データ機がないホール
記事一覧へ公開日: 2018/07/08
引き続き「パチスロひとり旅Classic」をお送りします。
およそ一ヶ月間にわたって東北・北海道エリアをウロウロしてみたものの、越中詩郎さんから全力のヒップアタックを食らっただけに終わってしまった1999年(平成11年)の春。
(´・ω・`)
省略しすぎ
このままでは所持金が心細くなる一方でヤバイ!というわけで、過去に長期滞在したことがあって土地勘のある静岡県富士市に流れつきました。
富士市で実戦するのは半年ぶりぐらい。
当時の富士市は6~7枚交換主流で、最大の特徴は
データ機を設置しているホールが1軒もない!
ことでした。
組合の申し合わせなのか、当局からの指導なのか、正確な理由は知りません。当時の静岡県は全てのホールがデータ機を設置していませんでした。
ボーナス回数も総回転数も、まったく分からないんですよ。
ちなみに1999年当時、データ機の設置を禁止(自粛?)していたのは47都道府県のうち、静岡県だけです。
今では考えられない光景ですが、当時の静岡県では、それが当たり前。
え?
ボーナス回数も総回転数も分からないのに、どうやって台選びをすればいいんですかって?
そんなの簡単ですよ。
野生のカンですよ
(´・ω・`)
まあ、それは半分くらい冗談ですが、半分くらい本当です。
条件は他のプレイヤーも一緒ですし、むしろ朝イチからシマ全体の状況を見渡すことができるボクのような立場の者は少し有利でした。
カド台がイイ感じだな、とか、シマ全体的に今日はシメてるっぽいな、とか。朝から見ていれば、ある程度は分かります。
しかも優秀台だけピンポイントで狙われることがあまりないので、ホール側としても高めの平均設定で営業することが可能だったんじゃないかと思われます。そもそも6~7枚交換だったというのもありますし。
そんな状況のもと、フル技術介入なら設定1でも負けない甘い仕様の機種を打てば、理論的には、それなりに勝てるハズなのです。
果たして今回は…
1999年4月24日・土曜
朝7:30頃、寒さで目が覚める。
エンジンかけて暖房を入れたら9:30頃まで寝過ごした。顔を洗ってヒゲそってたら10:00になっちゃった。今日、大丈夫かいな。
一夜を明かした「道の駅富士」にて、いきなりの寝坊スタート。
長距離運転の直後ですし、おそらく疲れていたんだと思います。
富士市・M店
B-MAX…即のまれ(-)9000円
富士市・7枚交換L店
クランコがDr.A7に変わっただけで、タコスロ、フローズン、バーサスは、そのまんま。新たにハナビ加わってる。
小鹿番と馬場のぼる先生は2人並んでDr.A7やってる。
何も打たず退店。
手当たり次第に試し打つのではなく、まずは偵察気味に富士市内を回る方針です。
L店は半年前に、かなりお世話になったホールで、アルゼ系(現・ユニバーサルエンターテインメント)の技術介入機を多く設置していました。今回も設置機種に大きな変化がなくホッとしています。
「小鹿番」「馬場のぼる先生」は半年前にもL店にいた年配の常連さん。勝手にニックネームをつけてゴメンナサイ。
(´・ω・`)
ゴメンナサイ
プロっぽい動きをしているわけでもなんでもない、いわゆる「おやじ打ち」の常連さんが半年経っても常連さんであり続けていることから見ても、悪くない平均設定で営業していることが伺い知れます。
小鹿番さん、馬場のぼる先生についての説明は割愛します。
(´・ω・`)
富士市・MY店
ジャパン…(-)1000円
ハナビ…投資1000円で3時間(+)1万3400円
富士市・TJ店
等価。火曜休み。9:00~22:00。B-MAXあり。ちょっと変わった店だ。
ST店は半年前には無かった新しいホールで、たしか、この日がグランドオープンの2日目ぐらいだったんじゃないかと記憶しています。
新潟県の某パチンコホールが経営コンサルティング業にも進出し、全国各地に似たような名前の、しかし経営者は全く違うホールが次々に誕生しました。
店舗の内装や外装に特徴があって面白かったので、「ちょっと変わった店だ」と書いています。
何も打ってないのに「等価」だと分かったのは店内に「等価(交換)」という表示があったからです。
男子トイレの小便器にゲートインすると、目の前に「当店はコイン1枚の重みが違います!!」などといったPOPが貼ってあったりしたものです。
(´・ω・`)
あったあった
本日のトータル収支
…(+)3400円
なんとかプラス収支を確保して、この日は終了。
翌日は、偵察中に発見したTJ店に朝イチから突撃することになります。
(´・ω・`)
つづく
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