パチンコホール《コトブキプラス》埼玉県内の3店舗が10月25日に閉店へ 営業店舗は11店舗に
東栄商事が運営する埼玉県内のパチンコホール《コトブキプラス蓮沼店》《コトブキプラス三芳店》《コトブキプラスα三芳店》の3店が、10月25日をもって閉店する。 《コトブキプラス蓮沼店》は、さいたま市見沼区蓮沼489-2に立地し、パチンコ135台、パチスロ105台の計240台を設置。1987年にオープン
2026-10-21
パチンコ・パチスロ業界ニュース
2024/10/21
パチンコ業界内のみならず、業界外の映像制作も豊富に手掛ける㈱ネクストアドバンス。心を燃やしてひた走る吉田大我社長の選択肢はいつだって「やるorやる」。その足跡を辿った。

PROFILE●よしだ・たいが
1990年6月、東京都江東区生まれ。高校卒業後、無職を経て20歳で起業。2014年、動画メディアの運営を主な事業とする㈱ネクストアドバンスを設立。その後、映像制作を事業の主軸に移し、現在に至る。好きな言葉は「熱狂」「ダサい事をするな」。座右の銘は「Noという選択肢はない」「できないではなく、どうすれば実現できるかを考えろ、行動に移せ」。趣味はゴルフ。
振り返ると、スポーツに才能があったことは間違いない。
中学では、地元の強豪野球チームに入団し、未経験ながら中学2年生の時には早くも1軍のレギュラーに定着。5番センターとして全国大会にも出場した。
常人ならこのまま甲子園を目指すところだが、「やり尽くした」という理由で、あっさりと野球に別れを告げる。そして、次に選んだボクシングの道も、初心者ながら才能を遺憾なく発揮し、圧倒的な強さを見せつけた。
「アマの試合で無敗、プロテストにも一発で合格しました。続けていたら、いいところまで行っていたかもしれません。しかし最も大事な継続力は僕にはありませんでした」と豪快に笑う。
まるで漫画のような人生だ。高校生活では、学校に行きつつ、ボクシングジムにも通う日々。たとえ学校を休んでも、先生からは「ボクシングだから仕方がない」と理解を得られていたという。
しかし、実はこの頃、学校を休んで通っていたのはボクシングジムではなかった。なんとパチンコホールだったのだ。
「兄に連れられてというのが、パチスロを始めたきっかけです。その射幸性とゲームの面白さにすっかりはまりました」。
とにかく熱しやすい性格。パチスロも例外ではなかった。連日どこかのお店で行われるイベントに並んだ。時は4号機から5号機への移行期。戦績は月平均+50万円ほどにもなったという。
「高校生活は、学校、ボクシング、パチスロの3足のわらじを履いていました。ただし、比率は1:1:8でしたけど(笑)。青春のすべてをパチスロに捧げました」。

ともに未経験ながら中学時代は野球で全国大会に出場し(右)、格闘技ではプロになり後楽園ホールのリングにも立った(左)。非凡な才能を発揮した。
「就職が決まった」と学校や親に報告し、高校を卒業。晴れて社会人生活がスタート、かと思いきや、就職は真っ赤な嘘で、スタートしたのはパチスロ生活だった。
「親に就職したと言った以上、朝は作業着で家を出て、私服に着替えてホールに行くという日々でした。完全5号機時代となり収支は厳しくなりましたが、それでも勝てていましたね」。
20歳を過ぎた頃、今度は本当に働くことにした。ここでも型破りは相変わらずで、いきなり起業する。NTTの販売代理店やECサイトを通じた物販など、様々な事業にチャレンジするも、どれも成功には至らなかった。また、ビジネスパートナーに会社を乗っ取られるなど、踏んだり蹴ったりの状況が続いた。
そこで、どうせ苦労するのなら好きなことを仕事にと決意。それがパチンコ業界での動画メディアの運営だった。
もちろん経験はなかった。手始めに最低限の機材を揃え、数百軒のホールにアポを取ったが、全滅の日々が続いた。
ここで諦めていたら今の吉田社長の姿はなかっただろう。「やるorやらない」ではなく、「やるorやる」を信条とする同氏。余りにもアポが取れないので、思いついた手法がアポをとったフリをして奥に通してもらうという試み。
都内の某ホールでのことだが、当然のごとく見破られ、おまけに「うちの地域は規制があるから一切ダメだ」と苦言を呈された。だが、ここでも諦めなかった。「営業中がダメなら、閉店後はどうですか?」と提案し、「閉店後ならいいけど…」と撮影のアポ取りに成功。最初は、吉田社長が演者もこなしたが、これが動画メディア『ファンTV』が誕生した瞬間だった。
『ファンTV』は、一度に5人の演者が来店するというインパクトなどを武器に案件を増やしていく。しかし一方で、業況の変化もあり、ホールからの動画メディアに対する需要が下がりつつあった。
吉田社長は、ここで大きな決断を下す。同業他社が動画編集スタッフを縮小する中で、逆張り戦略に打って出たのだ。
「制作スタッフを増やしたことで、同業他社からも動画編集の仕事を受注できました。スキルや実績を積み重ね、その後は制作会社として歩み始めました」。
さらに、業界外の映像制作にも進出。スピード、クオリティ、コストパフォーマンスを武器に、某有名タレントのユーチューブチャンネルや地上波の番組制作などの大型案件も獲得し、現在では業界外からの案件が業界内を上回るまでになった。

某有名スポーツ選手の特番を仕切った際の収録風景。実績を積み重ねたことで、今では、企画の大元の部分から参画するケースが多くなったという。
今後の事業展開で意識する点は「時代に合ったクリエイティブな映像制作です。勉強は欠かせません」という。
今年からTikTokの映像制作も始めた。「縦動画の世界は奥が深く、魅力的です。今はレコメンドで動画が流れてくる時代。選ばれるには、様々なノウハウが必要です。制作力をより高めていきたいです」。
映像制作の最先端を走り続ける吉田社長。一方で、原点であるパチンコ業界への感謝も忘れない。
「人間関係や仕事のノウハウなど、私を育ててくれたのはパチンコ業界。これからも、ぱちんこ広告協議会の一員として、健全な広告で貢献していきたいと思います」。

縦動画で代表されるTikTok の制作にも注力している。幅広い業界の運用代行を請け負っている。
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