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兵庫県遊連青年部会が50周年、総会では東大生研の吉田氏がホールの防災拠点をテーマに記念講演

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2025/05/09

新井稔史部会長

兵庫県遊技業組合連合会の青年部会は5月8日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸で第50回定時総会を開催した。1975年の発足から半世紀を迎えた同部会にとって、今年は大きな節目となり、懇親会では歴代部会長6名が登壇。これまでの活動を振り返るとともに、未来へ向けた新たな一歩を踏み出す機会となった。

冒頭のあいさつで新井稔史部会長は、来年2月に兵庫県で「全国青年部会交流会」が開催される予定であることを発表。「コロナ禍を経て、各地の青年部会の活動は再び活発化してきた。今こそ青年部の果たすべき役割は大きい。兵庫開催の交流会を活発な議論の場とし、成功へ導きたい」と力強く意気込みを語った。

来賓の兵庫県警察本部生活安全部の大戸英治保安課長からのメッセージは、益原武史前部会長が代読。広告宣伝に関するガイドラインについては、「業界自らが策定したものとして順守されていると理解している。しかし万が一違反があった際には、青年部が率先して自浄作用を発揮することが重要」と述べ、健全営業への継続的な努力を求めた。

また、記念講演では、東京大学生産技術研究所付属災害対策トレーニングセンターの吉田克也氏が登壇。「阪神・淡路大震災から30年。パチンコ店防災拠点としての可能性」と題し、ホールが地域の災害時に担う役割について提言。「南海トラフ巨大地震のリスクが現実味を帯びる中、業界として防災教育を通じて地域に貢献することが、国土強靱化にもつながる」と呼びかけた。

吉田克也氏

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