でも個人的には
記事一覧へ公開日: 2015/03/05
『宇宙科学博物館・コスモアイル羽咋』探訪のつづき。
もうすぐ開業する北陸新幹線の金沢駅からクルマで1時間前後、石川県羽咋市(はくいし)にある施設です。
UFO推しで町おこしをしようとしている羽咋市ですが、この宇宙科学博物館は、かなりハイレベルな展示内容になっておりまして。
たとえば、うしろに見えてるのはアメリカの「レッドストーンロケット」。ソ連と宇宙開発競争をしていたアメリカが作った初の有人飛行ロケットです。ここに置いてあるロケットのうち一段目(一番下)と二段目(下から二番目)は実際に宇宙に行った本物をアメリカから譲り受けたものなんですってよ。三段目(一番上)などはレプリカですが、ロケットのリアルな大きさを自分の目で確かめることができます。
ちなみに
1961年4月12日…ソ連のボストーク1号が人類初の有人宇宙飛行
1961年5月5日…アメリカのレッドストーン3号がアメリカ初の有人宇宙飛行
この「敗北」を受けてアメリカは本気を出し、ケネディ大統領がアポロ計画(アメリカ人を月に送り込む計画)を発表。
1969年7月20日…アポロ11号による人類初の月面着陸でリカバリー成功!?
…すでに、この時点で女性の何割かは退屈し始めるハズです。
宇宙とかロケットとか、あんま興味ないしー?
しかし、宇宙開発に関するハイレベルな展示は、まだまだ続きます。
※写真撮影NGではなかったのですが、すべてを紹介するのはヤメておきます。おおまかな雰囲気を感じてください。
月探査船や火星探査船、人工衛星など、展示物の多くが「日本製のレプリカではなくアメリカ製やソ連製の本物」だというのが、ココのすごいところ。
さらに名誉館長が矢追純一氏なだけに、宇宙人やUFO関連の展示も充実しています。
※閲覧注意
↑もう遅い
名誉館長の部屋もあります
棚には貴重なVHSテープが!(中身を見たいけど見れない!)
↓
(上下反転)
↓
ちなみに『EXテレビ』というのは、「1990年に放送を終了した11PM(イレブンピーエム)」の後継番組(1990年ー1994年)。矢追氏が日本テレビを退職したのが1986年なので、すでにフリーになっていた頃の番組ですね。
…というわけで、ココを初デートの場所にチョイスするのはオススメしませんし、いわんやプロポーズをやですが、個人的には、こういうノリを全面的に受け入れてくれる心の広い女性が好きです。
もうすぐ開業する北陸新幹線に乗って、ぜひ多くの方に訪れていただきたいと思います。
※コスモアイル羽咋の3階にあるプラネタリウム型の映画館「コスモシアター」ではポーランド製のハイセンスな映像作品などを上映しています(時間帯によってプログラムが異なるので事前の確認を推奨)。これは文句なしにオススメ。
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