パチンコホール企業が過去10年で半減 長期的な淘汰の流れ続く【音声解説あり】
帝国データバンクはこのほど、「パチンコホール経営法人の実態調査(2024年)」を公表した。これによると、2024年時点でのパチンコホール企業(同社のデータベースに登録のあるホール企業数)は1,201社となり、前年比10.1%減の135社減少。2015年比では実に54.1%減となるなど、長期的な淘汰の
2025-06-13
パチンコ・パチスロ業界ニュース
2025/03/24
2025年のGWは、ホール企業にとって今年の集客を制するうえで重要な“前哨戦”の時期だ。顧客との信頼を保ちながら、集客力をどう高めるかによって、夏以降の業績は大きく変わるだろう。本特集では、店外・店内販促の最新&最強ツールを紹介し、長期的に業績を伸ばすためのヒントをお届けする。ぜひ、自社の戦略に取り入れてみてほしい。
以下の図表は、昨年4月~今年1月における売上・稼働・粗利の推移を示したものだ。年末年始やお盆と並び、GW期間はホールにとって集客に大きな期待がかかる“勝負所”となる。
今年は、パチンコにおける「ラッキートリガー(LT)3・0プラス」やパチスロにおける「BT(ボーナストリガー)」など話題機が夏頃に多数登場する予定だ。また、令和7年7月7日という集客施策を行いやすい“特別な日”も控えており、多くのホールが「夏を集客のピークに設定する」方針を打ち出している。そのため、GW営業はその前段階として非常に重要な「足固めの時期」となる。
他産業でも、GWを“逃せない商機”として積極的に販促を展開している。テーマパーク等では、営業時間の延長や家族向けイベントなど、“レジャーシーズンでいかに顧客を取り込むか”に注力するケースが多い。
今年のGW営業のポイントについて、㈱PRCの中田藤生代表取締役は、「平常営業以上に利益を取るのはおすすめしない。顧客の信用を落とさないことを念頭に、いつも通りの営業を行うべき」と話す。
確かに「今後、遊技機への投資が増えるからGWで一気に利益を取ろう」という考えは、一見合理的に思える。しかし、常連客との信頼関係を損なうリスクがある点には注意が必要だ。GWは、新規客や久しぶりに来店する客も多く、このタイミングで悪印象を与えてしまうと、夏以降の稼働にも影響を及ぼす可能性がある。“信用維持”を最優先することが、通年の業績向上につながるだろう。
株式会社PRC
中田藤生代表取締役
販促についても、PRCの中田社長は次のように指摘する。
「目を引く装飾や大胆な広告も一つの手段だが、いつも通りの丁寧な告知を見直すことが効果的」。
SNSをはじめとするデジタル施策の活用はもちろん重要だが、店内装飾や新台告知POP、ポスターといった王道かつ基本的なプロモーションが改めて効果を発揮している。特に、年代の高い顧客には、アナログ施策のほうが伝わりやすいケースも多く、幅広い層にアプローチするうえで見直す価値がある。
ここまでのポイントをまとめると以下の通りだ。
・信用を損なわない営業を徹底する
・客にわかりやすい告知・配置・装飾を整える
・王道プロモーションと新技術をバランスよく活用する
こうした地道な施策を積み上げることで、夏以降の集客ピークを最大限に活かす下地が整う。次ページからは、具体的な店外・店内販促の最新ツールやサービスを紹介する。各ホールの状況に合わせて活用し、GWと夏の商戦を連動させ、通年を通した業績アップを目指したい。
【掲載企業一覧】
※画像をクリック・タップで拡大閲覧できます
新明企画・ティーモン
[スマートビジョンネットワーク/スマイス・スマラン]
シー・エフ・ワイ
機種訴求特化型販促ダウンロードサイト[フダポス]
CCG ENTERTAINMENT
Web広告最適化ツール[DV360(P.click+)]
逸品堂
総付景品向けノベルティ[オリジナルBOXティッシュ、他]
岐阜システム
大当たり連動イス用演出ツール[Chair Shine(チェアシャイン)]
ヴィオーラ
次世代型LED演出ツール[ジョイントライトNEO]
インターコスモス
[LEDビジョンレンタルサービス]
Copyright © 2025グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア)All Rights Reserved.
パチンコホール企業が過去10年で半減 長期的な淘汰の流れ続く【音声解説あり】
帝国データバンクはこのほど、「パチンコホール経営法人の実態調査(2024年)」を公表した。これによると、2024年時点でのパチンコホール企業(同社のデータベースに登録のあるホール企業数)は1,201社となり、前年比10.1%減の135社減少。2015年比では実に54.1%減となるなど、長期的な淘汰の
2025-06-13
パチンコホール運営のダイエー(石川)が負債約3億円で特別清算|最盛期に年商40億円も
民間信用調査機関の帝国データバンク金沢支店によると、石川県、富山県などでホール運営をしていたダイエー(石川県河北郡津幡町横浜、登記上の本店は東京都千代田区丸の内1丁目、浅野哲洋代表清算人)が5月26日に東京地裁より特別清算開始命令を受けた。 1951(昭和26)年設立。石川県内の津幡町やかほく市、
2025-06-13
【パチスロ新台】400枚BB×BT200枚ループ仕様を実現!ボーナス合算確率は“エヴァ”シリーズ最も遊びやすい確率に
フィールズはこのほど、のパチスロ新機種『LBパチスロ ヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~』(ビスティ製)を発表。ホール導入は7月上旬より順次開始予定だ。 本機は、長年にわたり支持を集める「パチスロエヴァンゲリオン」シリーズ最新作にして、ボーナストリガー(BT)を搭載した注目のBT機。従来シリーズでおな
2025-06-09
伝説の名機「獣王」が“ミニスロ”で復活 家庭で楽しめる復刻プロジェクト始動
4号機時代に一世を風靡したパチスロ機「獣王」が、復刻モデル『ミニスロシリーズ第1弾「ミニスロ獣王」』として再び姿を現す。サミーの名機をベースに、約5分の1サイズで忠実に再現した本モデルは、家庭でも本格的なパチスロ体験が楽しめる点が特徴だ。 「ミニスロ獣王」は、2000年に登場したオリジナル機の演出や
2025-06-11
『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式が検定通過
高知県公安委員会は6月17日付で、遊技機の型式検定に関する告示を発出し、『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式の計11型式が新たに検定を通過した。 注目機種としては、長寿シリーズの最新作となる『Pルパン三世14』のほか、ハリウッド版「ゴジラ」をモチーフとした『e GODZILLA』や
2025-06-17