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【2025年/年頭所感】パチンコ産業のパーパスを実効性のあるものに~全日遊連・阿部理事長

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2025/01/01

全日本遊技事業協同組合連合会
理事長 阿部 恭久

2025年新春 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

皆様方には、ご健勝で輝かしい2025年の新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

また平素から、全日遊連の諸活動に対し、ご支援、ご協力をいただいておりますことに、厚く御礼申し上げます。新年を迎えるあたり、私も身を引き締め、業界の未来を見据えたさまざまな改革に向け、決意を新たにしているところでございます。

昨年6月のパチンコ・パチスロ合同祝賀会において、パチンコ・パチスロ産業21世紀会として『遊技業界のパーパス』を進めるべく『遊びの力で、心を元気に。』を掲げ、私たちの業界の存在意義を改めて見つめ直し、言語化するプロジェクトを始めることといたしました。

一般的にいえば、パーパスとは企業としての存在意義のことであり、 実際に企業単位でパーパスを謳うところは増えていますが、産業全体として存在意義を打ち出す言葉として使うのは、遊技産業が初めてかもしれません。

私たちパチンコ・パチスロホールが、地域で暮らす方々に「この街にパチンコ・パチスロホールがあってよかった」と言われるようなコミュニティとして確立し、またホールで働く従業員の方々が誇りを持てる産業としてより広く社会に認知していただくためにも、パチンコ産業のパーパスを実効性のあるものとして推進していきたいと考えております。

一方で、『レジャー白書2024』で発表された2023年のパチンコ参加人口は660万人で、コロナ禍を経て離れてしまったファンが戻ってきていない現状が浮き彫りとなりました。

昨今は、インターネットの普及により、自宅で多種多様な娯楽を楽しむ方も多くなっておりますが、私たちはネット空間では味わえない、実店舗に足を運ぶ遊びという「パチンコ・パチスロが持つ魅力」を最大限に活かし、癒しと楽しみの空間を提供していかなくてはなりません。

一昨年に制定した「広告宣伝に関するガイドライン」に続き、昨年は 「賞品提供に関するガイドライン」、「貯玉・再プレーシステムに関するガイドライン」が制定されました。これらのガイドラインを有効に活用することで、お客様に対しより幅広い遊技がご提供できるものと考えております。組合員ホールの皆様には、ぜひ、ガイドラインを活用していただきますようお願い申し上げます。

また、こうしたホール営業に直結する取組みに加え、私たちはパチンコ・パチスロホールの立地や構造を活かし、地域の方々に役立つコミュニティとしての立場を確立していかなければなりません。昨年夏には「酷暑避難場所」としてホールを提供する取組みを開始しましたが、各地のホールを大規模災害時の避難拠点として提供する取組みはかねてから展開されているものです。これら以外にも私たちが展開している地域貢献活動は多岐にわたります。

これらの取組みを地道に続けていくことが、最終的には遊技人口の回復につながっていくものと考えております。そのためには、全国の組合員ホールの皆様、各都道府県組合の皆様、遊技機メーカー団体をはじめとした関係団体の皆様のお力が必要不可欠です。本年も引き続き、ご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

結びにあたりまして、皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げまして、
私からの新年のご挨拶とさせていただきます。

『遊びの力で、心を元気に。』

本年もよろしくお願い申し上げます。

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