大分県遊技業協同組合(木下哲二理事長)は5月30日、トキハ会館(大分市)において、第58回通常総会を開催。役員改選では、木下理事長を再選した。
木下理事長は、コロナ禍から日常生活、経済活動など徐々に通常に戻りつつあるが、業界においては未だに厳しい状況が続いているとし、「コロナ前から20店舗余が減少してしまいした。今年も2024年問題、改刷など、経営環境はますます厳しさをましています」としており、広告宣伝ガイドライン、依存問題への対応など、粛々と進めているとした。続けて、大分県衆議院第一選挙区支部長の衛藤博昭氏が来賓祝辞を行った。
議事においては、全部5議案を原案通り承認可決した。また、総会の席上、大分県警本部の荻尾伸司生活安全部長、生活安全企画課許可担当管理室の神田泰宏室長補佐が出席し、荻尾部長からは、県内の治安情勢について報告。業界に対しては、安全安心な遊技の提供はもとより、各種防犯対策に協力を要請した。神田室長補佐からは、適正営業について講話があり、①広告宣伝ガイドラインに沿った取組み②諸々手続きに関する周知について要請。「適正な風俗環境の維持と地域の治安維持について連携を深めていきたい」と呼びかけた。
総会後の懇親会において、組合功労者(店舗)、事業功労店舗に感謝状を贈った。そして、大分県警察本部生活安全企画課に後方啓発用キーホルダー、バックボード一式(100万円相当)、公益財団法人大分県防犯協会(20万円)、公益財団法人大分県暴力追放運動推進センター(10万円)、公益社団法人大分被害者支援センター(10万円)を寄付した。