FAXで
記事一覧へ公開日: 2015/07/23
今でこそスマホやケータイ電話にカメラ機能が搭載されているのは当たり前になっていますが、およそ14年前の2001年・夏頃は、まだ一般的ではありませんでした。
2001年の夏頃といえば、ようやくJ-PHONE(現・ソフトバンク)が「写メール」という言葉を使い始めた時期。黎明期です。
まだほとんどの人がカメラ機能のないケータイ電話しか持っていませんでした。
ボクもです。
仮にカメラ付きケータイを持っていたとしても当時のカメラはビックリするほど画質が悪く、最先端のモデルでも
7万~11万画素ぐらいが当たり前でした。
現在のスマホは800万~2000万画素が標準ですから、天と地ほどの差がありますね。
ということは、まだ当時、パチンコ店の店内で(出目や液晶画面の)写真を撮るという行為も一般的ではなかったということです。
そんなとき、三重県の6枚交換店で新装2日目の「コンチ4X」を打って
1万5222枚のレシートをゲットいたしまして。
今だったらその場でレシートの写真を撮り、ツイッターやらブログに載せてさりげなく自慢するところですけどね。
当時は現場にデジタルカメラがありません。
でも、せっかくゲットした万枚レシートですから、なんとかしてネタにしたいわけです。
あれこれ考えた末に名案が浮かびました。
そうだ、コンビニ行こう!
レシートを持って最寄りのコンビニに走り、コピー機でレシートのコピーを1枚取りました。
閉店時間が迫っているのであわててホールに戻り、レシートを景品に交換。そして今度は、コピーした紙を持って三重県在住の知人宅へ。
※知らない方のために補足しておきますと、ボクは当時、住む家を持たないホームレス状態だったのです(ただしクルマは持ってました)。
その知人宅にあったFAXを使わせてもらい、編集部宛てに送信→ついにレシートの画像を東京に届けることに成功しました。
そのときのレシートが載っている書籍はコチラです。
2001年9月発行『獣王&万枚機・設定攻略パニック7』
パチンコ・パチスロ関連書籍にレシートの画像が載ったのは、おそらくコレが史上初なんじゃないかと思いますね。
ちゃんと調べたわけじゃないですけど。
だからどうしたと言われたら困っちゃいますが、なるほどそんな時代もあったんだねと、おじいちゃんの話に耳を傾けるような感覚で読んでいただけたら幸いです。ぺこり。
(´・ω・`)
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