パチンコホール企業が過去10年で半減 長期的な淘汰の流れ続く【音声解説あり】
帝国データバンクはこのほど、「パチンコホール経営法人の実態調査(2024年)」を公表した。これによると、2024年時点でのパチンコホール企業(同社のデータベースに登録のあるホール企業数)は1,201社となり、前年比10.1%減の135社減少。2015年比では実に54.1%減となるなど、長期的な淘汰の
2025-06-13
パチンコ・パチスロ業界ニュース
2025/05/01
パーパスをテーマに講演を行うプローバホールディングスの稲村孝尚取締役。
余暇進は4月8日、令和7年4月度の理事会・部会を開催した。会場には約100名が参加し、㈱プローバホールディングス(以下、プローバHD)の稲村孝尚取締役を講師に迎え、「パーパスによる事業展開について」と題した講演を催した。
プローバHDは1953年に広島市で遊技場を創業し、現在ではゲーム施設、飲食業などを含む8つの事業会社を展開する企業グループへと成長。稲村氏は、グループの中核であるホール企業・㈱プローバに入社後、2019年に同社取締役社長に就任。2024年からはプローバHDの取締役として経営を担っている。
講演では、同社が2023年9月に新たに掲げたパーパス「人々の生活を豊かにします」について紹介。これは、従来掲げてきた経営理念「『人』のつどい、『心』のふれあい、『楽しさ』の共有を大切にし、サービスを通じて喜びをうみだす、社会から愛される企業をめざします。」を原点とし、事業領域の拡大を踏まえて再定義したものである。理念に込められてきた「人とのつながり」や「喜びの創出」といった価値観を継承しつつ、より広い社会的役割を担う企業としての存在意義を明確にした形だ。このパーパスは、同社の平本直樹代表取締役CEOが発案した。
稲村氏は、従業員一人ひとりにパーパスを浸透させることの重要性を強調。全社大会や経営計画発表会、さらに6地域76拠点で実施される平本CEOとの現場対話会を通じて、経営層と現場との双方向のコミュニケーションを推進していると述べた。
また、「日本一“成長を楽しめる”会社」を中期方針に掲げ、従業員の自発的成長を支援する「強存強栄」の人財戦略を紹介した。“強存強栄”とは、個人と会社が共に強く存続し、共に栄えるという意味の造語で、従業員が自らの「ありたい姿」に挑戦し、会社はその挑戦を支援することで、双方が持続的に成長できる関係を築くという考え方である。単なる企業主体の成長ではなく、個人の成長と企業の成長を同時に実現することを目的としている。
従業員は自身のビジョンを明確にし、組織はそれと会社のパーパスを重ね合わせる。個人と組織の目指す方向に重なりを見出すことで、価値の共有が生まれ、事業推進の原動力となっている。
講演を通じて、パーパスを軸とした経営の重要性と、従業員の共鳴を原動力とするプローバHDの組織づくりが具体的に紹介された。多角化する事業の根幹に「人」があるという理念を体現する内容に、参加者は深い関心を寄せていた。
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2025-06-13
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2025-06-11