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『スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ』設定付きスランプグラフ業界最多70本掲載!

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『スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ』導入から2週間分70本のスランプグラフを設定とともに公開! 設定状況や設定別勝率などを分析しつつ、導入後の感触を店長に聞いてみました。

更新日: 2023/08/18

 

 

 

こんにちは。今月誕生日を迎えたのでまた1つ、大人の階段を上がったヒポたまです。

 

とあるホールから入手した、人気機種のスランプグラフを設定付きで一挙掲載する当企画。今回は『スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ』の2週間分の全スランプグラフです。

 

 

 

 

今回データをいただいたホールの『スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ』の設置台数は5台なので、スランプグラフの掲載総数は5台×2週間(14日)=70件です。もちろん高設定も投入されていて、設定5・6のスランプグラフも確認できます。

 

今回も現場の生の声として、『スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ』の稼動や導入後の感想などをホール店長さんに聞いているので、読んでいただければ立ち回りの参考になるかと思います。

 

それでは、高設定の動き方や低設定の一撃性などを設定付きのスランプグラフでお楽しみください!

 

 

【1週目】設定とスランプグラフ(設定6・5本)

 

■導入初日

 

 

■導入2日目

 

 

 

■導入3日目

 

 

■導入4日目

 

 

■導入5日目

 

 

■導入6日目

 

 

■導入7日目

 

 

 

◆投入設定の割合

導入1週目の設定割合
設定 投入台数 割合(%)
1 11台 31.4%
2 6台 17.1%
3 4台 11.4%
4 6台 17.1%
5 3台 8.6%
6 5台 14.3%

 

 

◆1週目の機種全体の差枚数 

導入1週目の差枚数
総差枚数 1台あたりの差枚数(全35件)
-7333枚 -209枚/1台

 

 

1週目は低設定である1・2の割合が約49%、高設定の投入率は約23%と、一見すると4台に1台の割合で高設定ということで、勝負できそうな設定状況でした。しかし、スランプグラフを見ると、設定6でも上位ATに入れることができなければ、終日ダラダラとなってしまう展開が多く見受けられました。

 

この機種の高設定で大きく勝利するためには、高設定台はやはり初当りが優秀な台が多いため、通常のATで凌ぎながら上位ATを目指し、一気に出玉を伸ばすイメージになりそうです。

 

ただ、たとえ低設定でもA番台の6日目(設定1)のように、早い段階で上位ATに入れることができれば十分に大勝ちも期待できる結果となりました。

 

 

【2週目】設定とスランプグラフ(設定6・5本)

 

■導入8日目

 

 

■導入9日目

 

 

■導入10日目

 

 

■導入11日目

 

 

■導入12日目

 

 

■導入13日目

 

 

■導入14日目

 

 

◆投入設定の割合

導入2週目の設定割合
設定 投入台数 割合(%)
1 14台 40.0%
2 7台 20.0%
3 0台 0%
4 7台 20.0%
5 2台 5.7%
6 5台 14.3%

 

 

◆2週目の機種全体の差枚数 

導入2週目の差枚数
総差枚数 1台あたりの差枚数(全35件)
-7615枚 -217枚/1台

 

 

まず目に入るのが、2週目は設定3の投入が1台もないという状況。

 

おそらくこれは『ヴェンデッタ』に搭載されている設定示唆画面が「設定2以上」や「設定4以上」というもののため、ホールが設定示唆画面を活用して設定をアピールする上で、設定3を入れる意味があまり見出せないためかと思われます。

 

設定投入の割合は、1週目から2週目にかけてかなり変化したのですが、総差枚数で見ると約300枚ほどの差しか出ていません。これは低設定が早めに見切られてしまったことによる稼働の低下や、低設定ながら上位ATへ突入した台が数台あったのが要因になっていそうです。

 

 

『バイオハザード:ヴェンデッタ』の現状と今後の展望を店長に聞いてみた

 

それでは、『スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ』に対する現役ホール店長の見解をどうぞ!

 

■全リセについて

パチスロ甲鉄城のカバネリ』や『スマスロ北斗の拳』と同様に「天井短縮」の恩恵がある機種は全台リセットを毎日行います。『スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ』は特性上、完走してから上位ATに入れるという点に魅力がありますので、据え置きにしたままだと完走枚数が不明確になってしまい相当数のメダルを出したのに完走せずATが終了してしまうという、がっかりな状況になることが考えられます。「勝ったのに不満足」という事態は避けたいこともあり、しっかりリセットをかけて運用します。

 

最近では、このようにリセットをする機種が非常に多くなってきているため、作業量の多さがネックになってきています。お店によっては、人手不足や、時間都合の関係なのか、天井短縮のある人気台がリセットされていないお店もあります。ユーザーにとっては、お店ごとの朝イチリセット状況を把握しておくことも、良い立ち回りをする上で、重要な判断要素となると思います。

 

 

■設定どおり動くか

辛めに動いているという点で設定通りには動いていない印象です。 定かではないですが、『北斗』と同様に「スイカの取りこぼし」が 発生している事が要因なのか、各設定の出玉率がメーカー公表より低いです。

 

あくまでも系列店舗の実績にはなるのですが、設定1の実績は96.8%(公表値97.8%)、設定2の実績は98.3%(公表値98.8%)、設定4の実績は103.4%(公表値106.0%)、設定5・6はまだデータが少ないため、検証なし。

 

上記から設定4の出玉率がかなり低い状況です。「高設定になればレア役の確率も良くなる分、 取りこぼしも多く発生している?」というのが推測です。

 

よって、高設定は意外と多く使われているのだと思いますが、ユーザーが高設定でも低設定と認識してしまう、もしくは高設定でも出すことが難しいことを理解していて、展開が悪ければあきらめてしまうような状況になっていると思われます。

 

 

■今後の運用

辛めに動くという点に加えて、上位ATになかなか入らないため誤爆しにくいといった性能面から、特定日などには設定が入れやすい機種です。高設定を入れておけば、「極端に短時間で大負けする」危険性も少ない部類。お客様の滞在時間を長く保てるので、稼働の見栄えは計算しやすい機種です。

 

しかし、適正を越えて多く導入してしまった店舗は急いで利益回収に走る可能性もあります。お店選びの際には、適正台数導入でしっかり稼働のあるお店で遊ぶことが賢明かと思います。

 

 

■ユーザーの反応

初見では「通常時が退屈だけどAT中はおもしろい」という反応で、リピートしてみたいという声も多かったです。ただ、遊技を繰り返すたびに出玉性能と演出面に関して疑問の声もちらほら耳に入ってくるようになりました。

 

あくまで推測ですが、お盆の高稼働期間が終わったら低貸しに持っていくお店も目立つようになるのではないでしょうか。

 

 

■導入後の感想

『バイオ』導入後に、『北斗』と『カバネリ』の稼働が激減したお店が多かったため、超人気台の客層を一時的にでも、もぎ取ったという期待感の大きさが表れた初動でした。2週間経って『バイオ』に残った割合は予想を下回っているのが実情ですが、逆に言えばそれほど『北斗』『カバネリ』の機械が優秀という裏付けになっていると思います。

 

最後に、気のせいかもしれず、あくまでも私見ですが、導入当初よりも直近の方が上位ATに入っている台をよく見かけます。系列店舗における万枚オーバーの達成率も導入当初より増えてきた印象です。出玉率も徐々に上がってきているため、ユーザーとしては実は今が旬なのでは…、と少し感じているところではあります。

 

 

1週目と2週目の投入設定の比較

 

◆週ごとの設定別台数

週ごとの設定別台数
設定 1週目 2週目
1 11台 14台
2 6台 7台
3 4台 0台
4 6台 7台
5 3台 2台
6 5台 5台

 

 

設定は1週目、2週目ともに設定1〜3が21台、設定4〜6が14台と、高低に分けると同じ台数が使用されていました。しかし、2週目は設定3が使用されていないため、実際には設定1・2の台数が多くなっています。

 

同様に高設定域の台数も変わっていないのですが、こちらは設定4が1台増え、設定5が1台減っただけで、設定6は変わらないなど大きな変化はないように感じました。ただ、スランプグラフを見ると、設定6でもかなり厳しい内容になっていて、ある程度大きく勝つには「上位ATに入れる」というのが、どの設定でも必要になってきそうです。

 

 

設定と勝率の関係

 

今回は少々データが少ないのですが、参考までに設定ごとの勝率を算出してみました。

 

高設定はしっかりと勝てているのでしょうか? 気になる結果は表にまとめてありますのでどうぞ!

 

 

■設定ごとの勝率

設定ごとの勝率
設定 対象台数 プラス差枚台数 勝率
1 25台 6台 24%
2 13台 6台 46%
3 4台 0台 0%
4 13台 5台 38%
5 5台 4台 80%
6 10台 8台 80%

 

 

勝率という点で見れば、設定5・6はしっかりと結果を残せていますが、スランプグラフを見ると特に設定6は勝ちやすいというよりは負けづらい機種という印象を受けます。

 

設定1は低設定らしく勝率24%とかなり低いのですが、プラス収支の6台のうち2台が約+5000枚、1台が約+7000枚と大勝利を掴むことに成功しています。スランプグラフを見ると明らかに上位ATからの一撃だと思いますので、低設定でも上位ATまでたどりつければ大きな夢は見られそうです。 

 

 

まとめ

 

『スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ』が描く導入後2週間分のスランプグラフの形はいかがでしたか? 正直、低設定の一撃性はかなり意外な結果だったかなと思います。

 

今回のデータを参考にしていただき、少しでも皆さんの立ち回りに活かしていただいて、勝率が上がったら嬉しいです!

 

ただ、低設定で夢が見られる機種に出会ってしまうと、「設定が悪くてもあの一撃性があればまだ粘れる…」なんて考えそうな気もしますので、痛い目に遭わないようにしっかり見極めないとですね!

 

それでは最後におまけとして、今回調査した中から差枚数ベスト3とワースト3をどうぞ!

 

 

ベスト3&ワースト3の差枚数
  ベスト3 ワースト3
1 +7073(設定1) −5782(設定1)
2 +7044(設定5) −4517(設定1)
3 +4988(設定1) −3906(設定3)

 

 

設定よりも打ち手のヒキがかなり重要な気がしますね! それではまた次の機種でお会いしましょう!

 

 

執筆者:ヒポたま

■出生地:東京都

■誕生日:8月4日

■ X:@kabakabasansan

 

ライターを目指してパチンコ・パチスロ業界の門を叩き、編集部員に。安定した毎日を過ごす中、不安定という刺激が欲しくなり、40歳を前にフリーライターへ転身。ライターの他に撮影のディレクターやカメラ、編集もこなすマルチプレイヤー。

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