ナルトで万枚
記事一覧へ公開日: 2015/04/02
引き続き、10年前の話。
前回は鹿児島県の桜島を経由して宮崎県に移動したところまで紹介しました。今回は宮崎県から先です。
宮崎港から太平洋を東京方面に向かって走る長距離フェリー(川崎港行き)に乗り、途中の和歌山県・那智勝浦港で降りるルートを選択。
桜前線の動きに合わせるためには、これに乗るしかない!と思い付いたのです。
急に思い付いたので、フェリーの予約を取っていませんでした。
年度末ということもあってか混雑していて、宮崎港の窓口で「キャンセル待ちになります」と言われてしまいます。C寝台のチケットが手に入ったのは出港の1時間前でした。かなりギリギリ。
那智勝浦に寄港するフェリーは一週間に1便しか走っていないため、これを逃すと、まったく違うルートを新たに考えなくちゃならなかったんです。
余談ですが、このフェリー航路(宮崎港~紀伊勝浦港~川崎港)は2005年6月(ボクが乗った3ヶ月後)に廃止になっています。繁忙期以外は旅客や貨物が多くなかったみたいです。
――日本気象協会のHPより引用
桜前線の動きは年によって違います。これは2015年の一例。
紀伊勝浦港でフェリーから降りたあとは、紀伊半島の先っぽ、潮岬(しおのみさき)へと走ります。本州最南端の桜の木を見るためです。
まだ咲き始めたばかりでした。ちょっと残念。
さらに和歌山市まで走ったあと、またまたフェリーに乗ります。
ちなみに放浪生活を始めてから75回目のフェリー。
和歌山港→徳島港へ移動し、四国に上陸。
和歌山から徳島まではフェリーで2時間ちょい。
船内のゲームコーナーにパチスロ機が6台置いてあって、「アントニオ猪木という名のパチスロ機」には『設定6』の貼り紙がありました。
「取りきれず閉店」ならぬ「取りきれず終点(到着?)」とか、あるかも。
そして移動が一段落した2005年3月31日(木曜)。徳島県鳴門市(なるとし)のホールで朝9時の開店からパチスロを打つことになりました。過去に一度も足を踏み入れたことがない初見のホールです。
まずは新台の「鬼武者3」を3台ほど試し打ちしてみたけど、いまいちピンとこなかったのでヤメ。下皿のコインを持って「北斗の拳」に移動。
なんとなく設定上げ狙いや据え置き狙いを意識しながら気になった台を順番に試し打ちしてみたところ、4台目が微妙に手応えアリ。2チェ(=中段チェリー)がですね、やたらと出現するんですよ。
まあ、あんまり多くは語れませんけどね。
ドン!
千両箱ならぬ、千両樽が登場。
北斗の拳
投資…7000円
交換…1万1990枚
小窓…23万9800あべし
収支…(+)23万2800ぐわし
もしもあのとき宮崎港でキャンセルが出ず、フェリーに乗れていなかったとしたら。徳島県鳴門市での、この万枚はなかったでしょうね。
当たり前だけど
ライター・タレントランキング