押忍!番長4
大都技研
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2024/05/10
僕の学生時代には、すでに番長という存在は都市伝説でした。
どうも、ヒポたまです。
とあるホールから入手した、人気機種のスランプグラフを設定付きで掲載&考察していく当企画! 今回は『押忍!番長4』の2週間分のスランプグラフを掲載します。
『番長4』の設置台数は4台。掲載総数は4台×2週間(14日)=56件です。
さらに今回も現場の生の声として、『番長4』の稼働状況やお客さんの反応などをホール店長さんに聞いているので、ぜひ参考にしてみてください。
それではさっそく『番長4』の設定付きスランプグラフをどうぞ!
■導入初日
■導入2日目
■導入3日目
■導入4日目
■導入5日目
■導入6日目
■導入7日目
導入1週目の設定割合 | ||
---|---|---|
設定 | 投入台数 | 割合(%) |
1 | 10台 | 35.7% |
2 | 10台 | 35.7% |
3 | 0台 | 0% |
4 | 3台 | 10.7% |
5 | 2台 | 7.1% |
6 | 3台 | 10.7% |
導入1週目の差枚数 | |
---|---|
総差枚数 | 1台あたりの差枚数(全28件) |
-131枚 | -4.67枚/1台 |
設定3は1台も使われておらず、設定1・2が約7割、設定4〜6が3割弱となっています。
設定状況としては甘めに使われている印象を受けました。同時に差枚数を見ると、1台あたり「-4.67枚」となっており、かなりの薄利で運用していることがわかります。
3日目のA番台の設定5が+13176枚と見事に万枚を突破していて、かなりの爆発力を秘めた機種であることを認識させられました。
また、設定1でも5日目のB番台+6869枚という大きなプラスを記録し、6日目のA番台は差枚こそ大きくはないですが、一撃5000枚ほど吐き出してるのが確認できます。
この一撃性は『番長4』に積まれている複数の出玉トリガーである、「轟雷光」「絶頂対決」「超番長ボーナス」のいずれかが、噛み合った結果だと推測できますので、ヒキが伴えば低設定でもかなり夢がありそうです。
▼各種出玉トリガーの分析はこちらの記事で!▼
さらに最高設定である設定6は3台使われていて、その全てが4000枚以上のプラス差枚で終わっているので、高設定の安定感はかなり魅力的ですね。
■導入8日目
■導入9日目
■導入10日目
■導入11日目
■導入12日目
■導入13日目
■導入14日目
導入2週目の設定割合 | ||
---|---|---|
設定 | 投入台数 | 割合(%) |
1 | 13台 | 46.4% |
2 | 7台 | 25% |
3 | 0台 | 0% |
4 | 4台 | 14.3% |
5 | 2台 | 7.1% |
6 | 2台 | 7.1% |
導入2週目の差枚数 | |
---|---|
総差枚数 | 1台あたりの差枚数(全14件) |
-237枚 | -8.46枚/1台 |
2週目に入ると設定1が3台増え、それと同じ数だけ設定2の台数が減りました。
相変わらず設定3が1台も使用されておらず、設定5はそのまま、設定6は1台減って設定4が1台増えています。
また、14日目のA番台が設定4の+10221枚や、12日目のB番台が設定6で+7458枚、10日目D番台の設定5が+7932枚など大きなプラスが見られました。
それにもかかわらず、1週間通して全体ではマイナスになってしまうというのは、負ける時はそれだけ大きな負けも覚悟しなければならないということです。
11日目D番台、13日目A番台のように、約6000枚のマイナスで何ひとついいところがないまま、1日が終わってしまうこともあるので、低設定だと感じたら、漢らしく引く勇気も大事になってきそうですね。
■全リセについて
リセットがかかっていないとわかると、お客さんが抱く期待値が下がってしまうため、『番長4』に限らず、基本は全台リセットを行います。
うちはパチスロ200台ほどの中規模クラスの店舗ですが、すべての台をリセットをかけると、毎日相当の時間を取られます。
それでも朝イチの稼働をキープするために、リセットをかける価値は十分にあります。
■設定通り動くか?
勝率だけを見れば、高設定と低設定でだいぶ差が出てはいますが、出玉面から見ると、設定通りに動いているとは言い難い状況です。
まだ2週間ほどの運用ではありますが、ここまで出玉が荒れるとは思っていませんでした。店舗単位、1日単位での計算はまったくできず、正直なところかなり扱いづらい機種だと言わざるを得ません。
■ユーザーの評判
両極端な意見が多い気がします。
AT性能が高いのは間違いないのですが、意外と伸びずに終わってしまうこともあるので、楽しめないまま大きく負けてしまったお客さんは、2回目打つのを躊躇っている方が多い印象です。
逆に、一度でも楽しい思いをした方は積極的に座ってくれているのが見受けられます。
導入直後に遊技されていた年配の方からは、「何が起きているのかわからなく、当たっていてもなにが面白いのかわからない」との声もいただきました。
システムが複雑なことで、どうしても客層は偏ってしまいそうです。
■今後の運用について
『番長』シリーズということで、個人的には長く稼働すると思っていますが、系列店舗全体で見ると導入台数を控えています。
ただ、導入後の状況としては私が思っていた以上に稼働が好調で驚いています。
誰かがヤメてもすぐに他の方が座るといった状況なので、一日を通してほぼ空いている時間はないというのが現状です。
また、遊技されているのはしっかりと台の知識がある若い方がほぼ100%。そのため、お店としても高設定を使わなければ、すぐに稼働がなくなってしまうのではないかという恐怖があります。
お店としてはこの高稼働を飛ばすわけにはいかないので、低設定が爆発してしまった後であっても、しっかりと高設定を使いアピールしていきます。
導入台数は少ないですが、しばらくは利益度外視で、できる限り甘く使っていけたらと思っています。
1週間ごとの設定別台数 | ||
---|---|---|
設定 | 1週目 | 2週目 |
1 | 10台 | 13台 |
2 | 10台 | 7台 |
3 | 0台 | 0台 |
4 | 3台 | 4台 |
5 | 2台 | 2台 |
6 | 3台 | 2台 |
設定状況としては、1週目から2週目にかけて、設定1が増えたという結果になりました。
ただし、設定4〜6の台数に変化はないので、高設定を減らしてということではなく、設定2が少しずつ減った分だけ設定1が増えたという状況です。
『押忍!番長4』の設定示唆は、「設定2以上」や「設定4以上」の示唆があり、設定3でのみ出現するという設定示唆がありません。
つまり、高設定を使用していることをアピールするのであれば、わざわざ設定3を使用する場面がなく、それがこの設定使用状況に表れているのかもしれません。
スランプグラフを見ると、高設定高設定はかなり勝率が良さそうな気がします。
また、たとえ低設定であっても必ず負けるわけではないので、各設定ごとにどの程度の勝率があるのかは気になるところですよね。
果たして結果はどのようになっているのでしょうか?
■設定ごとの勝率
設定ごとの勝率 | |||
---|---|---|---|
設定 | 対象台数 | プラス差枚台数 | 勝率 |
1 | 23台 | 5台 | 21.7% |
2 | 17台 | 5台 | 29.4% |
3 | 0台 | 0台 | 0% |
4 | 7台 | 6台 | 85.7% |
5 | 4台 | 3台 | 75% |
6 | 5台 | 4台 | 80% |
サンプルが少ないので正確ではないとは思うのですが、高設定の安定感は抜群ですね!
低設定は勝率がよくないものの、勝利している台はATを一撃で伸ばして勝利しているものが多く、差枚としては、高設定顔負けの出玉を獲得しているものが複数台見受けられます。
ただ、やはり低設定を打つことにメリットはないので、設定推測要素はしっかりと行いながら実戦することがマストになってくると思います。
実戦の際は、設定示唆の出現場面や推測要素などを下の記事でチェックして役立ててください。
【番長4 設定6 データ】
スマスロ『押忍!番長4』の設定差を考察!
大都技研伝統のシリーズ最新作『押忍!番長4』が描く、導入後2週間分のスランプグラフの形はいかがでしたか?
『番長』はシリーズを通して、常にホールのメイン機種として君臨してきたレジェンドコンテンツですから、今後もますます楽しみな1台になっていきそうですね!
今回はスマスロになり、さらに爆発力を兼ね備えたモンスターマシンの性能を存分に見せてくれました。
それでは最後に、いつものようにおまけとして、今回調査した中から差枚数ベスト3とワースト3をどうぞ!
ベスト3&ワースト3の差枚数 | ||
---|---|---|
ベスト3 | ワースト3 | |
1 | +13176枚(設定5) | −6305枚(設定1) |
2 | +10221枚(設定4) | −5906枚(設定1) |
3 | +7932枚(設定5) | −5879枚(設定1) |
万枚達成が2台あり、出玉性能の高さが見える結果となっています。トップ3のうち2台が設定5となっているので、もしかしたら一撃に特化した設定5…なんてこともあるのでしょうか。
逆にワーストの方はすべて設定1が占めてしまいました。
5日目のB番台のような、差枚+6869枚(一撃約9000枚獲得)といった一撃性は秘めていても、やはり低設定のキツさもというものが垣間見えました。
それではまた次の台でお会いしましょう!
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