ボートレース三国探訪・その2
記事一覧へ公開日: 2024/04/23
前にも一度、ココに書いたことがありますけれども。
ボクが生まれたのは北海道岩見沢市(いわみざわし)で、小学2年生までは岩見沢競馬場(惜しまれつつ平成18年廃止)の近くに住んでいました。
子供は入場無料で、競馬場内に小さな公園があったりしたものですから。
ちょいちょい遊びに行っていたものです。
ちなみに2024年現在では帯広競馬場ただ一ヶ所のみになってしまった「ばんえい競馬」ですが、当時は岩見沢競馬場、旭川競馬場、北見競馬場でも開催されていました(道内で計4場)。
今でもハッキリ覚えているのが、ズラ~~リと小窓が並んでいた馬券売り場の光景です。
現在は自動券売機にお金とマークシートの紙を入れて、ボタンをポチっと押せば馬券が買えますよね。当たり前だけど、当時は違いました。
単勝式の【1】を買いたい人は、この小窓に並ぶ。
単勝式の【4】を買いたい人は、この小窓に並ぶ。
複勝式の【1-2】を買いたい人は、この小窓に並ぶ。
複勝式の【5-6】を買いたい人は、この小窓に並ぶ。
といった具合です。
予想した買い目ごとの小窓に、いちいち並ばなければならないシステムでした。
それぞれの小窓にオバちゃんがいて、口頭でのやりとりで馬券を買うのです。
当然、一番人気の小窓には長い行列ができます。
リアルタイムでオッズが表示されるモニター画面なんてありませんでしたから。
それぞれの小窓の行列の長さを見て、人気のあるなしを把握するんですよ。
(´・ω・`)
すごくね?
投票が締め切られると、カンカンカンカーン!と小窓の仕切り板が一斉に降ろされます。
そして、中の人たち(オバちゃんたち)の動きがあわただしくなります。
それぞれの買い目の売上げ金額を突き合わせ、パリミュチュエル方式に基づいたオッズをすみやかに計算しなければならないからです。
自動計算機も併用されていたのかどうかまではわかりませんが。
そろばん部隊(!)が待機していて、パチパチパッチーンとプロのスピードで作業していたのです。
(´・ω・`)
すごくね?
そんなこんなで引き続き、福井県坂井市にある「三国ボートレース場」の探訪記です。
前回は、第1レースをハズしてしまったところまでお伝えしました。
「惜しかったからオレのセンスは悪くないんだ」と自分を甘やかしてしまいがちだけど、競艇の3連単においては安易に「惜しい」と言ってはいけないんだと、厳しく戒める内容になっておりましたけれども。
ぼちぼち本気を出していきまっしょい。
第2レースの発走は9:05頃です。
場内で無料で頒布されている出走表
1号艇がA級1班で、2号艇以下は全員がB級の選手。
第1レースと同様、誰がどう見たって1号艇を本命にせざるをえないレースです。
400円で買った予想新聞にも
1⇔2
1⇔3
1⇔4
が本命だと書いてあります。
(´・ω・`)
ゴニョゴニュゴロニャン
はいドーン
この時間帯の風向きが「追い風」になっていたので、2号艇の差しがキマれば面白いかなーと期待して、真っ先にマークシートに書いたのは【2-1-4】です。
どうしたって1号艇を軸にせざるをえませんでしたが、1号艇が1着だと当たっても安いですしねー。
がんばれ2号艇。
そんなこんなで9:05頃、いよいよ第2レースの出走…
ビョイーン
※イメージ画像です。第1レースで撮った写真の使い回しです。
いよっし!
追い風に乗った2号艇の差しが華麗にキマったー!
そのままいけー
【第2レースの結果】
2-1-3
え、え~と
2-1-3
2-1-3…
これも買ってたんじゃなかったっけ?
いや、買ってないな
「2-1-4」と「1-2-3」は買ってるけど
う~~~ん
惜しい!
(´・ω・`)
人間だもの
人間宣言を高らかに掲げつつ、第3レースに続く…
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