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「阿部やすひさ君を励ます集い」に業界関係者1,000人以上が来場

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2025/05/15

全日本遊技産業政治連盟主催による「阿部やすひさ君を励ます集い」が5月7日、東京ドームホテルで催され、1,000人を超える業界関係者が来場した。同連盟による「励ます集い」は今年2月に続いて2回目。

当日は、遊技産業議員連盟の田中和徳会長をはじめ、来賓として30名以上の国会議員が参加。業界からも1,000人以上の関係者が来場するなど、阿部氏に寄せる期待の大きさを印象づけた。

主催者を代表して挨拶した伊坂重憲会長は、「今、業界の状況は非常に厳しく、まさに『関ヶ原の戦い』のような状況にある。阿部氏とともに、遊技産業の現状を打破し、未来を切り拓いていこう」と呼び掛けた。

来賓挨拶では議連の田中会長が、遊技業界には課題が多く残っていると指摘し、「他業界に比べて不利な規制や制度が多く、いまだ公的支援の対象から外されている現状を、我々が変えていかなければならない。阿部さんの今後の活躍が、業界の未来を変える」と述べ、阿部氏の活躍に期待を寄せた。

主催者や来賓からのエールを受けて阿部氏は、「私はこれまで、遊技産業に誇りを持ち、業界の社会的地位向上のために様々な活動をしてきた。しかし、業界が抱える問題は根深く、今なお偏見や誤解に苦しんでいる。例えば、コロナ禍での報道では、2%にも満たない営業中のホールが業界全体のように報じられ、私たちの努力が正しく伝わらなかった。このような状況を変えるには、業界内部の努力だけでは限界がある。だからこそ、政治の場に、私たちの声を直接届ける必要がある」と、今夏に国政の舞台にチャレンジする意義を強調した。

また、業界の制度面の課題として、パチンコ業界が風適法下の産業という理由により、補助金や公的支援の対象から外されるなどの不利益を受けていること、さらに価格転嫁が困難なビジネスモデルであり、従業員の賃金改善のためにもファン層の拡大や遊技環境の多様化が求められていることなどをあげ、業界の改革の必要性を力説した。

その上で、「遊技産業の未来を切り拓くために政治と業界の架け橋となり、制度改革を進め、当たり前のことが当たり前に認められる社会を実現したい。そして、遊技産業が胸を張って『社会に貢献している』と言える未来を、皆さんとともにつくっていきたい」と力強く想いを述べた。

最後に出席者全員でシュプレヒコールをあげ、会場一丸となって阿部氏を励まして会を締め括った。

阿部恭久氏

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