【e仮面ライダー電王】通常時大当り56回大分析で信頼度だけではわからない王道演出判明

京楽『仮面ライダー』シリーズ機の最新作『e仮面ライダー電王』の導入が始まった。

本機最大の特徴はラッキートリガー（以下、LT）で、新基準を満たしているところ。大当り確率は約1/319.9で、通常RUSH突入率は50％。そしてこの通常RUSH中に大当り（突破率60％）すればLT突入となる。LTは継続率約77％で、右打ち中の大当りは87.5％が約2100個以上と抜群の出玉性能を誇る。

今回の初当り調査は、そんな新基準LT搭載機で実施。通常大当り56回分のデータから、信頼度ではなく、いかに多く初当りに絡んでいるかをカテゴリーごとに調査し、実戦上の王道演出を紹介していこう。

2大注目アクションの出現回数は、「デンライナー 一閃予告」 が46回も出現したのに対し、もう1つの「俺、参上!予告」は7回だけという結果に。同じ2大注目アクションでも出現回数にはかなりの差があった。

2大注目アクションのトータル占有率は87.5％とかなり高め。とはいえ、そのほとんどをデンライナー 一閃予告が占めている状態だ。

様々な場面で発生する激アツ予告で、信頼度は約79.1％。実戦では同一変動で2回出現することもあり、その場合はすべてRUSHに突入している。

デンライナー 一閃予告は、発生時の役割が4つあるところが特徴。役割は保留変化時、連続予告時、クライマックスSPSPリーチ発展時、リーチ中のデバイス変化時で、同一変動で複数回出現することもある。実戦では最大3回まで出現した。

役割別の出現回数では、連続予告が30回と最も多く出現。最も少なかったのはデバイス変化で、わずか1回のみだ。

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保留変化予告のトータル占有率は約82.1％で、これはデンライナー 一閃予告と同じ数値。保留別に見ると、信頼度約50.1％の赤保留が7割以上を占有している。なお、デンライナー 一閃予告から保留変化したパターンが10回あり、この場合はすべて赤保留以上に変化した（赤保留8回、金保留2回）。

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実戦で出現した保留変化以外の先読み予告は2演出のみ。最も多く出現したのが「先読みデバイスバイブ予告」で、11回出現。もう1つは「電王ギミック先読み予告」だが、こちらは2回しか出現していない。 

変動開始時にボタンやハンドレストが振動する予告。パターン別ではボタンが7回で最多で、ハンドレストは合計4回出現したが、いずれもRUSHには突入しなかった。

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連続予告のトータル占有率は約80.4％。最多出現は2大注目アクションでもあるデンライナー 一閃予告の連続予告パターンだ。2番手は「いーじゃんZONE」で9回出現し、その他にも出現した予告はいくつかあるが、いずれも出現回数は5回未満だった。

本機のメインとなる連続予告で、一般的な連続予告のように2連→3連と連続することはないが、発生した時点で信頼度が約41.2％まで上昇する。ポイントは連続時のエフェクトの色で、デフォルトは赤だが、金なら信頼度が約78.8％にアップ。実戦では6回出現し、半分がRUSHに突入している。

最初はいーじゃんZONEから始まり、実戦上はすべて「スゲーじゃんZONE」に発展した。RUSH突入率は理論値よりも若干低め。

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リーチ前予告のトップは、13回出現した「変動開始時電王ギミック予告」で、2位は10回出現の「イマジン集合カットイン予告」。3位は「セリフカットイン予告」「会話予告」「ボイスアクション予告」の3演出で、いずれも9回出現した。

変動開始時に電王ギミックが液晶中央に移動し、その後のアクションで期待度が変化する。実戦ではフラッシュするパターンが8割以上で、斬撃パターンは2回だけ出現した。

変動中にイマジンたちのカットインが出現する予告で、信頼度は約39.6％。実戦では全部で10回出現し、6回がRUSHに結びついている。

キャラと合わせて出現するセリフの色がポイントで、期待度は白＜赤＜金の順にアップする。最多出現は白だが、信頼度約66.7％の金も2回出現した。

会話時のセリフの色で期待度が変化する予告。実戦ではデフォルトの白が大半を占め、チャンスパターンの赤は1回だけ出現。さらに激アツのゼブラ柄も存在するが、実戦では出現しなかった。

文字出現時の背景は、デフォルトは赤で、金なら信頼度が約50.1％にまで上昇する。実戦でも金パターンが3回出現したが、すべてRUSH未突入に終わった。

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リーチ後予告のトップは「リーチ後ボタン予告」 で、31回出現。次が27回出現した「リーチ後シルエット予告」で、この2演出が飛び抜けて出現回数が多かった。

テンパイ後にボタンが出現し、PUSH後に様々な演出が発生する。最も多く出現したのはイマジン登場で、全体の約6割を占有。激アツの「次回予告」は7回、2大注目アクションの俺、参上!予告も2回出現した。

テンパイ後にシルエットが出現し、その後に出現する仮面ライダーのフォームで発展先が決まる。またデンライナー 一閃予告が発生することもあり、実戦ではこのパターンが9回と最も多かった。

テンパイ時にチャンスの声が聞こえれば信頼度約20.2％、激アツなら約95.7％にまで上昇する。激アツは2回出現し、1回はRUSHに突入した。

画面暗転後に電王ギミックが落下し、エフェクトの色で期待度が変化する。実戦では赤が8割を占有しているが、青と金はいずれも実戦上RUSH突入率100％だ。

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リーチ系統別のトップは「バトルSPSPリーチ」で、31回出現。2位は23回出現した「クライマックスSPSPリーチ」だ。この2演出の合計出現回数が54回で、占有率にすると約96.4％もある。これ以外で当たったのが「ソードフォームVSデスイマジンバトルリーチ」で、2回当たっていずれもRUSHに突入している。

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イマジン憑依SPやバトルSPリーチから発展するリーチで、フォームの期待度はロッド＜ガン＜アックス＜ソードの順。最多出現は最も期待できるソードフォームで、2番目がアックスフォームと、信頼度の高い演出の方が多く出現した。

バトルSPSPリーチのチャンスアップは上記の4つ。デフォルトパターンを除いて最も多く出現したのが、フリーズカットインのあおり発生だ。あおりのみが13回出現し、さらにフリーズカットインも10回出現している。また分岐ボタンの仮面ライダーゼロノス参戦も12回出現と僅差だった。

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トータル信頼度約67.8％を誇る激アツリーチで、VSレオイマジンとVSデスイマジンの2種類あり。ただ、実戦で出現したのはすべてVSレオイマジンだった。なお、信頼度はVSデスイマジンの方が高く、また当たればRUSH突入濃厚となる。

チャンスアップはテロップ、いーじゃん文字、当落デバイスの3つ。デフォルト以外で最も多く出現したのはテロップ赤で、10回出現。なお、当落デバイスは通常ボタン以外は大当り濃厚だ。

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図柄別占有率を見ると、かなりの偏りが見られる。トップの1図柄と、2位の8＆9図柄は占有率25％以上で、合計すると約82.2％にもなる。また2・3・5図柄は1回も図柄揃いしていない。

RUSH突入率では、RUSH突入濃厚の7図柄を除くと、9図柄が約66.7％でトップだった。

7以外の図柄揃い時に発生する大当りで、ラウンド中のバトルでRUSH突入が決まる。実戦上のRUSH突入率は約48.1％だ。チャンスアップはテロップの色と、倒れた時の「立ち上がれ」の文字の色。デフォルトを除くと、立ち上がれ・赤が9回で最多だが、RUSH突入率は約66.7％とそれほど高くはなかった。

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最後に、通常時大当り56回分のデータから導き出した本機の王道演出パターンを紹介しよう。

先読み段階では保留変化予告と先読みデバイスバイブ予告だ。保留変化は最終的に赤以上への発展に期待しよう。当該ではデンライナー 一閃予告は欠かせない。その他では変動開始時電王ギミック予告を待ちつつ、テンパイ後はリーチ後ボタン予告やリーチ後シルエット予告を経てバトルSPSPリーチへ。リーチ中はフリーズカットインあおりが発生すれば大当りは目前だ。

なお、本機のさらなる最新情報はコチラで紹介していくので要チェックだ！