【Classic15】全部ひとり旅〔11〕日高ミツヒコ先生の四国ひとり旅
記事一覧へ公開日: 2023/06/13
コロナ禍に突入する前までは、読者さんと握手する機会がそれなりにあったりもしたわけですけれども。
あるとき、握った手をなかなか離そうとしない読者さんがおりまして。
「?」
一瞬、頭の上にハテナが浮かびましたが、その読者さんいわく「名波サンのヒキをボクにください!」と。
なるほどなるほど、握った手を通してヒキをチャージしていたんですね。
(´・ω・`)
なるほどじゃねーわ
もしも名波がヒキ強じゃなかったら、あんなに都合のよいタイミングで都合のよいレア小役を引けるわけがない。
いやいやいやいや。
およそ20年間、月イチペースで漫画「パチスロひとり旅」を連載してましたから。
月イチレベルの、なんだったら2ヵ月に1回とか1年に1回ぐらいのレベルのヒキ強が炸裂したときの実戦内容を都合よく切り取ってネタにしたものが漫画作品になりがちだったりするわけですよ。
1万円投資して何も当たらずヤメ。
そんなものをいちいち漫画にするわけがありません(そういうシーンもチラホラ含まれてるけど)。
漫画だけを読んでいたら、なんとなくヒキ強ヤローに見えてしまうのもわかります。
がまんできなくてSNSでツッコミを入れたくなる気持ちもわかります。
わかるんですけれども。
「名波はヒキ強な人だ」ならまだしも、「名波はヒキ強なだけの人だ」のニュアンスが伝わってくるときもあるんすよね。
(´・ω・`)
失礼しちゃうわー
そもそもヒキ強な人じゃねーから。
ヒキ強じゃないのに「ヒキ強なだけの人だ」って言われちゃったら、何も残ってないじゃないか。
(´・ω・`)
プンプン
すみません、朝礼が長くなってしまいました。
(´・ω・`)
貧血で倒れる寸前だったぞ
2004年7月発売の増刊号『全部ひとり旅』に掲載されていた描き下ろし漫画作品を懐かしんでみようシリーズの続き。
今回は東京からフェリーに乗り、四国を旅することになった日高ミツヒコ先生の登場です。
日高センセーは第37回ちばてつや賞・優秀新人賞を受賞している漫画家で、“ヤンマガ出身”と言っていいんだろうと思います。
かなりの裏話になるのですが、当時、白夜書房のエロイ人の中に講談社・ヤングマガジン編集部と仲良し(?)だった者がおりまして。
“ヤンマガ出身”で、なおかつスロ・パチ好きな若手漫画家を紹介してもらっていたのです。
実を言うと、サマンサ三吉センセーも“ヤンマガ出身”です。
旨い話シリーズの村上真裕センセーも“ヤンマガ出身”です。
ほかにも数名いらっしゃったかと思いますが、ずいぶん昔のことなので忘れました。
…え~と、なんぼなんでも長くなりすぎているので、日高センセーの旅打ち漫画の紹介は次回に持ち越します。
あと、日高センセーは講談社のほうでは名義が「日髙ミツヒコ」(高の漢字がハシゴダカ)になっています。念のため。
(´・ω・`)
余計なことばっかり書いてるから長くなるんだぞ
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