ボギん!のその後
記事一覧へ公開日: 2015/09/17
2013年に放送されたNHK・朝ドラ『あまちゃん』の舞台になっている岩手県久慈市(くじし)で買ってきたコハクの原石を磨いてみよう!
のつづきです。
前回お伝えしたように、この大きさで1万円ほど。ちゃんとした箱や袋に入った状態で売られています。そこらへんに転がっている石とは違います。
そりゃそうだ
そのままの状態で鑑賞するもよし、磨いて丸くするもよし。ボクは後者を選びました。
《コハクの勉さん》がドラマの中で磨いていた大福モチぐらいの大きさの立派な石と違って、ボクが買ったのは、ちっこいやつですけどね。
で、
紙ヤスリで磨き始めて、ほんの数分でボギん!
直売コーナーの女性が言っていたとおりになりました。
『割れやすいので気をつけて扱ってくださいね(はぁと)』
コハクの原石にはヒビのような線がたくさん入っているせいか、力を入れ過ぎると簡単に割れてしまうんですね~。
小さなカケラになってしまったほうは、ざっと見積もって800円分ぐらいでしょうか。しかし、割れてしまったものは仕方ありません。
もともと9000円ぐらいの大きさの石を買ったんだと自分に言い聞かせ、あきらめずに磨いていきます。
写真ごとにカタチが違って見えますが、じつは複雑な形状をしてるんですよ。写真だと石の一面しか見えないので分かりにくいですけど。
あのあとは大きな事故もなく、順調に丸くなっていきます…
磨き始めてから4日後の姿がコチラ
たまに、光にかざしてみたりなんかして。
ここから先はキメの細かい2000番の紙ヤスリにチェンジして磨いていきます。
そして、さらに3週間が経過…
どうですか。シロウトでも、けっこうキレイに磨けるもんですよね。割れてしまったカケラのほうも、今となってはご愛嬌?
もっともっと攻め続ければ、市販されているアクセサリー製品ぐらいなめらかな表面に仕上がるのかもしれません。しかし、原石っぽい雰囲気が微妙に残っている、この状態も悪くないな、と思いまして。
ここで磨くのをヤメました。つまりは、上の写真が「今ココ」です。
皆さんも岩手県久慈市を訪れて、コハク磨きにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
沖ドキ指数の高い街ではないので、ほかの機種で頑張ってください。
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