Pスーパー海物語IN沖縄6
三洋
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2025/09/29
2025年7月中旬、主にパチンコメーカーによる団体・日本遊技機工業組合(日工組)から、同年10月に有線イヤホン対応の新型パチンコ機が導入されることが発表されました。
そのマシンが、最速で10月6日からホールに設置される三洋の『Pスーパー海物語IN沖縄6』です。
そもそも、パチンコ台は不正行為を防止するため外部機器との接続は禁止。その中にはもちろんイヤホンジャックも含まれていました。
その一方で、近年のパチンコファンでは若年・女性層を中心に「イヤホンが使える」台のニーズは常々高く、パチンコ関連の団体によるアンケート実施の結果でも顕著なのが明らかでした。
また、パチンコ業界としてもイヤホン機能を採用することにより騒音問題を解消して、新規ユーザーの拡大や従業員の作業環境改善などが見込めるという思いがあったようです。
そして2024年8月、パチンコの監督官庁である警察庁の元で遊技機の機能における規格解釈基準が改められ、「音声のみの発信」を目的とする外部機器の運用が認可。そこから1年強、実際にイヤホンジャックの付いたパチンコ機がホールにお目見えする運びとなりました。
パチンコ台からイヤホンによりダイレクトで台のサウンドを聞くことができれば、迫力・臨場感が増し世界観によりシンクロして、「没入型」の遊技を楽しめるのは間違いなし。
また、イヤホン装着によって近隣台の音をある程度カットできるのもメリットのひとつ。ハマリ中に周囲から爆音で大当りラウンドのBGMが流れるなんてケースは、テンション爆下がりは必至で是非とも避けたいもの。こんな事例を軟化できる点でも、イヤホンによる恩恵は大きいでしょう。
耳栓なんてナンセンス…なんて時代は間もなく!?
「ラッキーシェル」と名付けられた新筐体を持つ『沖海6』には、右下のハンドル手前にイヤホンジャックが装備。
持参した有線イヤホンをここに刺すことで、遊技台のサウンドは他には聞こえずプレイヤーが独り占めできるようになります。一発告知音がより耳の奥まで響き渡るなど、どっぷりと『沖海6』ワールドに浸れることでしょう。
なお、独占と言っても音量の調整は必須。イヤホン差し込みの時点で最小となるため、お好みで最適なものに設定しましょう。
『沖海6』で気になるのが、イヤホン利用は可能と言っても「有線」に留まり「Bluetooth」によるワイヤレスイヤホンは使えない点。
>>Bluetoothイヤホン対応機の参考展示レポートはコチラ!<<
2024年8月に開催されたファンイベントの「みんパチ2024」、そして1年後の「みんパチ・スロサミ2025」では Bluetoothイヤホンが使用できる機種が出展されていることから、技術的には実現済みであることが分かっています。
そう遠くない未来に無線イヤホンが使える台が登場すると予想されるので、その時を楽しみにしましょう。
さらにパチンコ機だけではなく、パチスロ機への実装も公算大。イヤホンで自台により傾倒できると共に他台の騒がしさを遮ることができれば熱中度はアップ。こちらも待ち遠しい限りです。
パチンコ台における新たな試み、イヤホンジャックについてお伝えしてきました。
今後の進化やサウンド面のみに留まらず便利な性能がプラスされていく可能性があり、遊技機に輝くような将来が拓けているのは喜ばしいこと。
ホールでのプレイがどんどん快適度を向上していくことを祈って、当記事の〆とさせていただきます。
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