コインのふち
記事一覧へ公開日: 2015/07/19
つい先日、沖ドキを打っていたときのこと。コインが投入口に引っかかってしまい、中に入っていかなかったんです。
原因はコインの厚みでした。1枚だけ、ほかのコインよりも厚みが大きかったんです。
製造時のエラーとまでは言えないのかもしれませんが、たまにありますよね、コインの外周りがすごく厚いやつ。
で、そのときに、ふと思ったんです。
この部分の正式名称は?
と。
コインの外側に必ずある、モリっとした部分です。
遊技機用のコインに限らず、1円玉から500円玉までの日本の貨幣にも例外なくモリっとした部分が設けられています。
世の中に存在するモノには、よほどのことがないかぎり、正式な名称がつけられています。
たとえば、灰皿のふちにある「少しくぼんだところ」の正式名称はたばこやすめです。これはテレビの雑学番組で紹介されたりしているので、知ってる人が多いかもしれません。
じゃあ、これはどうでしょう。
コンビニエンスストアのカウンターや、パチンコ店脇の小窓のところにある「店員と客がお金をやりとりする際に使う小さな皿」の正式名称は?
答え
…カルトンです。
キャッシュトレイという言い方もあるようですが、「キャッシュトレイ→画像」の検索結果と「カルトン→画像」の検索結果を比べてみれば一目瞭然。
小窓のところに置いてある小さな皿はキャッシュトレイではなくカルトンのほうが正解だと思います。ちなみに「カルトン」はフランス語だそうです。
で、コインのふちですよ。
コインやメダルと呼ばれる製品のほぼすべてに存在するものなので、きっと正式な名称が存在してるハズだ!と思いながら前のめりで検索をかけてみたんですが、残念ながらボクの検索スキルでは正解を発掘することができませんでした。
あるいは、ひょっとして正式名称は存在していない??
世界一美しいスタバ問題とともに、未解決事案がまた一つ、増えてしまいました。
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