「平行テンパイ」は間違いか?
記事一覧へ公開日: 2015/03/24
左・中と押して、スイカが上段に平行テンパイしたら強スイカorチャンス目確定!
リプレイが平行に揃ったらチャンスリプレイ!
パチスロ情報誌やパチスロ関係の個人ブログ等で、ごく普通に見ることができる表現です。
しかし、そもそも「平行」の定義というのは…
2つの直線同士、平面同士、あるいは直線と平面がどこまでいっても交わらない状態のこと。
つまり、1本だけの直線や、1面だけの平面においては、平行という概念が存在し得ないハズなんです。
↑このように、上段にスイカ、中段にベルが同時にテンパイしているような状態であれば「小役の平行テンパイ」という表現も可能でしょう。
が、どちらかといえば、この写真のような状態は「スイカとベルのダブルテンパイ」と表現する人のほうが多いでしょうね。
ちなみにボクは、原稿を書く際には「水平テンパイ」という言葉を使っています。平行テンパイという言葉に違和感があるからです。
ただ、メーカーが発行している公式の小冊子にも「スイカの平行テンパイ」といった言葉が使われているケースがありますので、平行という言葉を使うのがただちに間違いだとも言い切れない状況です。
Google等で検索してみると”水平テンパイ”よりも”平行テンパイ”のほうが圧倒的に多くの件数がヒットしますし、どちらの言葉を使ってもほぼ100%意味は通じますから、目くじらを立てて間違いを指摘する必要はない、と個人的には考えます。
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