗の大きな挑戦で、将来は女性店長も続々と誕生する日が来るのかもしれない。
優勝は逃しても、大切な仲間とやり遂げた達成感はなにものにも代えがたい。思わず胴上げで仲間をねぎらう
舞台には大勢の関係者が集まり、ついさっきまでライバルだった他店スタッフとも握手や抱擁する姿も
部下と抱擁をする「GーONE三好店」運営会社グランド商事 平山社長
出典:第6回ぱちんこ情熱リーグ 公式ガイドブック
写真/文 パパラッチョ○野
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