【Classic19】ストック充電中
記事一覧へ公開日: 2024/06/27
そんなこんなで「パチスロひとり旅Classic」。
今から18年ちょい前の2006年1月下旬、増刊号(沖スロ特集号)の発行が急に決まり、その取材のため沖縄本島に派遣されたときのお話です。
当時も今も、沖縄県にはパチスロ機を製造する工場がありませんから。
たとえ沖縄県にしか設置されない機種であったとしても、本土の工場で製造されたものを貨物船に積み込んで運搬しています。
もともと運搬に時間がかかるうえ、悪天候などによって到着が遅れることも想定されます。
そのためか、やや余裕をもったスケジュールで新台入替をおこなう慣例になっています。
すでに筐体の設置工事が完了し、いつでも遊技できる状態になっていたとしてもです。
他のホールの準備状況なども加味しているのか、あるいは、なにかしらのルール・紳士協定みたいなものが存在しているのか。よくわかりませんけれども。
すぐには開放されません。
中には、そのこと(設置作業が完了しても、すぐに遊技開始とはならないこと)を逆手にとって??
きたるべきオープンの日に備え、おおっぴらに「ストック機のストックを貯める作業」をしているホールもありました。
すでに設置が済んでいる新機種のシマの入口に紅白の幕が張られ、立入禁止の状態です。
ところがですよ。
そんな幕の向こうから、思いっきり遊技している音が聞こえてくるんすよ。
普通に電源が入れられていたんすよ。
幕のすきまから盗撮
(´・ω・`)
スミマセン
なんと、Yシャツにネクタイ姿の人たち10数人(!)が黙々と遊技していたのです。
おそらく販社の人と店員さんなんだろうと思いますけれども。
10人以上ですよ。
ストック機の新台入替初日はボーナスのストックが貯まっていないため「たとえ高設定であってもあんまり出ない、勝てない」というのが当時の常識でした。
しかし、当店は違いますよと。
なんせ、オープン前にストック貯めてますからと。
もうちょっと待っててくださいねと。
すごくね?
いろいろ自由な時代だったとはいえ。
なんでもアリすぎ。
いや、本土のホールでも、こっそり貯めてくれてるホールはありましたよ。
ただ、営業時間中に作業したり、アピールしたりっていうのは記憶にないですね。
次回も取材の続きです。
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