「広島風お好み焼き」はNGか
記事一覧へ公開日: 2016/01/17
というわけで美味しいイカの塩辛を食べた福岡県を離れ、広島県に移動してきました。
福岡県と違って、こちら広島県には「これが広島だけで見られるパチンコ店の特徴ダ!」と言えるものはありません。
良くも悪くもフツーな感じ。
過去18年間、広島県に長期滞在したことがほとんどないのは、そこらへんの理由が大きいかもしれません。
決して、嫌いなエリアってわけじゃないんですよ。世界遺産の厳島神社を筆頭に、尾道や鞆の浦、しまなみ海道などなど。とても雰囲気の良い場所が多いので、必ず何らかのカタチで立ち寄るエリアです。
素通りすることは、ほとんどありません。
でも、なかなか長期滞在までは至らない。
ツンデレ?
さて、テレビのバラエティー番組などで「お好み焼き」の話題になったとき、よく見かけるのが
『広島ケンミンは「広島風お好み焼き」という言葉を聞くとイラッとする』ことに関するやりとりです。
たとえば『東京の人は大阪に行っても「関西風お好み焼き」と言わないのに、なぜ広島に来たときだけ「広島風お好み焼き」と言うのか』という不満をぶちまける、あるある的なやつですね。
で、インターネットで少し調べてみたんですが、どうやら『広島風お好み焼き』よりも『広島焼き』と言われることのほうがイラッとくるみたいですね。
まだギリギリ『広島風お好み焼き』は許せるけど、『広島焼き』は許せん、そもそもそんな名前の食べ物は存在しないのだから、ということらしいです。
ただし、広島県府中市の名物で『府中焼き』というのは存在します。
看板にもメニューにもハッキリ『府中焼き』と書いてあります。
↓これが「府中焼き」
「府中焼き」を簡単に説明すると
『広島県府中市で昔から食べられている、ミンチを使ったお好み焼き』ということのようです。
B-1グランプリにも『府中焼き』の名前で参戦しているとのことで、町おこしに一役買っているソウルフードなんですね。
で、府中市の商工会議所が全面的にバックアップしている公式サイトを見に行ってみると、府中焼きの定義について、こんなことが書いてありました。
【府中焼き宣言】
「府中風お好み焼きを府中焼きという」
「ひき肉はミンチを使う」
「キャベツがいっぱい」
「ミンチの脂(肉汁)で外はカラッと、中はフワッとした焼き上がり」
ん?
府中風お好み焼きを府中焼きという?
これは、なんだか複雑になってきちゃいましたよ。
府中市ではイラッとくるどころか、むしろ、そういった言い方こそが正しいとしているようです。
正直、ボクのようなシロウトにしてみれば、↑これを見て「広島県で古くから愛されているタイプのお好み焼き」なのか、それとも「府中焼き」なのかの区別はつきません。
さらに、「府中焼き」という言い方はアリだけど「広島焼き」という言い方だけは絶対にNGだとイラっとしながら言われたら、どうしましょう。
思いのほか難易度の高い問題ですよ、これは。
同じ広島県の府中市では「府中焼き」と言うんだから、じゃあ、広島市のほうは「広島焼き」なのかな?
と考えるのは不自然ではない、と言えないこともない感じ???
インターネットで少し調べただけでは明快な答えが見つかりませんでした。
あわてて答えを探さず、ちょっと寝かせておくことにします。
ちなみに広島市で沖ドキ!を打ったのですが、残念ながら天井に連行されてしまい1万9000円負け。
本来なら光るはずの「1000G」では当たってくれず、ハイビスカスランプが光ったのは「1006G」。
じつは沖ドキ!は、通常時の変則押しのペナルティ×1回につき天井が6G加算されてしまうのです。
これまでにも何度か「1006G天井」をくらったことがあります。
1000Gで光らなかったせいで、追加投資を強いられたこともあります。
「マジかよ~、なにやってんだよ前任者ぁ~」
イラッとする瞬間です。
府中焼きがとても美味しかったので、ギリギリ許しますけど。
(´・ω・`)
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