ぱちんこ 新・必殺仕置人
京楽
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2021/06/07
2018年にパチンコの出玉に関する決まりごと=規則が改訂されたことによって、それ以前の機種に課せられていた「確変継続率は65%以下」というルールが撤廃されました。
これにより、2019年以降は連チャンが長く続く可能性のある機種が数多く登場。2桁連チャンが期待できるマシンも珍しくなくなったのです。
さらに、連チャン中の小当り確率を実質大当り確率に設定できる1種2種混合機は、一般的な確変タイプ(ループ機&ST機)の確変中大当り確率よりも高く設定することが可能で、より速い連チャンスピードを実現しました。
※ループ機やST機の確変中大当り確率は「通常時の10倍以下まで」
1種2種混合機については下記のページをチェックしてみてください。
>>用語解説シリーズ「1種2種混合機」はコチラで詳しく解説!<<
前述の規則改訂後、2019年にSTタイプの『ぱちんこ 新・必殺仕置人』(京楽)が、従来機以上の継続率と高速連チャンを成し遂げ話題となりました。しかし、それをも上回る連チャン速度の1種2種混合機『P大工の源さん 超韋駄天』(三洋)が2020年に登場したのです。
連チャンモードのRUSHは、TOTAL継続率約93%と現役機の中でも最高峰。さらにその消化時間は次回大当り獲得まで平均約11秒と圧倒的に速いため、瞬く間にホールで人気を集める結果となりました。
ちなみにこの機種の大きなポイントは、“電サポの時間を極端に短くすることで電サポ入賞で得られる玉の影響をなくした”ということ。
パチンコもパチスロも規定で「出玉率(打ち出した玉または投入したメダルに対して一定時間内で得られる出玉の上限)」が定められていますが、パチンコの場合はこの“得られる出玉”にヘソや電チュー入賞時の賞球も含まれます。
つまり、電サポが作動する時間が長いほど賞球による出玉も多くなってしまい、その分大当りで得られる出玉が少なくなってしまうということです。
それに対して『P大工の源さん 超韋駄天』は、電サポの時間を極端に短くすることで賞球などの影響を極限まで削り、かつRUSH非突入時は即通常時へ移行する仕様にしたことで、その分の出玉を“全て大当り出玉へと集中”させています。
これにより、圧倒的な速さと短時間で大量出玉を獲得できる仕様を実現。100連チャンですら1時間もかからないであろうこの台は、まさに現代パチンコにおけるモンスターマシンと言えるでしょう。
そしてこのヒットを受けて、各メーカーからも1種2種混合機スペックによる超速マシンが続々と登場。これからも流行が続くと予想されるジャンルと言えます。
それでは、『P大工の源さん 超韋駄天』以外の機種で、確変機・1種2種混合機を問わず連チャンスピードの速い10機種をピックアップしていきましょう。
とにかく出玉の嵐に酔いしれたいプレイヤーの皆さんは、一度打って連チャンを体感することをオススメします。
『P大工の源さん 超韋駄天』以前の超速マシンの代名詞。STスペックで、ST130回転は5分程度で消化できる。高速消化ながらアクション数は多彩でプレミアムもたっぷりなほか、自分好みに演出をカスタマイズできる点も好評。
確変2回ループ&保留連チャンを搭載した初代『花満開』のシステムを、1種2種混合機として現代流に復刻したマシン。連チャン中の実質大当り確率は1/1でスピードも速く、3・7図柄で当たる限りプラス2回の大当りが加算されていく仕組み。
2015年に初代が登場し、多くの連チャンジャンキーを虜にしたマシンの復活版。連チャンすれば全て10Rとなる一方、終了時は出玉も時短もないデッドオアアライブ仕様だが、高速変動によって類稀なる消化速度を実現。なお、ライトミドルのシリーズ機『199Ver.』も登場していて、初当りが軽いため連チャンそのものを味わうならこちらがオススメ。
初当りの99%で突入する時短1回転(大当り期待度約52%)を乗り越えれば、大当り消化後に時短2回転へ突入するシステム(右打ち中実質確率は1/1.92)。継続率は約77%と他機種にやや見劣りするものの、大当りは全て10R&1500発払い出しと、積み重なった際の爆発力は随一のマシン。
遊タイムや電チュー残保留の突然時短当選で超ロング時短が付いてくるなど、新基準機ならではの機能を複数搭載したマシン。ST継続率約83%&電チュー消化の70%が10R(1500発払い出し)と実力も十分で、一撃●万発獲得といった報告も多い台。
遊タイム付きの1種2種混合機で、連チャンモードの「奴RUSH」は継続率約83%&次回大当り獲得までの平均獲得時間は約43秒を誇る。連チャンが1時間継続した場合は3万発台後半~4万発超の出玉も獲得可能なほか、遊タイム発動時は奴RUSH突入となるため、ハマってからの一発逆転も期待できる。
こちらも1種2種混合機。連チャンモード『BIG SNIPE3000チャレンジ』の継続率は約60%と他機種に比べ一見低く見えるものの、これは15R×2回=3000発払い出しの数値で、連打した際の出玉量は破格の一撃性を備えている。BIG SNIPE BONUS1回につき消化を含め約5分程度で、1時間継続すれば3万発超の出玉を獲得可能。
1種2種混合機で、右打ちの「天国モード」には38.7%で突入する。7図柄で大当りすれば以降4回の大当りが約束されるが、3図柄大当りが4回続けばモード終了となるシステム。天国モード中の7図柄大当りの割合は31.4%のため、どれだけ7図柄大当りを引けるかが大量出玉獲得の鍵を握っている。とはいえ、連チャンが継続すれば1時間での2万発超えも余裕な台。
電サポモードと電サポ回転数振り分けの多さが特徴の1種2種混合機。ゲームフローはやや複雑なものの、他機種に負けず劣らず出玉速度は速い。遊タイムも搭載されていて、発動時は大当り濃厚となる∞RUSH突入に突入するなど、ライトミドル機としては高い性能を誇っている。
TOTAL継続率約91%と破壊力抜群の「コードギアスチャンス」が目玉。コードギアスチャンスは時短11or250回転で、開始直後の5回転は高速変動&即当りがメインとなる。また、保留内で大当りしている場合は出玉が上乗せされるような「ギアスRUSH」が発生する可能性もあり、1回の大当りで大量出玉を獲得できる感覚を味わえる。上乗せによる出玉増加とスピードが病みつきになる1台。
現在のパチンコ界で、ヒットする条件のひとつともいえる「出玉速度」。
確変機および1種2種混合機を含め、出玉速度の速い機種を取り上げて紹介しましたが、上に挙げた10選の中でも、時速における数値の高さは1種2種混合機が目立ちます。今後もこのジャンルが隆盛&進化し続けていく可能性は高いと言えるでしょう。
連チャンには運の要素も大いに必要となりますが、今回紹介した機種はいずれも短時間で大量出玉を手にできるポテンシャルを秘めています。会社帰りや用事の合間に一発狙って打ってみるのもいいかもしれません。
ただし、消化が速いと言っても限界はあるため、時間のない時に限ってロング継続をしてしまい、泣く泣く閉店時間を迎えるというリスクもあります(笑)。そうなることのないよう、実戦可能な時間をしっかり把握して勝負に臨みましょう。
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