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【e 北斗の拳11 暴凶星】LT突入大当り48回大分析で信頼度ではわからない王道演出パターン判明

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大量データをもとに、演出信頼度ではなく、最も大当りに絡みやすい「王道演出」を紹介する当企画。今回の調査機種は『北斗の拳』シリーズの最新作『e 北斗の拳11 暴凶星』だ。

更新日: 2025/12/11

 

 

 

 

サミーの新機種『e 北斗の拳11 暴凶星』がホールに登場した。本機は『北斗の拳』シリーズ最新作で、さらに大ヒット機種『P北斗の拳 暴凶星』の遺伝子を色濃く継承したマシンだ。通常時図柄揃い確率は約1/399.8で、LT性能は突入率約61%・継続率約75%というLT特化タイプ。最大の特徴はLT中の出玉性能で、大当りの約50%が4500以上となっている。

 

今回はそんな注目マシンを実戦し、LT突入大当り48回分のデータを収集。このデータから信頼度ではなく、いかに初当りに絡んでいるかを先バレカスタムを含めた各カテゴリーごとに調査し、実戦上の王道演出として紹介していく。

 

 

【注目演出】信頼度が高い「これ待ち」演出の中で出現回数トップは闘神バトル&暴凶星ラオウリーチ

 

北斗暴凶星王道演出

 

 

注目演出の中で最も多く出現したのは「闘神バトル」と「暴凶星ラオウリーチ」 で、いずれも14回出現し、占有率は約29.2%だ。2桁出現はこの2演出のみで、「暴凶星予告」は4回、「暴凶星ZONE」は3回出現と極端に少なかった。

  

 

注目演出  出現回数別・LT突入大当り占有率
出現回数 出現割合(出現数)
2つ出現 約14.6%(7回)
1つ出現 約43.7%(21回)
出現せず 約41.7%(20回)

 

 

注目演出のトータル占有率は約58.3%と、6割近くの初当りに絡んでいる。そのほとんどは単独出現で、複合したのは7回のみ。最も多く出現した複合パターンは、4回出現した暴凶星予告+暴凶星ラオウリーチで、次が3回出現の暴凶星ZONE+暴凶星ラオウリーチと、すべて暴凶星ラオウリーチ絡みだった。

 

 

北斗暴凶星王道演出

 

 

信頼度約97.1%を誇る激アツの先読みゾーン演出。実戦では3回出現し、いずれも暴凶星ラオウリーチに発展した。なお、大当り濃厚の「拳王ZONE」もあるが、実戦では出現していない。

 

 

北斗暴凶星王道演出

 

 

出現ポイントは変動中で、発生すれば信頼度が約90.0%にまで上昇し、さらに暴凶星ラオウリーチ発展濃厚となる。実戦では4回出現した。

 

 

北斗暴凶星王道演出

闘神バトル  発生内訳
パターン 出現割合(出現数)
VSサウザー 約57.1%(8回)
VSシン 約35.7%(5回)
VSジャギ 約7.2%(1回)

北斗暴凶星王道演出

 

 

「神拳BATTLE」中の闘神あおりから発展する激アツ演出。「神拳BATTLE」は全5種類あり、最も多く出現したのは8回出現した「VSサウザー」だった。

 

 北斗暴凶星王道演出

暴凶星ラオウリーチ  チャンスアップ内訳
パターン 出現割合(出現数)
金ロゴ落下 出現せず 約92.9%(13回)
出現 約7.1%(1回)
当落デバイス ボタン 約92.9%(13回)
ドライブギア 約7.1%(1回)

 

  

信頼度約89.9%を誇る本機最強リーチで、プレイヤーがケンシロウorラオウのどちらかを選択できる(実戦ではケンシロウを選択)。チャンスアップは金ロゴ落下と当落デバイスの2つあり、いずれもチャンスパターンが出れば大当り濃厚。実戦ではそれぞれ1回ずつ出現した。

 

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【先バレ演出】イキナリフラッシュの占有率は約95.8%

 

北斗暴凶星王道演出

北斗暴凶星王道演出

 

 

本機の先バレ演出は、入賞時告知カスタムで選択可能。実戦はノーマルモード用の「イキナリフラッシュ」で行った。演出は、入賞時にボタンやその周囲が赤く発光するというもの。実戦での出現回数は46回で、占有率約95.8%と、ほとんどの大当りに絡んでいる。また発生しなかった2回は、いずれもリーチハズレから発展する「黒王リーチ」で大当りした。

 

 

北斗暴凶星王道演出

 

 

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【保留変化予告】トータル占有率は50%

 

北斗暴凶星王道演出

保留変化予告  種類内訳
パターン 出現割合(出現数)
点滅 12.5%(3回)
死兆星 約20.8%(5回)
伝承 25.0%(6回)
死闘 37.5%(9回)
暴凶 約4.2%(1回)

北斗暴凶星王道演出

 

 

保留変化予告のトータル占有率は50%で、全大当りの半分に絡んだ。保留別では、信頼度約60.0%の死闘保留が9回出現でトップ。次が6回出現の伝承保留(信頼度約9.5%)で、死兆星保留(信頼度約82.8%)が5回出現した。この他に大当り濃厚の拳王保留もあるが、実戦では出現していない。

 

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【保留変化以外の先読み予告】トータル占有率は保留変化予告より高い

 

北斗暴凶星王道演出

保留変化以外の先読み予告  出現回数
演出名 出現回数
強敵ZONE 16回
背景変化先読み予告 13回

北斗暴凶星王道演出

 

 

保留変化以外の先読み予告のトータル占有率は約66.7%で、保留変化予告よりも多く初当りに絡んでいる。予告別では16回出現した「強敵ZONE」がトップで、次が13回出現の「背景変化先読み予告」だ。この他にも出現した予告はあるが、出現回数はいずれも2回以下だった。

 

 

北斗暴凶星王道演出

 

 

信頼度約69.6%を誇る高信頼度ゾーン演出。ゾーン突入時のあおりは青と赤の2種類あり、8割以上を青が占有している。

 

 

北斗暴凶星王道演出

背景変化先読み予告  種類内訳
パターン 出現割合(出現数)
出目 611 約61.5%(8回)
155 約38.5%(5回)
背景 夕方 約38.5%(5回)
約23.0%(3回)
夜+雹&雷 約38.5%(5回)

 

 

特定出目停止後に夕方や夜背景に移行する演出。出目は信頼度約10.1%の「611」が基本で、実戦では8回出現と最多。5回出現の「155」は信頼度約63.0%で、未出現だが信頼度約90.0%の「377」もある。背景で多かったのは、信頼度約6.1%の夕方と、信頼度約90.0%の夜+雹&雷で5回ずつ出現した。

 

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【連続予告】サイレント擬似連予告が5回だけ出現

 

連続予告  出現回数
演出名 出現回数
サイレント擬似連予告 5回

サイレント擬似連予告  種類内訳
パターン 出現割合(出現数)
473 20.0%(1回)
673 60.0%(3回)
173 20.0%(1回)

 

 

実戦で出現した連続予告は「サイレント擬似連予告」のみで、この予告自体も5回しか出現していない。演出は右に3図柄、中に7図柄(特定パターンで2図柄)が停止した後に再変動するというもので、演出や効果音などがないためしっかり見ていないと気が付きにくい。ポイントは停止図柄で、「173」と「573」なら信頼度80%以上、「623」は信頼度約98.7%、「473」や「673」などのそれ以外は信頼度約58.9%だ。実戦では高信頼度の「173」が1回だけ出現した。

 

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【リーチ前予告】27回出現したロゴ発光予告がトップ

 

リーチ前予告  出現回数
演出名 出現回数
ロゴ発光予告 27回
図柄フリーズ予告 21回
ステージチェンジ予告 14回
セリフ予告 13回

北斗暴凶星王道演出

 

 

リーチ前予告のトップは「ロゴ発光予告」で27回出現、占有率は約56.3%と半分以上の初当りに絡む結果。2位は21回出現の「図柄フリーズ予告」で、3位が14回出現の「ステージチェンジ予告」、4位が13回出現の「セリフ予告」だ。

 

 

北斗暴凶星王道演出

ロゴ発光予告  種類内訳
パターン 出現割合(出現数)
約33.3%(9回)
約59.3%(16回)
約7.4%(2回)

 

 

変動中にロゴが発光する予告で、発光色の信頼度は白<緑<赤の順。実戦では信頼度約28.5%の緑が16回出現と最多で、信頼度約59.9%の赤も2回出現した。

 

 

北斗暴凶星王道演出

図柄フリーズ予告  種類内訳
パターン 出現割合(出現数)
約23.8%(5回)
約57.1%(12回)
約19.1%(4回)

 

 

図柄フリーズ時のエフェクトの色がポイントの予告で、黄<緑<赤の順に信頼度がアップする。実戦では12回出現した緑がトップで、その信頼度は約20.7%だ。

 

 

北斗暴凶星王道演出

ステージチェンジ予告  種類内訳
パターン 出現割合(出現数)
背景&ロゴ・通常 約42.9%(6回)
背景・通常+ロゴ・青 約14.3%(2回)
背景・稲妻大+ロゴ・青 約7.1%(1回)
背景・赤+ロゴ・赤 約28.6%(4回)
背景・キリン柄+ロゴ・キリン柄 約7.1%(1回)

 

 

ステージチェンジ時の背景やロゴの色で信頼度が変化する予告。実戦ではデフォルトパターンが6回出現で最も多く、次が4回出現の背景・赤+ロゴ・赤(信頼度約55.5%)だった。

 

 

北斗暴凶星王道演出

 

 

セリフの色がポイントで、信頼度は白<赤<金<キリン柄の順。実戦で出現したのは赤までで、合計9回出現した。

 

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【リーチ後予告】SP発展演出の占有率は約83.3%

 

リーチ後予告  出現回数
演出名 出現回数
SP発展演出 40回
文字完成予告 22回
死兆星エフェクト予告 12回

北斗暴凶星王道演出

 

 

リーチ後予告のトップは「SP発展演出」で、40回出現・占有率約83.3%と圧倒的な数値を叩き出している。また2位の「文字完成予告」も22回出現と好記録だ。

 

 

北斗暴凶星王道演出

SP発展演出  種類内訳
パターン 出現割合(出現数)
発展時役物 82.5%(33回)
10.0%(4回) 
5.0%(2回)
2.5%(1回)
ルート 全員 47.5%(19回)
全員+北斗七星 25.0%(10回)
全員+北斗七星+死兆星 7.5%(3回)
全員+エイリやん 2.5%(1回)
2択 17.5%(7回)

 

 

神拳図柄停止が発生契機で、役物の色やルートで信頼度が変化し、最終的には神拳BATTLEまたは暴凶星ラオウリーチに発展する。役物の色は赤<金<青&虹で、青と虹は大当り濃厚。実戦では青が2回、虹が1回出現した。ルートは全員or2択の2種類あり、2択の方が高信頼度。全員ルート時は北斗七星などのチャンスアップがある。実戦では全員ルートのデフォルトが19回と最多で、次が10回出現の全員+北斗七星だ。

 

 

北斗暴凶星王道演出

文字完成予告  種類内訳
パターン 出現割合(出現数)
文字完成せず 約9.2%(2回)
南斗の男 約22.7%(5回)
北斗の男 約22.7%(5回)
南斗の宿命 約13.6%(3回)
北斗の宿命 約13.6%(3回)
一子相伝 約18.2%(4回)

 

 

テンパイ後に文字が1文字ずつ出現し、すべての文字が出現すれば信頼度がアップする。実戦で最も多く出現したのは信頼度約14.7%の「南斗の男」と、信頼度約21.4%の「北斗の男」で、5回ずつ出現している。

 

 

北斗暴凶星王道演出

死兆星エフェクト予告  種類内訳
パターン 出現割合(出現数)
約66.7%(8回)
約8.3%(1回)
25.0%(3回)

 

 

リーチ後に液晶下の死兆星ギミックが発光する予告で、色の信頼度は緑<白<赤の順。実戦では6割以上が信頼度約12.3%の緑で、信頼度約61.3%の赤は3回出現した。

 

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【リーチ系統】占有率約54.2%の神拳BATTLEがトップ

 

リーチ系統別  LT突入大当り占有率
リーチ 出現割合(出現数)
神拳BATTLE 約54.2%(26回)
暴凶星ラオウリーチ 約29.2%(14回)
ユリアリーチ 12.5%(6回)
黒王リーチ 約4.1%(2回)

北斗暴凶星王道演出

 

 

リーチ系統別のトップは「神拳BATTLE」で、26回出現、占有率は約54.2%。次が14回出現した「暴凶星ラオウリーチ」だ。この2演出で初当り全体の8割以上を占有している。

 

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【神拳BATTLE】種別トップはVSシン

 

北斗暴凶星王道演出

神拳BATTLE 種類内訳
パターン 出現割合(出現数)
VSサウザー 約34.6%(9回)
VSシン 約42.3%(11回)
VSユダ 約7.7%(2回)
VSジャギ 約15.4%(4回)
VSアミバ 0%(0回)

 

 

全5種類あり、信頼度はVSサウザー(約27.8%)<VSシン(約40.0%)<VSユダ(約60.4%)<VSジャギ(約84.1%)の順で、VSアミバは大当り濃厚だ。実戦ではVSシンが11回出現と最も多く、次が9回出現したVSサウザーだ。

 

 

北斗暴凶星王道演出

神拳BATTLE  チャンスアップ内訳
パターン 出現割合(出現数)
テロップ 約42.3%(11回)
約57.7%(15回)
BGM 通常 100%(26回)
シェイクビジョン 出現せず 約76.9%(20回)
出現 約19.2%(5回)
キリンフラッシュ 約3.9%(1回)
固有 出現せず 約80.8%(21回)
出現 約19.2%(5回)
闘神あおり 通常 約84.6%(22回)
約15.4%(4回)
ルート 通常 約46.2%(12回)
闘神バトル 約53.8%(14回)
当落演出
(通常ルート)
約66.7%(8回)
約33.3%(4回)

 

 

チャンスアップは7つ。BGMは通常パターンしか出現していないが、「愛をとりもどせ!!」に変化すれば大当り濃厚となる。また固有はリーチごとに異なるので、機種ページで確認しておこう。実戦でデフォルトを除いて最も多く出現したチャンスアップは、15回出現したテロップ赤で、闘神バトルルートも14回出現と僅差だった。

  

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【図柄&昇格演出】占有率トップは6図柄

  

図柄別 LT突入大当り占有率
図柄 出現割合(出現数)
1 約14.6%(7回)
2 12.5%(6回)
3 0%(0回)
4 約14.6%(7回)
5 12.5%(6回)
6 25.0%(12回)
7 0%(0回)
8 約20.8%(10回)

 

 

図柄別占有率のトップは6図柄で、全大当りの25%を占有している。次は8図柄で占有率約20.8%、そして占有率約14.6%の1・4図柄が続く。なお1図柄は1回だけ4500個大当りに昇格している。

 

 

北斗暴凶星王道演出

北斗暴凶星王道演出

BATTLE BONUS(ラオウ)  チャンスアップ内訳
パターン 出現割合(出現数)
BGM 通常 約92.7%(47回)
愛をとりもどせ!! 約57.7%(1回)
キャラ出現順 味方→敵 約58.3%(28回)
敵→味方 約41.7%(20回)
先制分岐
→先制キャラ
競り合い→敵 約60.4%(29回)
地面PAN→敵 約27.1%(13回)
地面PAN→味方 約2.1%(1回)
地面PAN+兜→敵 約8.3%(4回)
地面PAN+兜→味方 約2.1%(1回)
敵先制時演出 出現せず 約56.5%(26回)
テロップ 約39.2%(18回)
北斗七星+死兆星 約4.3%(2回)
敵攻撃技→結果 無想転生→受ける 約32.6%(15回)
無想転生→耐える 約10.9%(5回)
北斗百裂拳→受ける 約32.6%(15回)
北斗百裂拳→耐える 約21.7%(10回)
キック→耐える 約2.2%(1回)
敵攻撃受け後
連打演出
通常ボタン 90.0%(27回)
炎ボタン 約3.3%(1回)
自動 約6.7%(2回)
連打失敗後
エンディングで流星 87.5%(7回)
終了後4500個大当りに昇格  12.5%(1回)

 

 

未出現の7図柄は除いて、図柄揃い時はBATTLE BONUSに突入し、バトルに勝利すればRUSH(LT)突入となる。プレイヤーキャラはラオウとケンシロウから選択可能(実戦ではラオウを選択)で、基本的に味方先制や、敵の攻撃に耐えればその時点でRUSH突入濃厚。敵の攻撃を受けた場合は、連打演出やエンディングでRUSH突入が決まる仕組みだ。チャンスアップは、デフォルトを除くと先制分岐時の地面PANがトータル19回出現で最多。また敵先制時演出のテロップが18回出現している。敵攻撃技は北斗百裂拳が25回で最も多かった。

 

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まとめ

 

最後に、LT突入大当り48回分のデータから導き出した本機の王道演出パターンを紹介しよう。

 

 

北斗暴凶星王道演出

 

最初に入賞時告知カスタムでイキナリフラッシュを選択した場合は必須。先読みで保留変化予告・死闘強敵ZONEが出現し、当該ではロゴ発光予告図柄フリーズ予告を待つ。テンパイ後は文字完成予告からSP発展演出を経て神拳BATTLEへと進み、リーチ中にテロップ赤闘神バトルが発生すれば大当りは目前だ!

 

なお、本機のさらなる最新情報はコチラで紹介していくので要チェックだ! 

 

 

執筆者:いのせんと

■出生地:福岡 

■誕生日:10月30日 

■ X:@innocent_hp

21歳でP業界の門を叩き、気づけば業界歴15年目の編集者。東京都在住。社畜生活の合間に年間150日ほど稼働するため、機種知識や業界のトレンドなどへの造詣は深い。

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