パチンコ・パチスロ特集

ぱちタウン編集部が選ぶ今年のパチンコMIPは『マジェプリ』!

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2分間を緊迫感あふれる濃密な時間へと昇華させた名機を改めて実戦!

更新日: 2016/11/24

 

 

5月に行われた内規変更により、スペックに面において大きな方向転換を余儀なくされたパチンコ界。

半年以上が経過した現在も、各メーカーにおいて「規制内に収まる」革新的スペックの開発が進められていることかと思います。

 

しかし、いまだ過渡期であることは明白。規制後もバリエーションに富んだ機種がリリースいますが、各社がこぞって真似するような王道スペックはまだ出てきていません。例えばロングSTブームの火付け役となった『CR牙狼 魔戒閃騎鋼』のような。

 

そんな本命不在とも言える2016年において、DMMぱちタウンが最も印象に残った機種、MIPとして推したいのはDaiichiの『CR銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』です!

 

 

最近になって様々な機種で見かけるようになった時限式予告、いわゆる「タイマー演出」ですが、「時間」というリアルな事象が訴えかけてくる緊張感や高揚感は他に代えがたいものがあります。

ただし、これはあくまで演出の話。では、出玉(連チャン)に「時間」が関係する機種がなかったというと、実は過去にもいくつかあり、『CR牙狼外伝 桃幻の笛』や『CR忍魂』などがこれにあたります。

上記の機種はやや難解なシステムを搭載しており、内部的に「時間」で管理された連チャン機構を有しています。つまり、プレイヤーが明確な形で「時間」に関する部分を知ることはできません。

 

ところが『マジェプリ』は違います。電サポ状態に突入すると「連チャンさせたきゃ2分以内に当てろ」と明示されます。「時間」が「目に見える」形で、ゲーム性に関わってくるのはこの『マジェプリ』が唯一無二なのです!

 

 

ではこの2分間は本当に「リアル」なのか? 実はSTとかで回さないと進まなくて、トイレ行っても大丈夫なんじゃないか…?

 

そういやありましたね。悪魔王ゼノンさんが「あと5分!」と宣言しつつ、実はST機なんで打たない限りリミットに近づかない機種が。

 

 

ならば我々が実証いたしましょう!

でも、2分間打たずに何も起きずハイ終了では芸がないので、誰もが一度はやってみたことがある(?)という、あのオカルティック攻略を使って検証してみたいと思います!

 

そう! ズバリ「休ませ打法」です!

 

※説明しよう。「休ませ打法」とは、主にロングSTにおいて「残り100回転になったら打つのいったんやめよう。そしたら当たる気がする」といった具合に、確変突入時に遊技を中断することで連チャンを誘発する打ち方のことである。なお効果のほどは一切不明。というか、たぶんない。なお「休ませる」という表現は、『CR牙狼XX』の魔戒チャンス中において、主人公がずっと走っていることに由来するとかしないとか。

 

方法は、2分間のうち15秒間打たないという単純なもの。開始直後と30秒経過後の2パターンを試してみます。15秒打たないといっても保留を消化している時間があるので、実際は1〜3変動分の時間を捨てる休むことになります。

 

間違って「休ませ打法」の効果があるなら「時間」というリアルさは失われ、逆に攻略打法の大発見となってしまいますが、それはそれでよし。与えられた使命を全うするといたしましょう。

 

 

実戦は都内某店にて。

経費削減の検証のためにも早い当りが欲しいところですが、ほぼ確率通り350回転過ぎに図柄揃い大当り。まずは休ませずに普通にストックタイムをこなします。

結果は、ストック数2・3・2・1・3・1・1で初当り込みの14連チャン。ストックタイム継続数は7とまずまずですが、大当りが全部5Rってのはどういうことでしょうか。

 

 

 

持ち玉確保でひと安心したところで、次の大当りがすぐに到来。

たいした予告もなく発生したジュリアシステムがまさかの77発展。ラウンド中演出に成功し、ストックタイムに突入です。

 

さて、ここからがある意味本当の勝負。ストックタイム開始直後の15秒間を打たずに消化します。

ここで問題となるのは、実は最初の1回目。スルー保留がない状態なので、丸々15秒が変動なしとなるのです。普通に考えたら途中で休ませるより圧倒的にヤバい! いやいや、検証だから。ヤバいとかないから。

 

不安が的中し、単発終了。……かと思われた残り20秒でストックをなんとかゲット! 休ませ効果はあったんや!

その効果か、その後、打ち出しを止めている間に保留連チャンが炸裂! ……ところが。

 

直後の当りでVに入れ損ない、ロストさせるという大失態をしでかしました。隣で見てた兄ちゃんも「あっ」って顔に。普通に打ってれば見ることのない衝撃シーンは動画にてご確認ください。

結局、2・1・3(うち1ロスト)・3の計9連チャンで終了。まぁ平均ぐらい? 15Rが1回と10Rが2回あったため、出玉的は1回目の連チャンと遜色なし。

 

 

こんだけ当りが早いと検証回数増やせそうだなぁと思っていたら、三度訪れたジュリアシステム7で1回もVに入らず

チャンスを生かせず、結局当たったのは400回転手前。しかもジュリアシステム77からの通常大当り。はい、次、次っ!!

 

 

またもジュリアシステム7をスルーしたり、3図柄テンパイの激アツリーチをハズしたりしつつ、待望の三度目のストックタイム突入が訪れたのは300回転手前。まったく期待してなかったテオーリアリーチでよそ見してたら全回転になってました(笑)

 

今度は開始から30秒経過したら15秒間打ち出し停止。やってみて初めて気づいたのですが、当り前のことながら30秒までに当たっていた時と、そうじゃない時のプレッシャーの差がハンパない!

 実際、結果として「休ませ」後に当たったのはわずか2回だけ。うん、休ませ効果ないな! しかも……

結果は2・1・2と、わずか6連チャン。あかん……。

 

 

さて、検証結果をまとめますと 

休ませず……………………14連チャン(ストックタイム7連

開始直後に休ませる………9連チャン(ストックタイム4連)

開始30秒後に休ませる……6連チャン(ストックタイム3連)

 

 

うん、やっぱり休ませちゃダメだ! やる前からわかってましたが、2分間はガチだ、ガチ。たまたまなんかじゃない!

だって、2分間で平均35回転ぐらい回せるうち、3回転捨てるのはそりゃ結構な自殺行為ですよね?

負けたとはいえ思惑通り『マジェプリ』の斬新なシステムを実証できたのに釈然としないのは、今回の実戦が自腹を切ったガチだったためでしょう……。チキショー!!

 

 

 

最後に、ちゃんと効果のある「休ませ打法」のお話を。負けといて何言ってやがると思わず聞いてくださいな。

 

打たずに休ませるのが愚の骨頂だとは証明したばかりですが、これは「変動を途切れさせてはダメ」という意味です。

つまり途切れさせなければいいだけのことなので、スルー保留がある状態なら打つ必要はないのです。例えばバトルリーチとか。もっと言えば、保留が満タンな状態なら打った分だけすべて無駄です。

 

保留の数を常に確認しながら止め打ちすれば、要は「休ませ」ればそれだけ無駄を減らせます。スルーチャッカーで戻しの玉がないので、普通の機種よりも効果大! ぜひ試してみて下さい。

あ、くれぐれも当たったのに打つのを忘れて、ストックをロストさせたりしないように。そう、私のようにね………(鬱)

 

 

 

あ、そうだ、忘れちゃならん。

「パチンコ・パチスロAWARD 2016」にて、MVPへの投票を受け付けております。皆さんの清き1票をぜひ『マジェプリ』に!!

 

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