パチスロご〜やちゃんぷる〜の天井狙いについて徹底網羅！天井期待値・狙い目・恩恵・ハイエナ条件

『S ご〜やちゃんぷる〜 25φ』（京楽）の天井情報を総まとめ。単純にゲーム数だけを見るのではない、沖スロ系他機種より一歩踏み込んだ立ち回りこそ勝利の鍵となる。

天井は2種類。

1つは、通常時最大999G消化。

滞在モードに応じて天井ゲーム数が変化することはもちろんだが、それぞれのモード滞在中でも天井規定ゲーム数には振り分けがある（例えば、通常AやBでは百の位が偶数の時の方がアツい）。

上記表は『25φ』のもの。『30φ』は一部異なるが、基本的にはかなり似ている。

一応、通常AよりもBの方が、百の位のゲーム数が奇数・偶数で期待度の差は少ない。ただしその違いを体感できるほどではない。

◇天井ゲーム数の引き継ぎ

ここが本機最大の特徴で、天井立ち回りに大きく関わってくる仕様のため絶対に押さえておきたい知識となる。なんと上位モードにアップしない（例：通常A→通常A）限り、天井ゲーム数を引き継いでくれるのだ。

例えば、通常A滞在中に549Gでにんじん契機のボーナスを引いたとする。そしてこのボーナスで通常A以外にモード移行しなかった場合、次回は「999G-549G」で450Gが天井となる。

ただし、気をつけたいのは、天井を引き継ぐのはあくまでも引いたボーナスが「ハズレを含む小役成立時のボーナス抽選に当選」した場合のみ。

自力で引いたボーナスだけが天井ノーカウント扱いになり、浅い天井が振り分けられたことによる規定ゲーム数消化からのボーナス当選は、天井再セットとなってしまうことを覚えておこう。

これにより、なかなか天国に移行しない時の投資緩和に役立ってくれるばかりか、モード移行の状況を知ることができるケースがあるので、天国移行までの効率を上げることができる。

なお、2つ目の天井は2500G間天国モード非突入で、次回ボーナスが発動契機となる。

◇設定変更時の挙動 / 電源OFF→ON時の挙動

設定変更を含むリセット時は、いわゆるチャンスモードであるなんくるないさモードに移行する可能性がある。

同じく、通常Aよりも期待できる通常Bへの振り分けも考慮すると、全体の1/2以上は通常Borなんくるないさに振り分けられる（『30φ』は1/3以上で通常Bを選択）。

しかも、通常A・B・なんくるないさのどれに振り分けられたとしても、浅い規定ゲーム数が選択されやすい。

また、ゴーヤ観察日記（いわゆるボーナス高確率抽選状態。おもにレア役契機のボーナス当選率を管理）のレベルが再抽選される。こちらはあくまでも再抽選であって極端に優遇されるわけではないが、状況によっては早い立ち上がりに期待できる。

そして、これらの恩恵がどのくらい美味しいかというと、現時点ではそれなりといったところ。

天井ゲーム数引き継ぎ仕様により、前日閉店時の状況を把握してさえいれば、リセットでその情報をまっさらにされてしまうより有益なことがあるからだ。天井2の2500G天井の解消も地味に痛い。

もちろん、「前日閉店時に天国抜け即ヤメ台」という割とありがちな状況で、しかも設定上げが期待できそうならデメリットはほぼない。

あくまでも設定上げ狙いがメインで、リセット恩恵は嬉しい副産物と捉えておくのが無難（設定変更がなかった場合は最低の状態から打ち始めることになるため）だが、打ってみるのは戦術的にアリだ。

天井1の恩恵はボーナス当選。

ただし、本機は天国モード中のボーナスがほぼBIG（約97％）につき、そのしわ寄せがそれ以外のモード滞在時のボーナス比率にきている。

表の通り、天井恩恵はかなりの頻度でREGと考えておいた方がいい。その代わり、BIGだった場合はモードアップの可能性がグンと高まる。

また、天井2の恩恵は天国モード突入濃厚。2500Gという長い道のりを歩んだ後だけに、さすがに恩恵は大きい。

まだ判明していない内部数値も多いが、それでも下記の狙い目ラインを守れば時給2000円程度は期待できるはず。

ただ、連チャン沖スロ系にありがちな「天国に入って連チャンするまで打ち続けなければいけない」特性を本機は一段と強く持っているため、時給2000円を実感しながら打てることはほとんどないだろう。

●天井1の狙い目

等価交換及び5.6枚交換・持ちメダル遊技なら650G〜（天井まで残り349G）。

5.6枚交換・現金投資なら700G〜（天井まで残り299G）。

上記の狙い目ゲーム数は、連チャン後即ヤメ→次の初当りに当選していないケースのもの。

打ち始めた時点で単発ボーナスを引いていたなら、モードアップを加味して、REG1回につき50G、BIGであれば1回につき250G、狙い目ラインを手前に持ってきてもOKだろう。

もちろん天井ゲーム数引き継ぎ仕様のことも考慮した立ち回りが必要。例えば前回280Gで自力でREGを引いていたとする。この場合は、モードアップしていなければ次の天井は719Gだ。

等価交換なら天井まで残り349Gから打ち始められるわけで、これを踏まえると「719-349-50（REG1回分）＝320G」となり、320G以上ハマっている台は狙い目に到達しているということになる。

もちろん、モード移行して天井ゲーム数を引き継いでいないケースも考えられるが、その場合は通常Bの320G以上ハマっている台を打ち始めることとなり、それはそれで問題なし（浅めの規定ゲーム数によるボーナス→モードアップなし＆深い規定ゲーム数が選ばれている、というリスクはある）。

ちなみに、REG1回で50G短縮扱いなのに対し、BIGは1回で250G短縮と5倍もの格差があるのは、それだけモード移行への期待度に差があるからだ。とにかく、なんとかして通常Aを避けることが勝負の分かれ目となる。

●天井2の狙い目

等価交換、5.6枚交換を問わず、天国非突入間2000Gハマリ。

※投資枚数…50枚あたり約31.1Gで算出
※想定時間…1分あたり14Gで算出

上の表は連チャン後、1回も初当りボーナスを引いていない台のケース。あくまでも初当りまでであって、結局連チャンするまで打ち続けることが多いので参考程度にとどめておこう。

連チャン後の場合は、ボーナス終了後33Gでヤメ。

単発だった場合は2パターンあるので注意が必要で、まずは（累計でも）999G天井を喰らわなかったケース。

ここが他の連チャン沖スロ系機種と異なるところで、他機種の場合は「通常B示唆がなかったらヤメるのもあり」というスタンスだったが、本機の場合は少々異なる。

（1）天井引き継ぎ条件を満たしている状況では、ボーナス終了後、確実に次の天井狙い目に達している

（2）初当りボーナスがREGに偏るので、33G終了後に手元にメダルがほとんど残らない（BIGなら150枚程度は残るので、この3000円分が期待値計算的には意外と大きい）

（3）とにかく通常Bに移行していたら、期待時給は低くなるが打った方がいい（これは他の連チャン沖スロ系機種と同じ）

この3つの理由で、「単発後にヤメる」ことが非常に難しい。そのため、前回ボーナスが999Gの天井到達によるものと特定できなかった場合は苦しくとも続行となる。

ちなみに、ボーナス開始時は筐体のボーナスランプで当選契機が示唆される。ゆっくり点滅なら規定ゲーム数、高速点滅なら小役契機だ（法則崩れの場合は通常B以上濃厚）。キチンと確認して押し退きの判断材料にしよう。

そしてもうひとつのパターンは、（累計含め）999G天井を喰らったことが特定できたケース。

この場合は、モードアップしなかったとしても天井再セットが確定する。そこまでに高モード示唆が発生していなかったら33Gでヤメてしまうのも一応アリだろう。

ただし、天井ボーナスがBIGだった場合は続行だ。

なお、示唆ボイスはボーナス終了時にPUSHボタンを押さないと発生しないので忘れずに。

天井2狙いで打ち始めたのなら、当然のことながら連チャンするまで何があっても打ち続けなければいけない。

天井ゲーム数引き継ぎ仕様が、立ち回りの成功・失敗の大きなキーポイントになり、正直、押し退きの判断が難しい局面は多々あるが、逆に言えば、難しい判断を的確にできれば美味しい思いができるだろう。

なお、そこまでの判断に自信がない、という方にオススメな立ち回りは次の2つで、1つは「天国非突入2000Gハマリ台のみを狙う」こと。そしてもう1つは「BIG単発の台を狙うこと」だ。

前者は天井2狙いだけに的を絞るやり方。後者は、BIGが当選している時点で通常Aを強力に否定できるため、あまり深いことを考えず、連チャンするまで打ち続けるだけでOKとなる。

もちろんそういった台がそうそう落ちているとも思えないが、頭で稼ぐか足で稼ぐかだけの違いである。粘り強く空き台をチェックしていこう。