パチンコ・パチスロ特集

オールナイト営業の立ち回りのヒントもあります! RINさんインタビュー後編

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パチプロYouTuberのRINさんが、配信を通して伝えたいことを語ってくれました。専業プロを目指す人へのアドバイスや年末年始の立ち回のヒントなど、参考になる情報が盛りだくさんです!

更新日: 2021/12/30

 

 

パチンコ・パチスロ業界で生きるさまざまな職種の人々。そんな彼や彼女が、自分の仕事に傾ける情熱を聞き出すインタビュー。

 

先日公開した前編に引き続き、パチプロYouTuberのRINさんの後編です。

 

今回はYouTuberとしてのスタンスや、自分のチャンネルのおすすめ動画、年末年始の立ち回りのヒントなどを聞いています。

 

 

身近な悩みに寄り添う配信スタイル

 

YouTubeを始めたきっかけをおしえてください。

RIN(以下R)「1番大きかったのはやっぱりコロナですね。緊急事態宣言で地元のパチンコホールが営業停止。パチプロとしてやることがなくなっちゃって、家でじっとしてるのが辛かったんです」

 

 

 

 

パチプロとして、勝つための情報発信していきたいというようなきっかけではなかったんですね。

R「そうですね。情報発信をして勝ち方を教えたいとかじゃなく、何かが終わってしまう前に、今の自分の形を残しておきたかったっていうのが正直な気持ちです。有名になりたいとかそういうことも考えていなかったんで、最初は顔出しもせずに2、3分の止め打ち動画を出したりしていましたね」

 

そこから今の顔を出して視聴者に有益な情報を発信するスタイルに変わっていったのには、どんな心境の変化があったんでしょう。

R「なんとなくパチンコ業界があんまり楽しくなくなってきている気がしたんです。これからも自分が打ち続けるためには、何かで覚悟を決めないと何も変わらない気がして。それで顔を出しながら、無理しない範囲で真似できそうな情報を発信していこうと決めました。私のチャンネルをきっかけに少しでもパチンコファンが増えてくれたら、パチンコ業界に活気が出ていいかなと思ったんです」

 

他にもパチンコの情報を発信するYouTuberがいらっしゃいますが、参考にした人はいますか?

R「昔からパチプロのチャンネルを結構見るんですけど、キラキラ系が目立つ気がするんですよね。パチプロという存在が輝かしいもののような。みんなガッポリ儲けられますとか、パチンコは稼げますとか」

 

そんな簡単なものじゃないよと?

R「というより、パチンコで勝ちたいと思ってる人って、最初からそんなにガッポリ儲けることばかり考えてないと思うんですよ。今負けてるけど、もうちょっとお財布に優しく楽しむにはどうしたらいいのかなとか、そもそもどうやったら勝てるのかなとか、身近な悩みを抱えている人たちに向けて、発信していこうと思っています」

 

確かに、パチンコの裾野を広げるなら、一部の大勝ちしたい人に向けたメッセージよりも、ちょっとでもプラスになればという思いで打つ大多数の人に向けて発信する方が、有効かもしれませんね。

R「昔みたいに新台入替ですごく人が並んでいたり、ホールにお客様がいっぱいいたり、そんな状況がまた見たいんですよね。専門的なことは言ってあげられないかもしれないけど、勝ちたいのに勝てない人がどこで壁に当たってるのかとかはわかるから、その部分、私はわかるよって身近に感じてほしくて」

 

 

RINさんのチャンネルのおすすめ動画

 

では、そんなRINさんのチャンネルの中から、ご本人おすすめの動画を3つ選んで紹介していただけますでしょうか。

R「パチプロとしてのおすすめで言うなら、『パチンコ約70万回転のデータ公開』という動画ですね。期待値稼働、ボーダー理論は実際に勝てるのか気になる方には、ぜひ見てほしいと思います」

 

 

 

 

通常時総回転数70万回転のデータの中身を知ることができるって、単純に興味が湧きますね。どれぐらいの期間で取ったデータなんでしょうか。

R「期間は1年ちょっとぐらいで収支が+600万円ぐらいですね。さすがに70万回転もあるデータなら、説得力があるんじゃないでしょうか(笑)。期待値・仕事量もほぼ同じぐらいなので、ヒキにほぼ影響されることなく、機種のポテンシャル通りの結果を残したデータになっています」

 

しっかり回して確率が収束したデータを詳しく見る機会ってなかなかないからいいですね。

R「トータルで見れば収束したような結果ではあるんですけど、細かく機種別で見ていくと、ツイていた機種、ダメだった機種が見えてくるので、その辺にも触れています。次に見てほしいのは、『パチプロメンタルの保ち方』という動画ですね」

 

 

 

 

R「これはどちらかと言うとマインドの部分が大きいんですけど、パチンコにかかわらず、今何かにくじけそうな人に見てほしい動画です。簡単に言うと、こんな時代だけどみんな頑張って生きていきましょうっていう内容ですね」

 

めげそうな人にパチンコを交えてエールを送っている感じですね。

R「そうですね。経験者は語る、みたいな内容です。あとは、回る台を追いかけた『1台で期待値50万積んでみた』っていう動画ですね」

 

 

 

 

R「これはそんなに細かいデータを出しているわけじゃないですが、千円25回転ぐらいの『沖海4』を1ヵ月間打ったらどうなったかっていう結果を見せています」

 

据え置きの良台を毎日打つ経験って、一般ユーザーじゃなかなかできないんで参考になりますね。

R「ちゃんと回る台を打ち続ければ、ある程度の結果を残せるんだなっていうのを実感してもらえるかなと思います」

 

おすすめ動画の紹介、ありがとうございました。ちょっと脱線しますが、いろんなデータの話を伺ってきて過去の最高出玉が気になっちゃったんですけど、教えていただけますでしょうか。

R「『CR牙狼 金色になれ』で記録した88000玉強ですね。『牙狼 金色』は、出玉としての結果も残した機種ですが、私が技術介入を強く意識するようになった機種でもあって本当に思い出深いです」






 

うん、桁違い! YouTubeに話を戻しますが、パチプロに限らない場合の憧れの存在はいますか?

R「ひろゆきさんですね」

 

うん、意外! RINさんとだいぶ遠いところにいそうな人ですね。

R「思考の柔軟性を真似したいです。別に論破したいわけじゃないですよ(笑)」

 

 

プロを目指す人へのアドバイスと年末年始の立ち回りのヒント

 

さて、ここまでいろいろとお話を伺ってきましたが、ユーザーに伝えておきたいことはありますか?

R「打ちたい機種を結果を気にせずに打つのも、勝ちに徹するのも個人の自由なんで、好きになように打てばいいと思います。ただ、どっちの人にも言えるのは、自分のキャパを超えて打ち続けてはいけないってことですね」

 

身の丈にあった稼働をするべきということですね。

R「そうですね。限界を迎える前に、打つのをやめることも含めて検討した方がいいです。稼働しなきゃと思い詰めることがプレッシャーになるので。特にガチ勢の人は逃げ道を作っておいてほしいです」

 

 

 

 

プロを目指すような人でも、やっぱり逃げ道は必要ですか?

R「今の時代は兼業プロが最強だと思います。美学としてはパチンコ1本に憧れるかもしれないですけど、それができる人はほんの一握りです」

 

それでも専業を目指したい人にアドバイスがあれば。

R「私が今からプロを目指すなら、100万円の軍資金が貯まるまで遊タイム狙い1本でいきますね。まとまった軍資金がないと精神的に良くないので。恥じらいを覚える前に、人目を気にせずピュアに遊タイムを狙えるのであれば、なんとかなるかもしれません。繁華街や店舗数が多いところであれば、月に50万ぐらいは稼げるんじゃないでしょうか」

 

ありがとうございます。やっぱり今なら遊タイム狙いが重要になるんですね。

R「そうですね。時期的なことで言えば、年末年始で営業時間が長くなったホールでも遊タイム狙いは重要ですよ。オールナイトはもちろんですが、一旦夜中に営業が終了する延長営業の場合もです。長時間営業で遊タイム狙いのライバルが多い分、宵越しに期待が持てないので、その日のうちに取り切る覚悟でチェックした方がいいですね」

 

なるほど。他に年末年始の立ち回り方のポイントがあれば教えてください。

R「グランドオープンだったり、リニューアルしたりする店舗がある場合、そのホールだけじゃなく、近隣の競合店もしっかりチェックした方がいいです。ライバル店も頑張って1週間ぐらいは還元調整してくることがあるので」

 

その辺は年末年始に限らず、常に意識しておいた方がいいですよね。長時間のインタビュー、ありがとうございました。最後に、パチンコは好きですか?

R「好き……だと思います。私のYouTubeチャンネルを見に来てくれる人の中には、昔の私のようなエンジョイ勢の方もたくさんいらっしゃいます。私は今、パチプロとして稼ぐことを重視するようになっているので、エンジョイ勢の気持ちはわかりますが、ただ純粋にパチンコが好きとは言えなくなってる気がするんですよね。もちろん、回る台が打てた、期待値を稼げた、嬉しい! と1日の終わりに思うこともあります。でもそれって、パチンコを楽しんでることになるのかなってふと思う瞬間があるんですよね」

 

 

いろんな話を聞いてきて、RINさんはとても正直に胸の内をさらけ出す方なんだなという印象を受けました。

 

最後の質問に「はい、もちろん」で終わることもできたはず。タトゥーを入れるぐらいパチンコを愛している気持ち自体は変わらないでしょうが、プロとして生きる以上、エンジョイ勢の頃のスタンスと変わってしまうのは当たり前のことですもんね。

 

そのあたりの嘘をつけない姿勢を含めて支持された結果、順調に登録者数を増やしていってるのかもしれません。

 

というわけで、インタビューを読んでRINさんに興味を持った方は、YouTubeチャンネルも要チェックですよ!

 

 

↓↓RINさんのYouTubeチャンネルはこちら↓↓

RIN-女パチプロのリアル-

 

 

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