パチスロ傷物語 始マリノ刻
サミー
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2023/10/01
人に語れるような物語は何も持ち合わせていません、どうも「ヒポたま」です。
サミーから物語シリーズ第4弾となる『パチスロ傷物語 始マリノ刻』が9月4日から導入が始まります! 早速ショールームに伺い、試打実戦をしてきました。 設定6の挙動や設定看破ポイントなどを実際の実戦データをもとに考察していきますので、ぜひ導入後に立ち回りの参考にしてみてください!
詳しいゲーム性や演出面については機種ページもあわせてチェックしていただけたらと思います。
まずは、設定6の実戦データをどうぞ!
CB…クライマックスバトル
【設定6】トータル実戦データ | |
---|---|
項目 | 内容 |
通常時ゲーム数 | 2320G |
CZ確率 | 13回(1/178.5) |
AT初当り確率(※) | 11回(1/210.9) |
差枚数 | -658枚 |
※「鬼の決闘ヲ終わラセルな」での当選を除く
こちらが今回実戦した設定1・6のスランプグラフになります。
※上の項目をタップすると該当する実戦データに飛びます
設定1は途中まで大きくヘコんでいたものの、最後のATを一気に伸ばしてプラスで終了しています。
逆に、設定6は大きくヘコむことなく耐えていましたが、最後までATを伸ばせないまま終わってしまいました。つまり、AT中にやることをやれなければ、高設定でもこのような結果になってしまうということです。
実戦データからは、「ATの性能には設定差が設けられていない」ように読み取れますので、高設定の方が初当りが軽く、出玉を獲得するチャンスが多くもらえるのでそこで何とかする、という認識でいいと思います。
では、以下から設定推測に役立ちそうな点を紹介していきますので参考にしてみてください。
本機の設定は基本的な6段階。AT初当りにはかなり差が設けられており、設定6はAT初当り確率が1/200を切ってくるので、体感的にもわかるくらい当たりも軽く、わりと早い段階で設定の高低は判断できそうです。
■共通ベル確率
共通ベル確率(公表値) | |
---|---|
設定 | 確率 |
1 | 1/50.4 |
共通ベル確率(実戦値) | |
---|---|
設定 | 確率 |
1 | 1/53.6 |
6 | 1/35.2 |
※サンプルゲーム数:設定1・2092G
設定6・2320G
公表されている設定1の「共通ベル確率」と設定6の「共通ベル確率」では、実戦値にはなりますがはっきりと差が見られたので、共通ベルをしっかりとカウントしましょう。
なお、左から押した際に揃うベルが共通ベルとなります。
■弱チェリー確率
弱チェリー確率(公表値) | |
---|---|
設定 | 確率 |
1 | 1/109.2 |
弱チェリー確率(実戦値) | |
---|---|
設定 | 確率 |
1 | 1/99.6 |
6 | 1/80.0 |
※サンプルゲーム数:設定1・2092G
設定6・2320G
「弱チェリー確率」にもかなり出現率の差が見られたので、弱チェリーと共通ベルをしっかりとカウントすることで、設定推測にはかなり役立ちそうです。
ただし、AT中に押し順ナビのないベルを確認できなかったため、AT中に限り「共通ベル」を見分けられないようになっていると思われます。「弱チェリー」はAT中にもカウントできますが、ATが差枚数管理のためマイスロを使用することをオススメします。
ただし、実戦値はサンプルが少ないため、あくまでも参考程度に捉えておきましょう。
AT終了画面の種類によって設定を示唆していますが、実戦ではデフォルト画面の出現率が設定1で80%、設定6で25%とかなりの差が出ました。
実戦で出現したAT終了画面は以下になります。
「デフォルト」
「羽川」…高設定示唆弱
「敵キャラ3人」…高設定示唆強
「キスショット2人」…設定2以上濃厚
設定1と設定6の終了画面割合(実戦値)は以下となります。
AT終了画面割合(設定1・実戦上) | ||
---|---|---|
終了画面種類 | 回数 | 割合 |
デフォルト | 4回 | 80% |
羽川 | 1回 | 20% |
敵キャラ3人 | 確認できず | 0% |
キスショット2人 | 確認できず | 0% |
AT終了画面割合(設定6・実戦上) | ||
---|---|---|
終了画面種類 | 回数 | 割合 |
デフォルト | 3回 | 25% |
羽川 | 5回 | 41.7% |
敵キャラ3人 | 2回 | 16.7% |
キスショット2人 | 2回 | 16.7% |
注目してほしいのは、設定6は3/4の割合でデフォルト以外の終了画面が出現していたこと。特に高設定示唆弱の「羽川」を頻繁に確認できれば高設定に期待が持てるかもしれませんので、AT終了画面は必ずチェックしましょう!
終了画面・示唆内容一覧 | |
---|---|
終了画面種類 | 示唆内容 |
デフォルト | デフォルト |
羽川 | 高設定示唆弱 |
敵キャラ3人 | 高設定示唆強 |
キスショット2人 | 設定2以上濃厚 |
キスショット4人(ハート) | 設定4以上濃厚 |
キスショット4人(羽) | 設定6濃厚 |
今回の実戦で最も気になったのは、AT当選までのCZ「クライマックスバトル」回数です。まずはこちらをご覧ください。
CZ関連の実戦値 | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | CZ回数 | 成功回数 | ATまでの CZ平均回数 |
CZ1回あたりの 成功率 |
1 | 15回 | 6回 | 2.5回 | 約40% |
6 | 13回 | 11回 | 1.18回 | 約94% |
見ていただくとわかると思うのですが、設定6では「AT当選までのCZ平均回数が1.18回」と驚異的な数値で、CZ中に小役を引けなくてもほとんど失敗することなく、ATに当選していました。
本機はCZの規定回数や天国モードが存在するため、高設定ほどAT当選までのCZ回数が少なくなる傾向にありそうです。
また、設定6では130G付近でのAT当選をかなり確認できたので、天国モードの移行率にも設定差があるのではないかと推測しています。
CZ出現率(実戦上) | ||
---|---|---|
設定 | CZ回数 | 出現率 |
1 | 15回 | 1/139.5 |
6 | 13回 | 1/178.5 |
※サンプルゲーム数:設定1・2092G
設定6・2320G
ちなみにCZ出現率に関しては設定1の方が高かったので、設定差がつけられているのはCZ当選率ではなく、CZ突破率の方だと思われます。
CZ「クライマックスバトル」の対戦キャラは「ドラマツルギー」、「エピソード」、「ギロチンカッター」の3種類。対戦相手によって突破率が異なるので、どのキャラが選択されるかでAT初当りにはかなり影響が出る要素だと思います。
それでは設定1と設定6でどの程度の差があったのかをまとめてみたのでご覧ください。
CZ対戦キャラ選択割合(設定1・実戦上) | ||
---|---|---|
対戦キャラ種類 | 回数 | 割合 |
ドラマツルギー | 11回 | 73.3% |
エピソード | 2回 | 13.3% |
ギロチンカッター | 2回 | 13.3% |
CZ対戦キャラ選択割合(設定6・実戦上) | ||
---|---|---|
対戦キャラ種類 | 回数 | 割合 |
ドラマツルギー | 7回 | 53.8% |
エピソード | 3回 | 23.1% |
ギロチンカッター | 3回 | 23.1% |
あくまで実戦上にはなりますが、注目すべきは一番期待度の低いキャラである「ドラマツルギー」の選択率が設定1では約73%、設定6では約54%と大きな差が開いています。
対戦キャラの振り分けに設定差があるのかは現段階では不明ですが、勝利確定のCZの場合はランダムでキャラが振り分けられるようなので、そのブレが設定1と6で差が出たのかもしれません。
ただ、期待度の低いドラマツルギーで、回想2回以下で頻繁に当たるようなら高設定に期待できると思います。
本機は6.5号機ということで、有利区間の上限ゲーム数が4000G。ATの純増が約2.8枚/Gと考えると、おそらく2000Gあたりで有利区間が切れるのではないかと推測しています。
今回の実戦では、通常時+AT中の消化ゲーム数の合計が2000Gを少し超えたところで、AT終了後に「狂・鬼の血闘ヲ終わラセルな」に突入したので、おそらくここで有利区間を切ったのではないでしょうか。
なお、同一有利区間内のAT当選回数は、PUSHボタンを押すと表示されるデータで確認できるので、2000G近く消化している状態で「鬼血闘」回数が複数回ついている場合は狙い目になるかもしれません。
ただし、上記はあくまで実戦上となりますので、同一有利区間の消化ゲーム数はブレる可能性がある点に注意してください。
本機のヤメ時は引き戻しゾーン「鬼の血闘ヲ終わラセルな」を抜けた後か、150G以内でのAT当選期待度が45%となっているので、天国をフォローしてヤメるのが良さそうです。
700Gを超えると「降臨ノ儀」当選率が50%と普段よりも上がるので、できるだけハマっている台を狙うようにしましょう。それに加えて、設定変更後や有利区間切れ後は天井が400G+αに短縮されるのでこちらも狙い目です。
また、「AT間ハマリではなく有利区間内の消化ゲーム数」で台を選ぶのも有効な方法だと思います。ATの初当りゲーム数と獲得枚数からある程度、消化ゲーム数を割り出せるので、同一有利区間で2000G近く消化している、かつPUSHボタンで表示される「鬼決闘」回数がリセットされていなければ有利区間切れを狙えるチャンスとなります。
ただし、「狂・鬼の血闘ヲ終わラセルな」に突入しても、必ずしも成功するわけではないのでハマリ台を狙う際は注意しましょう。
さらに、ATは「1・3・6・9」回目の初当り時に「降臨ノ儀」へ突入しやすいため、ここをピンポイントで狙うのもありです。現在の有利区間内での当選回数はPUSHボタンで表示される「鬼血闘」の回数で確認できます。
天井は通常時999G消化。
ただし、設定変更後と有利区間切れ後は400G+αに短縮され、さらに「降臨ノ儀」の当選期待度が約33%となっているので、ヤメる際は注意が必要です。
正確な数字がまだまだ出揃っていないので難しいのですが、設定6を実戦していて感じたのは、とにかくCZ「クライマックスバトル」の成功率が高いということでした。
他にも比較してみると「共通ベル」や「弱チェリー」は、設定1に比べて明らかに出現率が高かったので、確率分母を考えてもかなり設定推測に使用できるのではないかと思います。
ただ、設定6を打っていたのに最後までATを伸ばすことができず、差枚としては設定1の方が優秀な結果になりましたので、勝てるかどうかはAT中にどれだけやれるかが一番重要になってきそうです。
また、デフォルト以外の「AT終了画面」にも注目することをオススメします。
高設定はATの初当りが多く取れたり、CZ突破率が高かったり、小役確率が良かったりと、様々な部分で設定差がありそうなので、色々な要素を駆使してぜひ高設定にたどりついてください。
それでは最後に、今回試打をした設定1の実戦データも以下に掲載していますので、是非立ち回りの参考にしてみてください。
CB…クライマックスバトル
【設定6】トータル実戦データ | |
---|---|
項目 | 内容 |
通常時ゲーム数 | 2092G |
CZ確率 | 15回(1/139.5) |
AT初当り確率(※) | 6回(1/348.7) |
差枚数 | +1505枚 |
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