Pフィーバーマクロスフロンティア4
SANKYO
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2021/10/08
約2年半ぶりに登場したシリーズ最新作『Pフィーバーマクロスフロンティア4』。最大の特徴は2人の歌姫・シェリルとランカが活躍する継続率81%のRUSH・ギャラクシーライブで、右打ち中の大当りはすべて約1500個と抜群の出玉性能を誇る。
この興奮必至のライブに参加するには、通常時大当りというチケットが必要。そこでこの記事では、通常時大当り55回の実戦データを検証し、最も占有率の高い王道演出をカテゴリーごとに紹介していくぞ。
3大キーポイント演出の中で最も出現回数が多かったのは24時のシンデレラで、僅差で歌姫来舞が続いている。最も信頼度が高い超時空V-コントローラーは、上位2つの半分ほどの出現回数だった。
3大キーポイント演出の通常時大当り占有率は約72.7%で、その内1つ出現が約45%を占めている。
2つ出現の内訳は…
歌姫来舞は発生すればW歌姫アタックリーチ濃厚で、超時空V-コントローラーはすべてバトル系リーチ後半で出現したため、複合することはなかった。
トータル信頼度は約50.2%。時間が進んで24時になると突入し、その後にシェリルゴージャスNIGHTかランカシンデレラNIGHTのいずれかに発展する。実戦上の内訳はほぼ半々だ。
シェリルゴージャスNIGHTは、ボタン3回PUSHのWhite Sherylと、2択で演出を選択できるBlack Sherylに分岐。信頼度は後者の方が倍近く高いが、通常時大当りに占める割合は前者の方が圧倒的だ。
なお出現したBlack Sherylの1回は、歌姫来舞or戦火のアイランドゾーンの選択パターンだった。
White Sherylは保留変化が2回、それ以外は色昇格で、金色への昇格が約54.5%と最も多かった。
ランカシンデレラNIGHT 種類内訳 | |
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演出名 | 出現割合(出現回数) |
鍵ストック:2個・レベル:Castle | 約9.1%(1回) |
鍵ストック:2個・レベル:シンデレラNIGHT | 約18.2%(2回) |
鍵ストック:3個・レベル:Castle | 約36.3%(4回) |
鍵ストック:3個・レベル:シンデレラNIGHT | 約18.2%(2回) |
鍵ストック:4個・レベル:Castle | 約9.1%(1回) |
鍵ストック:4個・レベル:シンデレラNIGHT | 約9.1%(1回) |
鍵のストック数とレベルがポイントで、実戦では鍵ストック:3個・レベル:Castleが最も多く出現。また鍵ストック数だけでみると、3個が5割以上を占めている。
激アツのW歌姫アタックリーチ発展濃厚となる予告で、発生ポイントは変動中~テンパイ後、またはバトル系リーチ中。実戦上の出現回数では前者が7割近くを占めている。
当落時に出現する最強のデバイス系予告で、発生すれば信頼度80%オーバー。発生したリーチはいずれもバトル系リーチの後半で、その他のリーチでは出現していない。
3大キーポイント演出 通常時大当り占有率 実戦値・調査値比較 |
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演出名 | 実戦値 | 調査値(※) |
24時のシンデレラ | 約41.8% | 約43.6% |
歌姫来舞 | 約38.2% | 約44.6% |
超時空V-コントローラー | 20.0% | 約12.4% |
※ぱちタウン調べ
3大キーポイント演出の最後は、ぱちタウン調べの調査値(以下、調査値)と実戦値の比較。やはり24時のシンデレラと歌姫来舞は調査値でも4割近くあり、超時空V-コントローラーの占有率は半分以下。むしろ今回の実戦ではよく出現している方だと言えよう。
保留の通常時大当り占有率は非常に高く、80%以上を誇る。中でも色変化をメインとしたサイリウムが7割近くを占めている。
保留変化予告(最終形) 出現回数 | |
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演出名 | 出現回数 |
サイリウム・赤 | 9回 |
サイリウム・緑 | 9回 |
スカルマーク | 8回 |
サイリウム・白 | 8回 |
オオサンショウウオさん・激しい動き | 4回 |
ランカ | 3回 |
オオサンショウウオさん | 3回 |
保留変化の最終形を見てみると、サイリウムの赤と緑が9回ずつで、また白のままだったケースも8回ある。大当り濃厚のパトランカを除けば最も期待できるスカルマークも8回で、サイリウムからの変化が5回、チケットボックスから3回出現している。
保留変化以外の先読み予告 出現回数 | |
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演出名 | 出現回数 |
BEAT UP予告 | 21回 |
ゾーン予告 | 12回 |
カタパルト変動アクション予告 | 8回 |
背景変化予告 | 8回 |
図柄アタック予告 | 7回 |
保留変化以外の先読み予告の通常時大当り占有率は約54%と、保留の占有率に比べると低め。最も多く出現したのはBEAT UP予告だが、信頼度自体は4.8%と低い。図柄アタック予告なども出現こそしているが信頼度への影響は低めだ。
ゾーン予告は2種類で、信頼度70%以上を誇る24時のシンデレラゾーンの割合は17%ほどしかない。
カタパルトの長さはロングorショートの2種類でロングならチャンスとなるが実戦で出現したのはショートのみ。色は青<緑<赤の順に期待度がアップする仕組みで、実戦では青が4分の3を占めている。
背景変化予告はアイキャッチの色と移行先がポイントで、チャンスアップとなるアイキャッチ赤は1回、早乙女邸への移行は2回のみ。
本機の連続予告のメインとなるのが歌姫DRIVE予告で、その占有率は80%と非常に高い。
連続回数別にみると3連が6割以上を占めているが、2連のままでも16回初当りに繋がっている。
リーチ前予告 出現回数 | |
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演出名 | 出現回数 |
マクロスFロゴ役物予告 | 48回 |
最高のLIVE予告 | 19回 |
レバブル予告 | 14回 |
OP予告 | 14回 |
フラッシュ予告 | 12回 |
カタパルト変動アクション予告 | 10回 |
推し姫ボタン予告 | 9回 |
リーチ前予告の出現回数トップはマクロスFロゴ役物予告で、その出現回数は保留変化予告のトータル46回よりも多い48回。今回の実戦で最も多く通常時大当りに絡んだ演出だ。
2番目に多かったのは、トータル信頼度約28%の最高のLIVE予告。予告中にデカルチャーボイス発生で大当り濃厚となるが、実戦で出現したのはすべて通常パターンだった。
マクロスFロゴ役物予告 種類内訳 | |
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演出名 | 出現割合(出現回数) |
白+時計回り | 約14.6%(7回) |
緑+時計回り | 約39.6%(19回) |
赤+時計回り | 12.5%(6回) |
緑+反時計回り | 約2.1%(1回) |
赤+反時計回り | 約31.2%(15回) |
フラッシュの色と役物の動き方がポイントで、最も多く出現したのは信頼度7%の緑+時計回りで、赤+反時計回り(信頼度26.7%)が続く。また大当り濃厚となる緑+反時計回りも1回出現した。
SANKYOの機種ではお馴染みの激アツ予告で、最も信頼度の低いショート(ボタン白)でも65.3%(※)もある。実戦での出現もこのショートがメインで、チャンスパターンの赤、そしてプレミアムの刻みはそれぞれ2回出現。また出現ポイントで一番多かったのは変動開始時で6回出現している。
※レバブルアップカスタムなし時の信頼度
バルキリー発進シーンから始まり、最後に表示される内容で期待度が変化。実戦では最も期待できる全員集合が1回少ないが、3つがほぼ均等に出現した。
シェリルとランカの2人が出現するパターンが約7割を占めた。
カタパルト変動アクション予告 種類内訳 | |
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演出名 | 出現割合(出現回数) |
ショート・青 | 約35.7%(5回) |
ショート・赤 | 約28.6%(4回) |
ロング・緑 | 約14.3%(2回) |
ロング・赤 | 約21.4%(3回) |
先読みと同じく、カタパルトの長さと色で期待度が変化。実戦ではショートパターンの方がより通常時大当りに絡む結果となった。
1人は信頼度5.3%、2人は信頼度40.3%とかなり数値に差がある予告で、実戦では高信頼度の2人の方が多く出現。
リーチ後予告 出現回数 | |
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演出名 | 出現回数 |
リーチラインアクション予告 | 37回 |
マクロス名言アタック予告 | 12回 |
キャラ会話予告 | 7回 |
ロゴフラッシュ予告 | 6回 |
リーチ後予告ではリーチラインアクション予告が37回と飛び抜けて多く出現。続くマクロス名言アタック予告の3倍近くも出現した。キャラ会話予告は2人登場でチャンスとなるが、実戦で出現したのはいずれも1人だった。
リーチラインアクション予告 種類内訳 | |
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演出名 | 出現割合(出現回数) |
STAND BY | 約64.9%(24回) |
CHANCE | 約21.6%(8回) |
GEKIATSU | 約8.1%(3回) |
DECULTURE | 約5.4%(2回) |
全体の6割以上を占めるSTAND BYは信頼度2.7%、信頼度16.8%のCHANCEは2割程度という結果に。大当り濃厚のDECULTUREも2回出現した。
マクロス名言アタック予告 最終セリフ内訳 | |
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演出名 | 出現割合(出現回数) |
歌姫のライブに備えよ! | 約66.7%(8回) |
歌姫来舞だ! | 約8.3%(1回) |
古傷がねうずくんだよ | 25.0%(3回) |
継続回数は3回が多く、大当り濃厚の4回は未出現。名言の文字色は赤が5割以上、最終のジェフリーのセリフは「歌姫のライブに備えよ!」が6割を占めている。なお「古傷がねうずくんだよ」が出現した場合はそのまま大当りした。
ボタンプッシュ後にフラッシュが発生する予告で、実戦では緑が最も多く出現した。
リーチ系統別 通常時大当り占有率 実戦値・調査値比較 |
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演出名 | 実戦値(出現回数) | 調査値(※) |
全回転 | 1.8%(1回) | 0.2% |
W歌姫アタック | 38.2%(21回) | 38.1% |
バトル系 | 38.2%(21回) | 42.9% |
マクロスFアタック | 3.6%(2回) | 4.7% |
フロンティアスパイラル | 1.8%(1回) | 4.9% |
歌姫メドレー | 3.6%(2回) | 4.9% |
キャラ | 3.6%(2回) | 1.8% |
ノーマル | ― | 0.2% |
その他 | 9.2%(5回) | 2.3% |
※ぱちタウン調べ
リーチ系統別では、W歌姫アタックリーチとバトル系リーチが同数でトップで、この2つで通常時大当りの4分の3を占めている。その他は予告から直接大当りしたパターンで、24時のシンデレラが2回、マクロス名言アタック予告が3回となっている。
W歌姫アタックリーチ 当落デバイス内訳 | |
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演出名 | 出現割合(出現回数) |
通常ボタン | 約61.9%(13回) |
V-コントローラー | 約28.5%(6回) |
通常ボタン+レバブル | 約4.8%(1回) |
V-コントローラー+レバブル | 約4.8%(1回) |
トータル信頼度70.7%を誇る激アツリーチだけあり、チャンスアップなしでも十分に期待ができる。実戦ではチャンスアップなしで大当りしたケースが10回もあった。出現割合が最も高かったチャンスアップは、当落デバイスのV-コントローラーで6回だ。
バトル系リーチは前半・後半に分かれていて、後半に発展して当たりが決まるのが基本パターン。例外として前半でハズレ後に復活演出で図柄揃いしたケースが1回あった。
バトル系リーチ(後半) カットイン&超時空V-コントローラー内訳 |
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演出名 | 出現割合(出現回数) |
カットイン・緑 | 15.0%(3回) |
カットイン・赤 | 20.0%(4回) |
カットイン・金 | 10.0%(2回) |
超時空V-コントローラー | 55.0%(11回) |
チャンスアップは4つで、最も出現回数が多かったのはテロップ赤の15回。カットインと超時空V-コントローラーは発生ポイントが同じなため、カットインが出現すると超時空V-コントローラーは出現しなかった。信頼度では超時空V-コントローラーが飛び抜けて高いため、こちらの出現に期待したい。なお後半発生で大当り濃厚となる図柄ゴールドは1回だけ出現。
図柄別に通常時大当りを調べてみると、7図柄が最も多いという意外な結果に。7図柄での大当りは約3000個+RUSHという嬉しいものだが、スペック上の振り分けは全通常時大当りの6%。今回は良い方に偏った形だ。
7図柄通常時大当り 出現回数の多い予告 | |
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演出名 | 出現回数 |
歌姫DRIVE予告 | 9回 |
マクロスFロゴ役物予告 | 8回 |
リーチラインアクション予告 | 8回 |
保留変化予告・サイリウム | 5回 |
マクロス名言アタック予告 | 5回 |
7図柄通常時大当り リーチ内訳 | |
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演出名 | 出現割合(出現回数) |
予告からの直当り | 50%(5回) |
W歌姫アタックリーチ | 40%(4回) |
全回転リーチ | 10%(1回) |
7図柄通常時大当り時の演出を調べてみると、予告では占有率の高い演出が上位を占めつつ、そこにマクロス名言アタック予告が食い込んでいる。マクロス名言アタック予告の5回中3回は、リーチに発展せずそのまま7図柄が揃い、また24時のシンデレラも同じく予告後にそのまま7図柄が揃った。
リーチではW歌姫アタックリーチが4回と最も多く、信頼度の高さだけでなく、7図柄の可能性の高さも実証された。
最後は番外編として、3大キーポイント演出が出現せずに通常時大当りした、裏王道パターンを検証してみた。
3大キーポイント未出現の通常時大当り 出現回数の多い予告 |
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演出名 | 出現回数 |
マクロスFロゴ役物予告 | 11回 |
保留変化予告・サイリウム | 9回 |
リーチラインアクション予告 | 8回 |
BEAT UP予告 | 6回 |
歌姫DRIVE予告 | 6回 |
マクロス名言アタック予告 | 6回 |
予告の上位はやはり、ここまで紹介してきた占有率の高い演出ばかりで、最後に7図柄通常時大当りに絡んできたマクロス名言アタック予告が顔を出している。
細かく見ていくと
など、信頼度の低い予告が目立った。
3大キーポイント未出現の通常時大当り リーチ内訳 |
|
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演出名 | 出現割合(出現回数) |
バトル系リーチ | 約26.7%(4回) |
予告からの直当り | 20.0%(3回) |
マクロスFアタック | 約13.3%(2回) |
歌姫メドレーリーチ | 約13.3%(2回) |
キャラリーチ | 約13.3%(2回) |
フロンティアスパイラルリーチ | 約6.7%(1回) |
全回転リーチ |
約6.7%(1回) |
リーチではバトル系リーチが4回と最も多く、次に多いのが予告からの直当りで、3回すべてマクロス名言アタック予告から通常時大当りしている。
最後に、通常時大当り55回分のデータから導き出した本機の王道演出パターンを紹介しよう。
先読みは「サイリウム保留」で、信頼度的には赤が理想だが、緑や白も通常時大当りに絡みやすい。占有率80%以上を誇る「歌姫DRIVE予告」と「マクロスFロゴ役物予告」も欠かせない演出で、テンパイ後は「リーチラインアクション予告」の出現を待つ形だ。
リーチは、調査値では「バトル系リーチ」の方が高く、実戦でも出現回数は多いが、ここは7図柄にも期待できる「W歌姫アタックリーチ」を推したい。チャンスアップはなしでも問題ないが、「V-コントローラー」が出現すれば通常時大当りは目前だ!
なお、本機のさらなる最新情報はコチラで紹介していくので要チェックだ!
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