急にスイッチが入るおじいちゃん
記事一覧へ公開日: 2021/09/12
「パチスロひとり旅Classic」です。
2003年(平成15年)3月下旬、鹿児島県の種子島を訪問しました。
滞在したのが3泊4日だけだったのに、奇跡的にロケットの打ち上げに遭遇したり、厳重な検問をノーチェックで正面突破したり、カミソリの刃をグイグイ押し付けられて14ヶ所から出血したり、おみくじで末吉をひいたり。
(´・ω・`)
ラジバンダり
↑脳みそのブレーキが効かず他人の金メダルを噛んじゃうタイプ
息つく暇もないぐらい充実した旅になりました。
って、まだ終わってないんですけどね。
今度は屋久島に向かいます。
種子島滞在3日目に「屋久島行きフェリーの乗り場」を発見し、急に決めたことです。
2003年3月30日(日曜)
2泊したホテルを10:00ギリギリにチェックアウト
5250円×2だった
部屋にシャンプーが置いてなかったりするなど、「1泊目」の立派なホテルよりも簡素だったんですけどね。
意外と高かったですね。
ホテルのロビーに貼ってあった広告マップに屋久島行きフェリーの電話番号が書いてあったのでメモ
予約の電話をかけてみたけど誰も出ない
偶数日は出航が14:45だから
まだ早いんだろーか
フェリー乗り場に行く前に
鉄砲館を見学(310円)
パソコンのフォルダーに残っていた「鉄砲館の写真」
まったく記憶にないんだけどナニコレ?
種子島の観光施設「鉄砲館」は今(2021年9月)も営業しています。
現在の入館料は大人1名440円。
もう一回
屋久島行きフェリーに電話してみたら
「…はぇい」
なまりのある
ちょっと頼りない感じの
おじいちゃんの声
名波「フェリーの予約をしたいんですが…」
ガチャン!
いきなり切られた~
番号を間違えちゃったのかもしれない
うわ~~
クルマに積んである道路地図・九州版の巻末のフェリー案内のページに電話番号が載ってたので、そっちのほうにかけてみたら
上屋久町の役場だった
しかし日曜日だからか
役場の警備室につながってしまったようだ
ここじゃダメだからと
フェリー担当の電話番号を教えてくれた
教えてくれた番号にかけたら
「はい」
おばさんっぽい声だ
名波「フェリーの予約をしたいのですが…」
おばさん「おたく様は今どちらにいらっしゃいますか?」
名波「種子島…ですけど」
おばさん「それじゃあ、こちらじゃなく種子島の港のほうに電話してもらえますか」
名波「はいわかりました」
おばさんから種子島の港の電話番号を教えてもらった
ん?
よくよく見てみたら
これ
一番最初にかけた電話番号と一緒じゃ~~~~ん
やっぱり正しかったのか!
ケータイの発信履歴を確かめてみたけど
正しく押していた
わしの間違いではなかった
また切られたらどうしよう…
ドキドキしながら電話をかける
プルルル
プルルル
…「はぇい」
(あのおじいちゃんの声だぁ~)
名波「あ、あのぉ~、フェリーの予約をしたいんですけど…」
おじいちゃん「おたく、どちらさん?」
名波「え、あ、屋久島行きフェリーの予約は番号違うんですかね?」
おじいちゃん「おたく、どちらさん?」
名波「え?…え~と、名波と言います」
おじいちゃん「ナガイさん?」
名波「いえ、ナナミです」
おじいちゃん「ナガイさん?」
名波「ナ・ナ・ミ・です」
おじいちゃん「車の長さは?」
名波「4メートル未満です」
おじいちゃん(急にハキハキした声で)「じゃあ、船が出るのは14時45分だから、その30分前までに港で乗船手続きをしてくださいね」
名波「はい分かりました」
ガチャ!
おーーいおいおい
やればできんじゃんおじいちゃん!
鹿児島県の旅は続きます
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