マルハン東日本「脳汁横丁2026」に約1万3,000人来場 来場者の95.4%が「脳汁が出た」と回答
マルハン東日本カンパニーは5月29日から31日までの3日間、東京・秋葉原のベルサール秋葉原で体験型フードフェス「脳汁横丁2026」を開催した。期間中の来場者数は約1万3,000人となり、前年を約3,000人上回る盛況ぶりを見せた。 同イベントは、次世代のパチンコ・パチスロファンの獲得・育成を目指す
2026-06-05
パチンコ・パチスロ業界ニュース
2025/09/22
コメディ俳優を夢見て上京し、14年のR‐1ぐらんぷりで優勝。現在、事業家としても、キッチンカーや和菓子開発など多彩な活動を展開する。その半生は“ネタ”のような転機に満ちている。

PROFILE●やまもとまさみ
1974年、名古屋市生まれ。1998年に上京後、コメディ俳優を夢見る傍ら、お笑い芸人として活動を開始。数多くのTV番組に出演する。R-1ぐらんぷり2014優勝。現在はキッチンカーの出店、フードフェスなどのイベント出店、若手俳優に舞台の脚本を提供するなど幅広く事業を展開中。
学生時代から「将来はコメディ俳優になる!」と豪語し、クラスでは常にひょうきん者だった。ところが、実際に歩んできた半生は“笑える”というより“笑うしかない”出来事の連続だった。
高校卒業後は上京資金を貯めるためにアルバイト三昧の日々を送っていた。そんな折に転機が訪れる。運転中に後方から追突される、いわゆる「オカマを掘られる」事故に遭遇したのだ。幸い怪我は軽く、保険金で200万円が手に入った。「正直、ラッキーでした(笑)」と山本は振り返る。上京資金が一気に貯まった瞬間だった。
1998年、夢を胸に上京。オーディション雑誌を頼りに挑戦を続け、下北沢の舞台劇オーディションに合格した。即席コントで場を沸かせ、主宰者から「ウチでやってみないか?」と声をかけられる。その後は学園祭でユースケ・サンタマリアのサポート役まで務め、少しずつ芸の道を歩んでいった。
2000年には、名門のマセキ芸能社が初めて一般公募を実施。ウッチャンナンチャンやナイツも所属する同事務所に合格し、芸人としてのキャリアを本格的にスタートさせた。テレビのバラエティ番組にも出演し、R–1ぐらんぷりにも挑戦。2007年には決勝進出まで果たした。

R-1グランプリ王者の栄光、トロフィーは今も輝きを放つ。
2000年代後半に入ると、テレビのお笑い番組の人気は陰りを見せ、出演番組は次々と終了していった。さらに私生活でも痛手が走る。約12年間、心身ともに支えてくれた恋人と破局したのだ。「渋谷の一等地の家に転がり込んでたのが、またバイト生活に逆戻り。自分でも“芸人の人生ってこうか”と思いました」と苦笑する。まさに芸人らしい“オチ”を体感した瞬間だった。
マセキ芸能社からも「お笑い一本でやれ」と迫られたが、生活は成り立たず退所することになる。フリーで活動しながら、再起を賭けて2014年のR–1ぐらんぷりに出場。7年ぶりの挑戦で、ついに優勝をつかみ取った。
しかし、優勝後の未来は想像とは大きく違った。「数ヵ月でスケジュールが真っ白に。自分はどちらかと言えば、いじられキャラですが、番組共演者はそんなことも知らず、どう扱って良いのか分からなかったんでしょうね」と当時を振り返る。
お笑い一本では生活が厳しいなか、この頃は家族も抱える身となった山本。2018年、知人の社長の紹介でクレープ屋のフランチャイズに挑戦し、小田原で店舗を開いた。
翌年には2店舗目を展開し、順調に軌道に乗るかと思われた。しかしコロナ禍が直撃する。商業施設への出店のため契約上、休業すらできず、売上は毎月200万円が損益分岐点となるところ40万円にまで落ち込んだ。しかも補助金対象外という逆風に次ぐ逆風の状況だったが、補助金が出る条件を満たす相模原店を急遽オーナーチェンジで開店。経営判断の機敏さで危機を凌いだ。

オリジナルやみつきソースが決め手! 名古屋のソウルフード“たまごせんべい”。

彩り豊かなメニューが並ぶ、やまもとまさみプロデュースのクレープ屋。
現在は合同会社Kichiの代表として、飲食だけでなく舞台脚本の提供やイベント演出も手掛けている。自身の芸歴を若手俳優の育成に還元しつつ、食とエンタメを掛け合わせる取組みを進めるのが特徴だ。
実は山本、大のパチンコ好き。若手時代は家賃を軍資金にホールへ通ったほどだ。最近ではホールの実戦動画に出演したり、ホール駐車場でのキッチンカー出店、オリジナル和菓子の開発(ホールへの賞品展開)など、新しい挑戦を重ねている。
一方で芸事の道も続けており現在、角川文庫とタッグを組み、若手俳優が出演するコメディ舞台の脚本や総合プロデュースを手掛けている。本人曰く「今からNSC吉本に入学し、お笑いスキルを高めるのもいいかな」とのことだ。
事故で得た上京資金、恋人との破局、R–1グランプリ優勝とその後の低迷、クレープ屋とコロナ禍。山本の半生は、まさに“ネタ帳”のように起伏に富んでいる。そんな氏のコメディ色に満ちた人生は、まだまだ続いていく。

合同会社Kichiの代表として、今後の展望を語る山本聖実氏。
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