台移動自由の権利もらえず

「パチスロひとり旅Classic」のつづき。

2000年（平成12年）1月、滞在しているのは東北地方の福島県いわき市です。

いわき市は人口およそ35万。仙台市に次いで東北地方第２位の、まあまあ大きな都市なのですが。

気候が温暖で、ほとんど雪が降りません。

１月の平均気温は

北海道旭川市…(-)7.5℃
青森県青森市…(-)1.2℃
山形県山形市…(-)0.4℃
福島県いわき市…(+)3.8℃

※気象庁のデータベースより引用

 いわき市は東北地方と思えない暖かさです。

ついでに８月の平均気温は

北海道旭川市…(+)21.1℃
青森県青森市…(+)23.3℃
山形県山形市…(+)24.9℃
福島県いわき市…(+)24.2℃

ご覧のように、夏の気温が特別に高いということはありません。つまり、夏と冬の気温差が小さいんです。

「（比較的）冬あたたかく、夏すずしい」ってことです。

パチスロの状況がいいわ、過ごしやすい気候だわで、なるほど「ぜひ、いわき市に来てください」と誘いたくなるのも無理はないですね？

2000年1月12日（火曜）

Ｇさんから「1月15日に、いわき市在住スロッターの飲み会があるから来ませんか？」とお誘いあり。

ボクをいわき市に誘い込んだ数名のスロッターのうちの一人、Ｇさんから飲み会のお誘いが来ました。

スロッター同士で集まるとか、どういう雰囲気なんだろ？

誘われた時点では、いまいちイメージできませんでした。まだ「オフ会」なんて言葉が一般的ではなかった時代ですし（存在してたかもしれないけど）。

1月13日～1月14日は省略して、飲み会の日…

2000年1月15日（土曜）

朝8：35

ビジネスホテルいわきチェックアウト。

朝8：45

いわき市・平Ｄ店へ

すごく人が並んでるんですけど。

Ｄ店は7枚交換で、この日は「開店から30分以内にBIGボーナスを引けば、台移動が丸一日フリーになるパスがもらえる」というイベントを開催。土曜日ということもあってか、かなりの行列ができていました。

っていうか、この時代は台移動NGが一般的だったんですよ（沖縄県を除く）。

サンダーＶ…投資5000円当たらず。

(-)5000円

アレックス…投資4000円でREGボーナス。そのままBIGボーナスを引き当てたけど、すでに9：40。台移動自由の権利はもらえず。

夕方4時30分まで追いかけて１箱交換。退店。

(+)1万7800円

平Ｔ店（等価）

B-MAX…投資8000円でBIG。すぐにヤメ。

(+)3400円

本日のトータル収支…
(+)1万6200円

夜８時からの飲み会へ。

指定された場所に駆けつけてみると、漫画家の先生を筆頭に、約６名のメンバーが揃っていました。

え？

漫画家の人って、たいがい東京とかに住んでるものなんじゃないの？

不思議に思いましたが、いわき市に住み、いわき市でパチスロを打ち、パチスロ漫画を描いているとのこと。

このときは、まだパチスロ漫画雑誌のことをよく知らなかったんです。

いちおう、何度か読んだことがあるし、試しに買ってみたこともありました。でも、

あんまり役に立たないし

と思って、軽く見ていたんです（にがわらい）。

飲み会の席では、とてもアツく、とても楽しくパチスロの話をしました。

この２年半ずーっと、ひとり寂しく行動してましたからね。

そりゃ楽しいですよ。

しかし、パチスロの通常時の小役狙い打法を表す「ＫＫＫ（ケーケーケー）」という言葉をボクが発したときです。

「鈴木先生の前なんだから、そこは『ＤＤＴ（ディーディーティー）』でしょ～」（一同、笑い）

(´・ω・｀)？？？

あとで理解できましたが、このときは、まだピンと来ていませんでした。

このことについては追々、説明します。

３次会まで行って、早朝5：00に解散。

原町方面に少し走って、道路脇のパーキングで仮眠。