パチンコ・パチスロブログ

名波誠

宮城県らしさ

記事一覧へ

公開日: 2014/07/06

ボクがスロ・パチ関連の収支を記録するようになったのは平成9年の7月からです。っていうか本格的にスロ・パチを打ち始めたのが、そもそも平成9年7月~ですからね。つまり、収支をつけずに遊びで(?)スロ・パチを打ったことがないんです。

で、見てもらいたいのがコチラの収支表

1999宮城県滞在

今からおよそ15年前、平成11年9月の収支の一部です。東北地方の宮城県に滞在し、パチスロ4号機のバイオメサイア、花月、ハナビ、B-MAX、ガイキッズなどの高設定狙いをしていた時期になります。いずれも「リプレイハズシ」「DDT」といった、目押しによる技術介入の効果が高い機種でした。

いやー、それにしても、安定して勝ててますよねー。昔は良かったですねー。

…という話がしたいのではありません。

「数字の末尾が、やたら250ポインツになっているのはナゼなのか」という話がしたいのです。

まあ、答えは簡単で、

宮城県は250ポインツ単位の特殊景品を扱っているホールが多いから

です。日本全国のホールでさまざまな特殊景品に出会ってきましたが、250ポインツ単位の景品は宮城県のホール(と、ごくごく一部の岩手県のホール)でしか目撃したことがありません。

小窓から50円玉混じりのお金が出てくるのを見るたび「俺は今、宮城県に旅打ちに来てるんダ!」と実感したものです。ただし2回に1回の割合で末尾が500・1000ポインツ単位になるので、そのときは「ちぇっ、つまんねーな」と思ってしまいます(大人なので小石をけったりはしませんが)。

そんな、歴史あるパチンコ遺産とも言うべき「宮城県の250ポインツ景品」に今、危機が訪れています。

250円ヤメ

5月に立ち寄った宮城県仙台市の某ホールで、こんなお知らせを見てしまったのです。こうした動きが宮城県内の全てのホールで見られるのか、それとも一部だけなのか、詳しいことは分かりません。もし250ポインツ景品を全廃する方向で動いているのだとすれば、とても残念です。

 

(ちなみに…)

その昔、宮城県には「5.6枚交換店」や「6.8枚交換店」が数多くありました。とくに、かつて宮城県築館町(現・栗原市)にあった某6.8枚交換店は設定にメリハリがあり、「月曜日の朝イチにブルった4号機B-MAX」では負けた記憶がありません。

6.8枚交換というのは6.8枚=100ポインツという意味です。この場合、仮に特殊景品(小)が250ポインツではなく、200ポインツ単位だったら、どうなるでしょう。

6.8×2=13.4枚ですから、コイン13.4枚につき特殊景品(小)×1という計算になります。なんだかスッキリしませんね。端数が出てしまいます。

そこで今度は、250ポインツ単位で計算してみると…

6.8×2.5=17枚ですから、コイン17枚につき特殊景品(小)×1になります。端数が出ず、スッキリしました。

 

6.8枚交換などと聞くと、「中途半端だなあ」なんて思ってしまいがちですが、宮城県のように特殊景品が250ポインツ単位だった場合には、むしろスッキリするわけです。

 

これは5.6枚交換でも同じです。

5.6×2=11.2

5.6×2.5=14

特殊景品を250ポインツ単位にすれば端数が出ず、スッキリします。

 

かつての宮城県に5.6枚交換店や6.8枚交換店が多かったから特殊景品が250ポインツになったのか、それとも特殊景品が250ポインツ単位だったから5.6枚交換店や6.8枚交換店が多かったのか。

それとも、そのどちらでもないのか。

真相はボクには分かりません。誰か知ってます?

ライター・タレントランキング

このページのトップへ