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『スマスロバジリスク絆2 天膳』設定付きスランプグラフ168本掲載!

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『スマスロバジリスク絆2 天膳』の設定付きグラフを掲載し、今後の展望などの気になる点を現役店長へ聞いてみました。

更新日: 2024/02/22

 

 

 

こんにちは、オールナイトで三重県に行くたびに「伊賀」の地名に反応してしまうヒポたまです。

 

とあるホールから入手した人気機種のスランプグラフを、設定付きで一挙掲載する当企画。今回は『スマスロバジリスク〜甲賀忍法帖〜絆2 天膳 BLACK EDITION』の導入日から4週間分の全スランプグラフになります。

 

 

 

 

『バジリスク絆2 天膳』の設置台数は63台なので、スランプグラフの掲載総数は6台×4週間(28日)=168件になります。今回も設定1からのまさかの結果がありましたし、高設定である5・6のスランプグラフも多数確認できます。

 

いつものように貴重な現場の声として、データを提供してくださったホールの店長に『バジリスク絆2 天膳』の稼働や導入後の感想、今後の運用の仕方などを聞いているのでぜひ参考にしていただけたらと思います。

 

それでは、ホールのメイン機種として長年愛されている、バジリスクシリーズ初のスマスロのスランプグラフを設定付きでお楽しみください!

 

 

【1週目】設定とスランプグラフ(設定6・2本)

 

■導入初日

  

 

■導入2日目

 

 

■導入3日目

 

  

■導入4日目

  

 

■導入5日目

 

   

■導入6日目

 

 

 

■導入7日目

 

 

◆投入設定の割合

導入1週目の設定割合
設定 投入台数 割合(%)
1 14台 33.3%
2 12台 28.6%
3 6台 14.3%
4 4台 9.5%
5 4台 9.5%
6 2台 4.8%

 

 

◆1週目の機種全体の差枚数 

導入1週目の差枚数
総差枚数 1台あたりの差枚数(全42件)
-41490枚 -987枚/1台

 

 

初日、2日目は設定2・4・6しか使用していなかったものの、3日目以降は色々な設定を試している感じです。前作では設定2・4・6を中心に運用するホールが多かったので、その流れを汲んでの設定配分だと思います。

 

ただ、スランプグラフを見ると、初日のF番台が設定2で7000枚、5日目のA番台が設定1で6500枚以上、どちらもほぼストレートで負けているように、打感だけでは設定1と設定2にどのような違いがあるのか分かりづらいような気がします。

 

さらに5日目のE番台が設定5だったのですが、こちらはATが伸びずじわじわとノマれていき、一度もプラス域に行くことがないまま、最終的には2700枚以上のマイナスで終わってしまっています。

 

スランプグラフから読み取れるのは、BTの初当りの確率よりもどこかで一撃伸ばせるかどうかの方がはるかに重要な台ということです。

 

 

【2週目】設定とスランプグラフ(設定6・2本)

 

■導入8日目

 

 

■導入9日目

  

 

■導入10日目

 

 

■導入11日目

 

 

■導入12日目

  

  

■導入13日目

 

  

■導入14日目

  

 

◆投入設定の割合

導入2週目の設定割合
設定 投入台数 割合(%)
1 17台 40.5%
2 10台 23.8%
3 6台 14.3%
4 4台 9.5%
5 3台 7.1%
6 2台 4.8%

 

 

◆2週目の機種全体の差枚数 

導入2週目の差枚数
総差枚数 1台あたりの差枚数(全42件)
-6661枚 -158枚/1台

 

  

設定配分は1週目とほぼ変化がないものの、総差枚数は約35000枚もユーザー側が巻き返しています。

 

8日目のA・B番台が、設定1と6という極端な設定にもかかわらず、共に大幅なプラス収支で終わっているのを見ると、「最終的な出玉には設定がほぼ関係ないのでは?」と思えてしまいます。

 

もちろんスランプグラフから、設定1と6では出玉が伸びていく上での描くグラフの形が違うのが見て取れますので、AT突入率の高い高設定の方が勝率が上がるのは間違いないでしょう。

 

 

【3週目】設定とスランプグラフ(設定6・4本)

 

■導入15日目

 

 

■導入16日目

 

 

■導入17日目

 

  

■導入18日目

 

 

■導入19日目

 

    

■導入20日目

 

  

■導入21日目

 

 

◆投入設定の割合

導入3週目の設定割合
設定 投入台数 割合(%)
1 17台 40.5%
2 14台 33.3%
3 2台 4.8%
4 5台 11.9%
5 0台 0%
6 4台 9.5%

 

 

◆3週目の機種全体の差枚数 

導入3週目の差枚数
総差枚数 1台あたりの差枚数(全42件)
-9405枚 -223枚/1台

 

 

3週目からは様子が変わり、設定5が一切使用されなくなりました。

 

データを見ると全ての設定で波が荒いのが見受けられるので、少しでも安定しそうな設定6を入れることで、高設定が投入されているということをアピールする狙いがありそうです。

 

その成果か、17日目A番台の設定6が見事万枚を達成し、出玉でもしっかりとアピールすることができた印象です。

 

ただし、その後の20日F番台や21日E番台のように、設定6でもいいところが全くないまま負けるということもあるので、高設定に座れたからといって安心できるような台ではなさそうです。

 

 

【4週目】設定とスランプグラフ(設定6・4本)

 

■導入22日目

 

 

■導入23日目

 

  

■導入24日目

 

  

■導入25日目

 

 

■導入26日目

  

    

■導入27日目

 

 

■導入28日目

  

  

◆投入設定の割合

導入4週目の設定割合
設定 投入台数 割合(%)
1 18台 42.9%
2 14台 33.3%
3 2台 4.8%
4 4台 9.5%
5 0台 0%
6 4台 9.5%

 

 

◆4週目の機種全体の差枚数 

導入4週目の差枚数
総差枚数 1台あたりの差枚数(全42件)
-49199枚 -1171枚/1台

 

 

設定の入れ方に変化があった3週目とほぼ同じような設定配分になります。しかし、総差枚数に注目してみると、3週目と比べて約40000枚もの差がありました。 

 

スランプグラフを見ていくと、28日目のE番台が設定1で5000枚オーバーと、低設定での爆発もあった反面、3000枚以上マイナスで終わった台が11台もあるなど、「バジリスク絆2 天膳」の荒さが一番感じられる1週間になりました。

 

今までこの企画で何機種も調査してきましたが、『バジリスク絆2 天膳』が断トツで設定がわかりづらい機種だと思います。

 

 

『バジリスク絆2 天膳』の現状と今後の展望を店長に聞いてみた

 

■設定変更・リセットについて

同一設定への打ち替えを含めてリセットは毎日全台行います。ただ悩んでいることもあり、運用していると「リセットの恩恵」をあまり感じられないということです。

 

スルー回数が優遇されるという話ですが、お客様の動きを見ていると開店直後は朝イチ恩恵の強い他の機種に流れている現状があります。

 

「天膳を朝イチで動かすためには?」という点で、導入数ヵ月経ちますが常に現場では議論されているところです。

 

 

■設定の入れ方

導入当初は初代のバジリスク絆の運用を継承しながら、設定2・4・6(24ベースが基本)で使用していました。

 

お客様の反応や各設定の特徴を分析した現在では、設定1・2・4・6を中心に使用しています。理由は「設定の推測が難しい」ということと、 「荒波の制御」という2点を踏まえての考えです。

 

設定6を入れてもそれを捨てる人が多く客回転が起きるため、店側がカスタムを積極使用しない限り、打感で推測することは相当難しいのではないかと体感しています。

 

自社では6の実績値が112.5%しかなく、出率が低く動いていることも原因かもしれませんが…。

 

 

■今後の稼働について

『スマスロ北斗の拳』導入時のような飽和した稼働状況にまでは至っていませんが、稼働がなくなることはなく貢献週は⻑期を見込みます。

 

ただ、現状の台数から増やして高稼働できる店舗はごく少数だと思われますので、今の市場規模の台数が適正か少し多い程度ではないかなと見ています。 

 

 

■導入後の感想・気になったこと

お客様の動向を見ていると、 『北斗』と比べて年配層が少ないということが言えます。期待値のないところで「年配層が大きく負ける」という状況が多いせいかもしれません。『北斗』よりも負け額が大きい(-5,000枚など)データを頻繁に目にします。

 

最終的には設定状況の良い店に上手い人が集まり、状況の悪い店が稼働しなくなるような二極化が進むのではないでしょうか。

 

 

投入設定の比較

 

◆週ごとの設定別台数

1週間ごとの設定別台数
設定 1週目 2週目 3週目 4週目
1 14台 17台 17台 18台
2 12台 10台 14台 14台
3 6台 6台 2台 2台
4 4台 4台 5台 4台
5 4台 3台 0台 0台
6 2台 2台 4台 4台

 

 

1週目から2週目にかけて大きな変化はありませんでしたが、3・4週目に入ると設定5がつかわれなくなりました。設定3も極端に減っています。

 

それと同時に、設定5を使用しなくなった分、設定6の台数が増えている点にも注目。

 

これは店長さんのコメントにもありましたが、波が荒いため設定6でも捨てられてしまうことがよくあるそうです。

 

そのため、設定がしっかりと入っているというアピールをするために設定5ではなく、設定6を使用するといった方針に変わったものだと思われます。

 

ホールにもよりますが、設定5を使用しないとなると、奇数設定示唆が強めであれば早めに見切ることができそうですね。

 

ただ、スランプグラフをみると、高設定だからといって素直に出てくれるような印象はないので、打ち手としては押し引きがかなり難しい台と言えます。

 

 

設定別勝率

 

「宿怨チャレンジ」にかなり割りを持って行かれている印象がある台なので、高設定とはいえ安定はしないと思います。

 

しかし、設定ごとにどのくらいの勝率があるのは気になるところ。果たして結果はどのようになっているのでしょうか?

 

 

■設定ごとの勝率

設定ごとの勝率
設定 対象台数 プラス差枚台数 勝率
1 66台 16台 24.2%
2 50台 16台 32%
3 16台 4台 25%
4 17台 6台 35.3%
5 7台 4台 57.1%
6 12台 6台 50%

 

 

設定5・6はなんとか50%を超えている感じです。

 

そのほか、設定1・3の勝率1/4、設定2・4の勝率が1/3と、偶数と奇数でほぼ同じ数字が出ているのですが、偶奇でATの伸びに差がある等なにか要因があるのでしょうか…?

 

また、どの設定でも「宿怨チャレンジ」にさえ入れることができれば期待ができるので、比較的低設定でも大勝ちを体験できる機会はありそうです。

 

その際はしっかりと設定推測をしながら実戦し、低設定だと思ったらスパッと引くということも大切になります。

 

 

まとめ

 

『バジリスク絆2 天膳』が描く、導入後4週間分のスランプグラフの形はいかがでしたか?

 

導入台数もかなり多いですし、扱いのよいお店も多いので、ホール選びさえしっかりすれば高設定にたどり着く機会も増えそうです。

 

しかし、高設定の勝率は50%程度なので、せっかく高設定に座れたのに、投資が嵩みすぎて取り返しのつかない事態になってしまう…なんてこともあるかもしれません。

 

それではいつものようにおまけとして、今回調査した中から差枚数ベスト3とワースト3をどうぞ!

 

 

ベスト3&ワースト3の差枚数
  ベスト3 ワースト3
1 +10040(設定6) −7293(設定2)
2 +7644(設定3) −6538(設定1)
3 +7552(設定1) −6446(設定1)

 

 

設定6で万枚突破という素晴らしい結果に!

 

設定1・3でも差枚で7000枚オーバーと、設定に関係ない一撃を備えているのは打ち手にとってかなり夢が広がりますね。

 

ただ、その強烈なATの代償なのか、ヘコむときはとことんヘコむのが『バジリスク絆2 天膳』の怖いところでもあります。

 

それではまた次の台でお会いしましょう!

 

 

 

(C)山田風太郎・せがわまさき・講談社/GONZO
(P)KING RECORD CO.,LTD.
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

 

執筆者:ヒポたま

■出生地:東京都

■誕生日:8月4日

■ X:@kabakabasansan

 

ライターを目指してパチンコ・パチスロ業界の門を叩き、編集部員に。安定した毎日を過ごす中、不安定という刺激が欲しくなり、40歳を前にフリーライターへ転身。ライターの他に撮影のディレクターやカメラ、編集もこなすマルチプレイヤー。

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