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名波誠

ヒキ強の第2位

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公開日: 2015/08/23

2003年3月27日(木曜)の朝、ちょっとしたアクシデントに見舞われながらも、無事に種子島行きフェリーに乗ることができた名波アマ。

 

ヒキ強い2-3

ヒキ強い2-2

種子島の港に到着するまで3時間半ぐらいかかるのですが、とくに何もやることがありません。ちょ~ヒマです。

もしも今だったらスマホをイジりたおして時間をつぶすこともできますけどね。当時、そんな便利なものはありません。

 

しかたないので船内に置いてあった南日本新聞(=鹿児島県の地方紙)の朝刊を手に取ってみましたらば、あ~らビックリ。

 

3月28日、種子島宇宙センターからロケット打ち上げへ

 

 

…え~と、3月28日って …明日じゃん!?

 

 

打ち上げられるのが「軍事目的の偵察衛星」のため、テロ対策等の観点から、ギリギリ直前まで日程が伏せられていたんだそうです。

 

しっかし、こんな偶然あります?

な~んにも知らず、たまたまロケットの打ち上げ前日に、種子島行きのフェリーに乗ったんですよ。

 

 

 

しかし、ここで一つ疑問が生じます。

もしかしたら、かなりの数のロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられてるんじゃね?

だとしたら、打ち上げの現場に遭遇できる確率って、そんなにビックリするほど低いわけじゃないんじゃね?

誰でも簡単にロケットの打ち上げが見れるんじゃね??

 

 

 

 

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の公式HPで調べてみました。

 

2001年以降、種子島宇宙センターから打ち上げられた「H-ⅡAロケット」と「H-ⅡBロケット」の数です。

 

 

  H-ⅡAロケット H-ⅡBロケット
2001年 ― 
2002年 ― 
2003年 ― 
2004年 ― 
2005年 ― 
2006年 ― 
2007年 ― 
2008年 ― 
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
合計 28

 

種子島宇宙センターから、過去15年間で合計33機のロケットが打ち上げられていることがわかります。

ちなみについ先日(8月19日)、国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられた物資補給機「こうのとり5号機」はH-ⅡBロケットのほうです。

 

 

H-ⅡAロケット…気象衛星「ひまわり」や小惑星探査機「はやぶさ」の打ち上げに使用。運搬能力およそ15トン。

H-ⅡBロケット…H-ⅡAロケットよりも重たい積み荷を宇宙に運べるかわりに、打ち上げコストが少し高い。運搬能力およそ19トン。

 

 

 

というわけで、ボクが訪れた2003年の種子島では、ロケットの打ち上げが行われたのは2回だけ。しかも事前に打ち上げの日程を把握してフェリーに乗ったのではなく、フェリーが出港したあとに知ったんですからね。かなり薄いところをレバーオン一発でツモったことになるのではないでしょうか(種子島を訪れたのは、人生で、このときの1回だけですし)。

 

 

すべては、鹿児島市で泊まったホテルのドアが開いてくれたおかげです。部屋のドアが開いて良かった!もしもドアが開かなかったら!!

どんなホテルやねん

 

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