「7」という数
記事一覧へ公開日: 2015/05/14
ちょっと前の当ブログの中で、
なぜ「7」という数(字)は特別な存在に思えるのか、ラッキーな数(字)として捉えられがちなのか、その理由についてインターネットで検索してみたけど、いまいちよくわからなかった
といったような内容のことを書きました。
あれから数日が経ち、ヒマを見つけては、あれこれと調べてみたんですけどね。やっぱり、わかりやすい根源的な理由ってのは存在しないみたいなんですよね。
いわゆる
諸説あり
ってやつです。
いちおう「英語圏を中心とする西洋の考え方が発祥だ」とするのが定説になっているようですが、キリスト教やユダヤ教の考え方が元になっているとする説や、天文学の考え方が元になっている説など、じつにさまざまです。
ぐるり一周の角度は360°だと決められています。その昔、1年(地球が太陽のまわりを一周する日数)を365日ではなく360日としていたことが由来になっているようです。
この360という数を1~9の数で割ってみると…
360÷1=360
360÷2=180
360÷3=120
360÷4=90
360÷5=72
360÷6=60
360÷7=51.428571…
360÷8=45
360÷9=40
唯一、7だけが割りきれません。
このことから、やはり7だけは特別な数なのだと考えることもできなくはないのですが、これも諸説の中の一つにすぎません。
ちなみにアメリカで生まれ、改良・発達していった回胴式のスロットマシンですが、最初の頃に採用されていた絵柄はベルやフルーツ(プラム・オレンジ・レモン等)のみで、「BAR」や「7」は無かったんだそうです。
その他もろもろ、調べれば調べるほど、西洋において「7」という数がラッキーな特別な存在だと考えられるようになったのは、わりと最近になってから(といっても50年前とか100年前とかから)なのではないかと思えてきます。
むしろ西洋よりも、日本のほうが歴史的に「7」という数(字)にこだわってきたのではないかとも思えます。
七味唐辛子
七福神
春の七草
秋の七草
武士の七つ道具
七輪
七人の侍
虹の色(七色)→アメリカやヨーロッパなど西洋では7色ではなく6色と捉える場合が多い
次回は、七味唐辛子はどうして六味や八味ではないのか等、7という数に関する具体的なところに突撃していきたいと思います。
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