玉屋∞本店
福岡県福岡市中央区春吉3-12-1
天神に近い!キャナルシティ博多にも…
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2015/10/23
実りの秋。
満を持して最速の新台を入れた店が九州熊本にある。
その名もベルエアマックス南高江店。
10月13日(火)、3連休明けに京楽産業.株式会社の『ぱちんこ仮面ライダーフルスロットル』、株式会社サンセイアールアンドディの『CR牙狼魔戒の花』を最速導入したのだ。 特に、『ぱちんこ仮面ライダーフルスロットル』は、通常10月19日(月)導入予定なので、ここ九州熊本では日本一早い導入が開始された。 その最速導入を聞きつけ、早速パパラッチしに行ってみた。
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ベルエアマックス南高江店は九州新幹線と並走する国道3号線沿い。 パチンコ704台 、スロット320台、計1024台という巨艦店だ。 この日、新台のOPENは16時過ぎから。
既に抽選権を持ったファンが多数再整列。 順番に抽選を行い、仮面ライダーor牙狼を打つための運試し。
仮面ライダーが44台、牙狼が88台と132台の狭き門に、500人近い人が訪れ望みを託す。 早々に抽選をしても当選するとは限らないので、一喜一憂の人間模様を目の当たりにする。 次々と抽選が行われ、空き台が減少するに従い不安そうに見守る人、人、人。 そうこうするうちに定員になり、残念そうな顔の人、嬉々としている人と第一の関門が幕を閉じた。
運よく関門を乗り越えたファンは仮面ライダー、牙狼ともにこれだと決めた台に着席。
いよいよ新台の初打ちが始まる。
そして、一斉にハンドルを握りスタートチャッカー目指して玉を弾く。 今回の『ぱちんこ仮面ライダーフルスロットル』はいわゆるパチンコ新基準を目前とした最後の旧基準MAX機。 大当たり確率は1/399で、STはV入賞タイプ150回のロングST、確変突入率は約55%、継続率が約83%、そして16Rは約80%という堂々たるスペック。 台を見るや否や、その目に飛び込むのはライダーのバイクを模したバーハンドルに円形のメーターパネルという専用筐体。 実際、プライベートでもバイクを乗る著者としては、パチンコでバイクをここまで表現したメーカーの意気込みが伝わる。
いや、実際のライダーでなくてもその斬新な筐体には驚くことだろう。
その実力やいかに?
と期待しつつ、他のコーナーも見て回ろう。
明るいスタッフぅがいつでもお出迎え
屋台や
併設する飲食店
カフェに
休憩スペースも充実!
すると、平日の昼間にも関わらず店内全体の稼働率は8割近く、有力店という噂は間違いない。 定番の海コーナー、真・花の慶次はもちろん、スロットコーナーもその賑わいは尋常ではない。
これは期待できる!
と、やはりギミックでは、仮面ライダーならではのバイクのハンドルをひねり、ライダーベルト回転リーチに、フルスロットルRUSHのV画面といきなり各台共に演出の雨あられ。
これは熊本まで来た甲斐がある。
もちろん、牙狼も負けじと黄金戦士がそそり立ち、こちらにも玉箱が林立する瞬発力を発揮。
MAXタイプならではのスピード感は、両者甲乙付け難い。 その他のコーナーでも10箱以上の玉積みもざらで、ベルエアマックスの「マックス」はその実力、ファンへのサービスすべてにおける自身のあらわれに感じる。 恐るべし! ただ、この店だけなら、単純にベルエアマックス自身の実力になる。 新台の真価を図るには他店も見てみよう。 そうしよう。
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ということで、たまの出張で羽を伸ばすべく、翌10月14日(水) 1日遅れで(と言っても全国導入より遥かに早い)お隣の福岡県でも導入開始の報を受け、老舗グループに潜入。
そう、潜入したのは昭和28年創業、62年の歴史を持つ福岡の老舗、
玉屋本店。
700台という巨大な立体駐車場とテナントの入った複合施設の様相を呈し、福岡中洲という好立地の店舗だ。 パチンコ480台・パチスロ448台、合計928台と、こちらも多くのファンを満足させることが出来るだけの台数を設置している。
気になる『パチンコ仮面ライダーフルスロットル』は24台、『CR牙狼魔戒の花』が54台(うち6台が1パチ)というラインアップ。
店内・休憩スペースにはハロウィンの装飾が飾られ、新台入れ替えの幟が島上にそびえ立つ。
広々とした中央通路を境に、スロットコーナーとパチンココーナーに分かれ、年代物のパチンコ機も展示しており、その歴史の長さ、ファンからの支持の高さが窺える。
そしてここ玉屋本店でも当然、仮面ライダー、牙狼ともに稼働率100%。
ただし、各台計数機なので出玉での判断はつかない。が、すぐに大当たりの画面に出くわすことが出来た。 もちろん、どのファンの顔も喜びに満ちあふれている。 その表情を見れば推して知るべし、ということだろう。 なるほど、ファン目線では期待感が持てそうだ。
スロットコーナーも充実!
では、税込み50万円/台を超えると発売前から専ら業界の噂になっていた(パチンコ機過去最高額)仮面ライダーの購入に関して、店側はどう考えているのか? 今回は、たまたま同道させてもらった「パチンコ日報」の営業1号氏の知り合いに同グループの関係者がいたため、この玉屋本店の川頭(かわがしら)店長に話を聞くことが出来た。
まず、この価格。店側からすればもちろん高額で、機械によっては2台分にもなろうかというこの仮面ライダーを「買わない」という選択肢もあったはずだ。 やはりそこについては、「本店」という事も踏まえ、また、商圏内の他のライバル店も意識した上での導入だったようだ。 同玉屋グループの他店でも同じように導入されているが、最も多い台数を入れた事も考えるとその意欲の高さが伝わってくる。 さらにメーカー側のプレゼンでの感想では「じっくり打つと中身がしっかりしている」という印象を受けたそうだ。
なるほど、長期稼働に繋がる機械なら店長曰く「50万円」でも高くないという判断が出来るだろう。 メーカー側でも初当たりの軽さ、50%の信頼度や安定感に自信をもっていたようだが、店舗側もそこは感じたようだ。 同店ではここ1年、MAXタイプが好調だったようで、顧客のニーズに応えるという一面もあるのだろう。 過去にも名機と呼ばれる長期稼働のパチンコ台も多くあり、今回京楽.も満を持しての新機種として自信を持っているようだ。 過剰な導入も避け、35000台という販売台数で、店側も過剰に入れすぎ空き台を持て余すこともなさそうだと考えると適正な使い方が期待できる。
適正台数だけに、空き台を狙うフットワークが必要にはなるだろうが、はてさて、ファンの期待に応えられているのだろうか?
導入されたばかりなだけに、未知数のその実力が気になる。
多くのファンにとって、早々に打ってみたい1台だろう。
※わさもん=熊本弁で「新しもの好き」の意。
写真/文 パパラッチョ○野
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