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パチンコ・パチスロ特集

ー木村魚拓のガチ日記

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ーその4 神様のおぼしめしー

更新日: 2015/06/02

特定の機種にのめり込みやすいと言えば聞こえはいいが、先週だか先々週だかの新装で、大の好物であるゴッド魂斗羅が外されたとわかった時点で行き場を失ってしまうのだから困りもの。


100人近くが抽選を受ける中、5番入場整理券を引き当て本来ならしめしめとほくそ笑むはずが、まるで売られた子牛のようにトラックで運ばれていったであろうアイツらのことに思いを巡らせつつ、入り口に貼りだしてあったシマ配置図を遠い目で眺めていると、背後から若い男子の声がした。


魚拓さん、この店は手前のカド台が強いんですよ。特に前日出てなかったカド鉄板ですね」


それはまさにネ申の声だった。前日ヘコんでいたカドは鉄板。そんな貴重な情報を5番の整理券を握りしめる私に教えてもいいのか、その法則性に当てはまる台を先に押さえてもいいのか念を押すと、は2番の整理券をヒラヒラとちらつかせた。


なるほど、ならば遠慮なく。の教え通り、ヘコんだカド台を押さえるべくスロコーナーへ一直線に向かうと、事前に狙いを絞ってあったのか、すでにエウレカのカド台を確保し、ご満悦の表情の彼が近づいてきた。


「オレはあのエウレカ打ちます。あとは…これですかね」


そう言って彼が指差したのはラブ嬢だった。


ラブ嬢か…。朝から打つのは、ゴッドに似ているからと同業の者に勧められ、導入直後に触ったあの時以来。肌に合うか合わないかでいったら決して合わないが故に、あれ以降は触っていないわけで、それならまだまともに打ったことのない獣王の方がずっといい。ではあちらへと、早くも埋まりつつある獣王のシマに急いで向かおうとした私を、驚いたような表情をしたが制した。


「いやいや、ホント遠慮しなくてもいいですって!! この台で万枚出しちゃってくださいよ!! 万枚出てもマジ、お礼とか別にいらないっすから!! コーヒーおごってくれれば、それでいいですからっ!!」


遠慮しているわけじゃない、ラブ嬢は気分じゃねーんだよ…などとはっきり言えるようなら、もうとっくに獣王のシマへ向かっている。曖昧な返事をした後、自販機でコーヒーを2本購入し、その内の1本をに差し入れ仕方なくラブ嬢を打ち始めた。


4千円であっさりラブラッシュを射止めるも、告白に成功するどころかアフターデートに移行することもなく最初のラッシュは終了。


2度目のラッシュは高確率スタートが幸いし、告白に成功。ちょっろと上乗せして獲得は300枚強



3回目のラッシュはビックリするほど早く終わった。僅か27G。終わったとき、スタート時にをつけたタバコからまだ紫煙が立ち上っていた。


4回目のラッシュも上乗せなし。もう3万使ったし、そろそろ移動してもいいかなとエウレカの方にこっそり視線を向けたら、運悪くこちらを見ていたがやけに力強いガッツポーズをして見せた。苦しいかもしれないけど高設定なんだから頑張れってことなのだろうか。ふぅ、もう少しだけ打つか…。



700G近く回してようやく5回目のラッシュ。ここでついにを吹いて、5千枚ほど吐き出す展開を脚本家は好みそうだが、現実は145枚…。


 


今どきのスロは高設定だからといって出るとは限らない。高設定は必ず出るのではなく、大量出玉に繋がる契機が多くあるとの認識が正しい。故に、前日大きくヘコんでいたこのラブ嬢は、実際のところは高設定かもしれない。私が弱いだけなのかもしれないが、ただひとつ気掛かりなのは、5回目のラッシュが終わったとき、高設定のエウレカに座っていたはずの神様が、今にも死にそうな顔ジャグラー打っていたことである。

 

 

 

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