サンシャインKYORAKU栄
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パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2017/05/23
さて、本日から全国導入が始まった、京楽の『CRぱちんこ必殺仕事人V』。
ここでは、それに先んじて導入されていたメーカー直営店での、先行実戦の模様をお届けしたいと思う。
導入より連日満席フル稼働との噂を聞いていたので、気合の5時起きで開店待ちへ。おかげで一番乗りだったが、平日にもかかわらず、結局この日も全台フル稼働だった。
さて、1日打ってみての感想だが、演出としてはまさしく『CRぱちんこ必殺仕事人』シリーズの、というか古き良き京楽イズムが戻ってきた感がある。
あくまで個人的感覚ではあるが、ひと昔前の京楽機種は演出的に「全部揃わないと大当りしない」印象があった。要は「先読みがあって、擬似連3連があって、強チャンスアップ(できればゼブラ柄)があって、強リーチに行って、やっと初めて期待できる」みたいな。
それがここ最近の機種では、軸となる強演出があれば他は何でもいいような演出バランスが見受けられた(例えば『GANTZ』の「GANTZフラッシュ予告」とか)。他メーカー機種を見ても、それが確かに一般的ではあるのだが。
その点、今回の『仕事人V』においては単体で図抜けて強い演出、特に予告にはそういった演出がほとんどないので、「コレは当たるやろ!」と思わせといてハズレってパターンが結構ある。実際、擬似連3連でも信頼度20%もないわけだし。
結局「揃わないと当たらない」どころか、「揃ってからがスタートライン」という演出バランスは人を選ぶかも知れない。個人的には最後まで気を抜けないので、これはこれで楽しいのだが。
あ、唯一出たら当たらないと困るって予告がひとつ。「アジトゾーン」はトータル信頼度が50%弱あり、カットインの人数が2人以上なら80%を超える。こいつだけはハズしたら泣いていい。
あと、通常時の演出バランスに関してさらに言えば、保留1消化時の賑やかしというか、演出の上げ底っぷりが、いかにもザ・京楽だなと(笑)。
これは経験からの勝手な思い込みかも知れないのだが、京楽機種の通常時の保1消化および、残り電チュー保留消化時は、同じ演出でも信頼度が格段に下がる。
事実、今回の実戦で「激震主水リーチ」が4回発生したのだが、ハズれた3回はすべて保1消化だった。保1消化はシステム上、変動が長くなるので、賑やかしの演出が出やすいのは確かだろう。
激震主水リーチは間違いなく一番大当りに絡みやすい演出だが、信頼度は約55%程度。ハズれる時はハズれるので、過度な期待は禁物ということで。
なお、残り電チュー保留に関して『仕事人V』においては、大当りしていればほぼプレミアムのカウントダウン演出が発生するので、この心配はないのであしからず。
激震主水リーチについてさらに言えば、ゼブラ柄出現から豪剣なしで激震主水リーチに発展するとハズれる気がする。
これは、「ゼブラ柄+豪剣フラッシュ→激震主水リーチ」の3つの激アツ演出重複で大当り濃厚という法則があり、わざわざ豪剣Fを欠けさせる時点で「アレ〜?」てな話なわけで。
激震主水以外に発展した時もまたしかりなので(トータル信頼度はどれも30%未満)、信頼度が跳ね上がる「激震予告」複合に期待したい(激震主水リーチでは必ず複合するので除外)。
で! 勝ったか負けたかは別としてスペックの話。
上っ面だけ見たら「玉なしの突確割合高すぎじゃね!?」と思っていたのだが、実際打ってみたらもう「やれる感」しかしない。「小当りRUSH」と「時短100回転」の恩恵が大きすぎる。
確変さえ引ければ一撃1万発は余裕で射程圏内。もしショボ連で終わっても、時短100回転でもうワンチャンある。過去のMAXならともかく、300分の1そこそこのミドルなら100回転あれば十分期待できる。
今回の実戦で、自分は最大でも持ち玉1万発程度にしか伸びなかったが、実質これも一撃。背後で打っていた某ライターさんに至っては、きっちり連チャンさせて2万5千発近くをお持ち帰りになっていた。
あとは何より、出玉一律という点がデカい。初当りの出玉がショボいと、確変を引けなかった時やショボ連で終わった時に、次の大当りを頑張って狙おうという気が正直失せる。「また現金投資か…」という負の感情が芽生えるからだ。
ある程度の出玉を得ていれば、(「これなくなったら帰ろう」という考えだったとしても)諦めではなく前向きに次に向かえるというものだろう。先に書いた通り、時短も100回転あるわけだし。
以上を踏まえた上での評価はコチラ。
■演出 ★★★☆☆
アツそうに見えてあっさりハズレが連発すると演出不信に陥る。
■スペック ★★★★★
出玉一律&時短付き確変ループで安定感あり。確変中に玉が減らないだけでストレスのいかに少ないことか!
■食える度 ★★★★☆
台数もそこそこ多く立ち回りやすい。「回れば勝ちやすい」スペックだが、『GANTZ』の前例があるので店側もそれなりに扱うかと。
■総合 ★★★★☆
個人的には状況次第で今後の主軸となりうる機種。
懸念材料はスペック面より、とにもかくにも確変中を含めた「仕事人仕様」の演出バランスに耐えられるかがすべて。ちょっと派手めな演出が出るたびにテンション上げてるようじゃ持たない。
打つか打たないかを問われれば、間違いなく打つ! エアバイブ考えた人は天才!!
最後に今回の実戦データを。オマケなんで物好きな方だけどうぞご覧ください(泣)。
©松竹・ABC
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