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パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2014/07/08
その昔、とくに平成12年から平成13年頃にかけてだったと思いますが、パチスロ4号機の大花火やB-MAXなどに代表される、いわゆる「ビタ押しマシン」ばかりを好んで打っていた時期がありました。
多少の語弊があるのを承知のうえで言いますが、ビタ押しさえできれば絶対に負けなかった時代です。日々、借金返済のために負けられない戦いをしていましたから、ビタ押しの成功率を上げることに必死になっていました。成功率が上がれば上がるほど勝率も勝ち額もアップするイメージです。
実戦経験を重ねるうちに少しずつ成功率は上がっていきましたが、なかなか100%というのは難しかったんです。疲れやプレッシャー、油断などにより、どうしても数回はミスしてしまうものです。
しかし、あるとき、気がついてしまったんです。
あれっ?そういえば、その日の一番最初のビタ押しではほとんどミスったことがないぞ、と。
その日の一番最初のビタ押しですから、普通に考えればミスが多そうなものです。カンを取り戻すまでに、すこし時間がかかりそうなものです。
ところが、なぜか朝イチの一発目のビタ押しは、ぜんぜんミスらなかったんです。ホワーイ?
その答えを得るためのヒントになりそうなエピソードがありますので、ちょっと紹介しますね。
平成13年の4月から5月にかけて、およそ5週間も沖縄県に滞在したことがあったんです。当時の沖縄県には30φコインの、いわゆる「沖スロ」しか設置されていませんでした。25φコインの機種は1台たりとも存在しませんでした。
つまり5週間ずーっと、大きなコインの沖スロばかりを打ち続けたんです。
その後、ボクは沖縄県を離れて九州に移動したんですが、熊本県のパチンコ店で5週間ぶりに25φのコインを手に持った瞬間でした
ちっさ!コインちっさ!
違和感がハンパなかったんですよねー。まるで1円玉みたいな小ささ、軽さを感じたんです。
とはいえ、25φのコインで2時間くらい遊技すると、ほとんど違和感は無くなります。まあ、慣れですよね。
しかし!翌朝のことでした。その日は長崎県のパチンコ店からのスタートだったんですが、千円を投入して25φのコインを借り、手に取った瞬間…
ちっさ!コインちっさ!
昨日、熊本県で経験した、あの違和感と全く一緒です。1円玉みたいな小ささ、軽さを感じたんです。すでに昨日、25φの大きさに慣れて、感覚がすっかり元に戻ったものだと思い込んでいたのに!
やはり、5週間の経験というのは、想像以上に大きなものだったようです。
ちなみに、その次の日も、そのまた次の日も、やっぱり朝イチだけはコインの小ささに違和感があったんですよ。たしか一週間ぐらい、そんな感覚が続いたと記憶しています。
話をビタ押しに戻しますが、なぜか朝イチ一発目のビタ押しは失敗しないというのも、いま紹介したエピソードの内容に関係してるんじゃないかと思ってるんです。
パチスロ機のリールが一周する時間(=およそ0.8秒)の感覚をカラダが覚えているわけですが、過去数年間、何度も何度も繰り返し体感してきた0.8秒の感覚をもっとも正確に再現できるのが朝イチなのではないかと思うのです。
…意味が分かり難いですね(にがわらい)。
たとえば高速道路を何時間もクルマで走った直後、一般道に戻ると「速度が異常に遅く感じる」という錯覚があるじゃないですか。本当は60km/hぐらいで走っているのに、40~50km/hぐらいしか出てないように感じてしまう、アレです。
ところが、ですよ。朝イチ、いつものようにクルマに乗り込んで自宅を出発して、一般道を40~50km/hぐらいで走ったら、普通に40~50km/hぐらいで走ってるようにしか感じませんよね。早すぎると感じたり、遅すぎると感じたりしませんよね。
朝イチ一発目のビタ押しは、なぜか成功率が高い。
このことをよーく覚えておいてください。そして、今度の7月17日に発売される(一部地域は遅れます)DVD付きパニック7ゴールド(ガイドワークス刊)に収録されている『B-MAXビタ押し対決(出演:中武一日二膳・ワサビ・名波誠)』をご覧いただきたいのです。よろしくお願いいたします。
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