スマスロニューパルサーBT
山佐
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2025/06/09
6月2日より導入がスタートしたボーナストリガー(BT)機。
山佐のBT搭載機第1弾となる『スマスロニューパルサーBT』はBIG後にBTへ突入するタイプで、BIG当選時は309枚以上獲得可能(BT込み)と、ノーマルタイプの新たなる可能性を秘めています。
ここではショールーム実戦で採取したデータを基に設定差がありそうなポイントを考察しているので、立ち回りの参考にしていただければと思います。
まず、すでに公表されているスペックは以下となります。
次に、今回ショールームで実戦した設定1と設定6のボーナス関連データがこちら。
内容 | 設定1 | 設定6 |
---|---|---|
総ゲーム数 | 2500G | 2500G |
BIG回数 | 8回 (1/312.5) |
6回 (1/416.7) |
REG回数 | 5回 (1/500.0) |
5回 (1/500.0) |
ボーナス合算 | 13回 (1/192.3) |
11回 (1/227.3) |
BT中の BIG当選割合 |
25% (8回中2回) |
- (6回中0回) |
BIG~BT終了までの 最大獲得枚数 |
511枚 | 309枚 |
※BT中のボーナスは含まず
当選契機 | 設定1 | 設定6 |
---|---|---|
BIG(※1) | 3回 (1/833.3) |
2回 (1/1250.0) |
REG(※1) | 2回 (1/1250.0) |
3回 (1/833.3) |
チェリー+BIG | 5回 (1/500.0) |
4回 (1/625.0) |
チェリー+REG | 2回 (1/1250.0) |
1回 (1/2500.0) |
ベル+REG | 1回 (1/2500.0) |
1回 (1/2500.0) |
BT中のボーナスは含まず
※1…単独or1枚役
【設定1・設定6のスランプグラフ】
設定1と設定6を比較してもこれといって大きな差はなく、設定6に至っては公表値よりも大きく下ブレ。ホールでこのデータを見かけたらなかなか打ちづらいですよね…。
BT中のボーナス比率は2:8(BIG:REG)と解析値が出ていますが、BIGからBT終了までの獲得枚数はヒキによって左右される…ということもあり、設定6データはボーナスのヒキに恵まれなかった、BT中にBIGを引けていないダブルパンチで差枚的にもキツイ展開になりました(BT中のボーナス比率に設定差はなさそう)。
設定6でもこういう結果になってしまうことがあるので、もちろんボーナス確率は判断材料ではあるものの、それだけを過信せずに他の設定差にも目を向けて判別することが重要となります。
では、一体何に注視すればいいのかというと、それはやはり小役確率。
次の項目では設定差が見受けられた小役確率について考察していきます。
設定1と設定6の小役をカウントしたところ、それぞれの確率は以下となりました。
設定 | オレンジ | チェリー合算 | ベル |
---|---|---|---|
1 | 1/10.6 | 1/19.5 | 1/75.8 |
6 | 1/9.8 | 1/20.8 | 1/71.4 |
サンプルゲーム数:設定1…2500G
設定6…2500G
現状、小役確率の設定差が判明しているのはチェリー確率のみで、以下が解析値となります。
設定 | 角チェリー | 中段チェリー | チャンス チェリー |
合算 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/36.2 | 1/48.8 | 1/655.4 | 1/20.2 |
2 | 1/36.1 | 1/48.4 | 1/606.8 | 1/20.0 |
5 | 1/36.0 | 1/48.0 | 1/606.8 | 1/19.9 |
6 | 1/35.9 | 1/47.7 | 1/565.0 | 1/19.7 |
チェリー3種類あり、チャンスチェリーは逆押しでしか見抜けないうえに、逆押しした場合は角チェリーと中段チェリーを見抜くのが難しいようなので、チェリーは合算でカウントしたほうがよさそうです。
また、オレンジ確率とベル確率(1/62.1)については設定差があるか現状判明していませんが、どちらも実戦上設定差がありました。歴代のニューパルシリーズでもオレンジ確率やベル確率に設定差があったので、両方ともカウントして損はなさそうですね。
特にサンプルが取りやすいオレンジ確率はそれなりの設定差があったので要注目ポイント。今回の実戦値を参考にして立ち回っていただければと思います。
なお、前作まではチェリーとオレンジ、ベルは同時成立していたので適当押しをしても取りこぼさなかったのですが、今作のベルは取りこぼす可能性があるので、その点だけ注意が必要です。
ボーナス消化中のリールバックライトフラッシュ発生率に設定差が存在します。
設定 | BIG中 | REG中 |
---|---|---|
1 | 1/65536.0 | 1/65536.0 |
2 | 1/16384.0 | 1/3276.8 |
5 | 1/8192.0 | 1/728.2 |
6 | 1/4096.0 | 1/512.0 |
今回の実戦では確認できませんでしたが、一度でも確認できれば設定5以上に期待。REG中は特に設定差が大きいので見逃さないようにしましょう。
シリーズ初のBT搭載ということで注目されている本機ですが、設定判別においてはシリーズ機同様、ボーナス確率と小役確率で推測していくのがベターだと思います。
ボーナス中のバックライトフラッシュも重要ですが、終日打って一度も確認できない場合もあるので、早めに確認できたら設定5以上に期待。確認できなくても高設定を否定するわけではないので、まずはボーナス確率と小役確率を中心に設定推測していくようにしましょう。
ただし、今回の実戦値を見ていただいたとおり、設定6でも下ブレすると低設定のような挙動をすることがあります。
これはノーマルタイプ全般に言えることですが、まずはそのホールで高設定が使われているかどうかが重要。高設定を掴みたいのであれば、まずはホールを攻略してから臨むようにしましょう!
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