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【知ってる?】甘デジよりも“ちょい”と遊びやすい新ジャンル「ちょいパチ」(後編)

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ちょいパチ導入店へ直撃! 業界人から見て「ちょいパチ」って実際どうなの?

更新日: 2016/08/21

こんばんは!

前編に引き続き、後編も私、矢ナリーがレポートさせていただきます。

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【前編】

前編では簡単に「ちょいパチ」がどんなものかをご紹介しましたが、後編では導入している現場にクローズアップ!

実際のホールの雰囲気とともに、裏側で働く方の意見も聞いてみました。

 

【一目でわかる?ホールでのちょいパチの存在感】

 

純に大当り確率の高い機種は、甘デジにまとめられているのでは?

そう思う方も多いだろう。

もちろん、そうなってしまわぬように「ちょいパチ」は段階を踏んで導入されている。

現在までの導入店では、1機種毎の台数は少ないものの、島やコーナーにまとまって導入されており、装飾も定められたものを使用している。そうすることで、「ちょいパチ」の認知度を強化していこうという狙いもあるのだ。

 

その導入店のひとつである《エスパス日拓新宿歌舞伎町店》――。

同店では外のポスターや案内図にキチンと「ちょいパチ」の表記がなされている。

通路から見てもイーゼル型の看板やフラッグが「これでもかっ」と思えるほどアピールされている。

機種毎のスペック表記も他のコーナーに比べると大きく、詳細に掲示されている。

 

これだけあれば、さすがにひと目で「ちょいパチ」と、おわかりいただけたのではないだろうか?

そして、あなたのホールにも、気付けば後ろに「ちょいパチ」があるかもしれない・・・ヘ( ̄ー ̄ヘ)~

 

【ホールからみた「ちょいパチ」の立ち位置】

 

て、ここからは《エスパス日拓新宿歌舞伎町店》の三浦店長に聞いてみた内容だ。

運用側からみたホールでの「ちょいパチ」の位置づけや実際の反響などについて迫ってみた。

協力してくれたのはちょいと照れ屋さんな平井賢似のイケメン・三浦店長。・・・イケメン( `д´)ケッ

 

矢ナリー「よろしくお願いします」

三浦店長「こちらこそ!よろしくお願いします」

「単刀直入にいうと、ちょいパチの稼動ってどうですか?個人的にはスペック的な興味は大きいのですが・・・」

「まず稼動ですが、お察しの通り、勝負しようというスペックではないので朝から晩まで稼動100%!とはいきません。ただ、一定の層には受け入れられつつある傾向が見られますね。客層は20代~50代以上と幅広いですが、どちらかというと若年層と、年配層が多いです。矢ナリーさんのようにスペック的な興味、魅力で若年層のお客様が、低貸玉のように長時間遊びたいという需要から高齢層のお客様が打たれているようです」

「なるほど。矢ナリーはまだ若いと・・ありがとうございます」

「!? そうは言っていませんよ(笑)」

「冗談ですよ(笑)。まぁ30~40代は短時間で“勝負したい”方が多いのかもしれませんね。僕もそういう日もあります」

「そうですね。客層や稼動を見ると、私の認識としては4円パチンコの羽根モノに近い位置づけです」

「羽根モノといえば、ニコニコ超会議2016の日遊協ブースでちょいパチを打った何人かのファンが『羽根モノみたい』ともいっていましたよ」

「スペック的にそう感じるかもしれませんね。低射倖性かつ、大当り1回あたりの出玉は近いところがありますし。僕のおススメは『海物語』ですが、よく回るし稼動もいいですよ」

「鉄板ですね。海が似合いそうな彫りの深い顔しているだけある」

「( `_ゝ´)ムッ」

「ごめんなさい。調子に乗りましたm(_ _)mでも、三浦店長も導入機種は実際に打つわけですよね。打ってみてなにか思うところってありますか?」

「あえて言うならコンテンツでしょうか。現状の導入機種は、いままで発売された機種のスペック違いなので、ゆくゆくは、(他スペックと)同時期に発売されたり、ちょいぱち専用機があったりしてもおもしろいと思います。でも、古いという意味では『冬ソナ2』は女性に人気ありますよ。お客さんにとっては懐かしいらしいですね」

「それはいい意味のリバイバルですね。しかし、専用機ですか。9月以降は僕もまだ情報がないので、期待したいところですね」

「そうですね。アプリ連動なんかもあって、『ちょいパチ』でしか味わえない楽しみがあると一層認知も広がると思うんですけど・・・」

「それはおもしろそう!是非メーカーさんにはがんばってほしいところですね」

「夢が膨らみますね~」

「最後にもうひとつ。確信とまではいきませんが、ぶっちゃけ『ちょいパチ』ってジャンル要ります?」

「またド直球ですね(笑)。ずばり必要だと思いますよ」

「それは何故?」

「パチンコを打って、“大当りする”って大切です。一回も当らないで帰る時ってつらくないですか?それに対して、一回チャンスを掴んだ意味は大きいです。“大当り”という楽しみの価値観は計り知れません。それだけに大切に扱っていきたいと考えています」

「確かに、最近負けて変えることが多いなぁ(遠い目」

「あれ?私の話、聞いてます??」

「ちなみに、さっき取材前にここで打って当らなかったんですけど・・・」

「その辺は運もありますので!!自己責任でお願いします(笑)」

「ですよねぇ。確かに“当てて帰る”という価値観はひっっっじょ~にわかります!参考になりました。ありがとうございます!!」

「こちらこそ。当店は今後も『ちょいパチ』は定番化させていく予定なので、是非打ちにいらしてください」

「もちろんです!」

 

【NG TAKEというか、今回のまとめ】

 

切に扱っていきたい、という三浦店長の声を聞き、安心した一方、せっかく取材に来たのだ。

実践しない手はない!

   

と、意気込んでいたのだが、結論から話そう。当りませんでした…orz

こんなところでもヒキ弱。「ちょいパチ」の印象をぶち壊すつもりは無いんです。・・・ただヤラセなしの事実です。

 

まぁ、落ち込んでいるだけでは仕方が無いので、実践内容を報告しよう。

実践機種は『CRちょいパチ甦りぱちんこ~花満開~29』。

投資は3000円(ネット上でのおよそ一回は当りを引ける理論値を参考)。

総回転数は80回転。1000円あたりの平均回転数は約26回転。

遊技時間は20分強。

大当り自体には繋がらなかったが、ロングリーチ毎に一喜一憂する余裕はあった。あったんですよ・・・?

もちろん、ちゃんと周りは当っていました。あしからず。

 

筆者の感想としては、「ちょいパチ」以外のジャンルの機種と比較して、非常に“回せた感”は大きいことだけだ。大当りや連チャンを交えた感想を語れないのは悲しい悔しいが、それは読者自身が体験してもらいたい。

 

ただ、私的感覚として思ったのは、「これなら友人や知人を連れて遊びにいけるかな?」と思えた感覚だ。

当企画の出発点である「ちょいパチ」の認知。確かに、発案した団体やホールの取り組みはその丁寧、かつ慎重さから新ジャンルを育てていきたいという想いを感じずにはいられない。ただ、それはホールの中、業界の中という点に過ぎないというのが本音だ。

 

本当の認知拡大は業界への呼びかけでもなく、広告でもない。

それは既存ファンが、“パチンコの楽しさ”を誰かと一緒に分かち合いたいと想う意思や行動が大きな役割を持っていると筆者は、考えている。

 

だからこそ、パチンコ好きなら一度「ちょいパチ」を触れてみる機会を作ってみてはいかがだろうか?

文/矢ナリー

写真/パパラッチョ●野

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