オッパイ、オッパイ、オッパイ

　ここ最近、ツイッター上でやれ顔出しNGだ、やれオッパイだと、オッパイだけにバレー部の部室で風俗サイトを眺めている男子学生みたいな呟きをよく見かけます。別に知り合いではないし、仕事で絡んだことも濡れ場で絡んだこともないので、どうでもいいと言えばどうでもいい話なのですが、少し前に複数の方から「どう思いますか？」と聞かれたので少しお付き合い頂ければと思います。

※推定Aカップ

　まず、知らない人のことをとやかく言う筋合いはないのでそれについては何も言いませんというか、そもそも興味がないので話すことはひとつもありません。言いたいことがあるとすれば、いや、すみません、本当は特に言いたいことがあるわけではないのですが、それを言わないと話がなかなか前に進まないので言っておくと、格好のエサを見つけてやいのやいの言ったり、便乗したりして騒いでいる外野は少しみっともないなと感じます。

　特にやんわり叩いている同業者、こういう仕事で顔を出さないのは卑怯だということなのでしょうか。正直、そのあたりは分かりかねますが、理由がなんであれ、違う価値観を持つ人間に対して黙っていられない人というのは昔から特定数存在します。そういう人たちは心底自分が正しいと思っていますからなにを言っても聞く耳持たず。これは擁護している人も同じで、もう放っておくしかないんじゃないか…と、最初は思っていました。

※推定Cカップ

　しかし、よくよく話を聞いてみると叩いている同業者も擁護している同業者も、意図していた、していないはさておき、結果、フォロワーが増えてバンザイみたいなところは少なからずあるようです。要は結果的にではあるけれど、どちらにも利があるプロレスが行われていた。そして我々はそれに付き合わされていた。そう考えればなんとなく私は納得が行くのですが、当の本人はこのプロレスをリング中央からどのように見ていたのか、そのあたりは知る由もありません。

※推定Wカップ（FIFA）

　ともあれ、他人にまったく興味がない私に言わせれば、その熱い情熱をなにか他のものに向けることができれば日本はもう少し住みやすくなるのにと思わずにはいられませんが、こうしてコラムの題材として取り上げてしまった以上、私も同じ穴のムジナ。レフェリー気取りでこのプロレスに参戦してしまったのですから、いやはや、実にみっともないなと。