商店街にパチ屋16軒
記事一覧へ公開日: 2016/07/07
昭和5年Hさんがパチンコ店の営業許可第1号を取り、昭和11年には鋼球式のパチンコ機が開発され、そして戦後の昭和23年には正村ゲージが誕生。これらは全て名古屋市での出来事です。
そんな名古屋市の、JR名古屋駅から1kmぐらい離れたところにあるのが『円頓寺(えんどうじ)商店街』。
昭和28年頃の図がコチラです↓
『名古屋なつかしの商店街』より引用
※赤い線は名波アマが加筆
長さ700mの商店街に、パチンコ店が
16軒も!
ただし営業中なのは13軒ですけどね。それでもスゴくないですか?
『永楽パチンコ』
『赤玉パチンコ』
『鈴富パチンコ』
『円頓寺パチンコ』
『ホーコクパチンコ』
『やがみパチンコ』
『みゆきパチンコ』
『みゆきパチンコ(休業中)』
『ハトパチンコ』
『喜楽パチンコ』
『新京極パチンコ』
『昭和屋パチンコ』
『正村パチンコ』
『千歳パチンコ』
『元パチンコ(休業中)』
『パチンコ(休業中)』
↑『きれいな娘いる』
大事なことが書かれていますね。
(´・ω・`)
じつは、この昭和28年頃というのは、朝鮮半島で戦争が発生したことによる特需で景気がとても良かったんです。
さらに正村ゲージを元にして作られたパチンコ機が大ヒットしたこともあり、まさにパチンコの第一期黄金時代とも言える時期だったのです。
■全国のパチンコ店の軒数
(警視庁の統計より)
昭和24年…4818軒
昭和25年…8450軒
昭和26年…1万2038軒
昭和27年…4万2452軒
昭和28年…4万3452軒
昭和26年から28年ぐらいにかけての増え方が異常ですよね。
ちなみに現在(平成27年の数字)は
1万1310軒です。
ちなみにちなみに、当時13軒が営業していた円頓寺商店街ですが、現在は1軒が残るのみとなっています。
っていうか、1軒残ってるだけでもすごい。
そこらへんの話は次回。
(足元にタックルしてきた奥さんを振り払いながら)
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