魔法の水をかけてから
記事一覧へ公開日: 2017/08/20
というわけで北海道の北見市を訪問しています
北見市は人口およそ12万で、まあまあ大きな自治体なんですけどね。残念ながら有名な観光スポットがありません。
「北見ファミリーランド」
「北見ハッカ記念館」
「ピアソン記念館」
…うーん。失礼ですが、どれもピンときません。映像が頭に思い浮かばないというか。
平成の大合併により、オホーツク海側のサロマ湖や、温泉で有名な温根湯(おんねゆ)などが北見市に編入されたので、そこらへんも含めれば、まあ、なんとかなるかなって。
(´・ω・`)
だから何目線なんだよお前は
やって来たのは北見市の市街地をつらぬく国道39号線沿いに建つレストラン。
老舗のローカルファミレスみたいな存在です。北見市民で、ここを知らない人は少ししかいないと思います。
(´・ω・`)
少しいるんだ
わざわざここに来た理由はコレ
じわじわと全国区の知名度を上げつつある、ご当地グルメ
『オホーツク北見塩やきそば』
です。B-1グランプリにも出場しているので「ご当地B級グルメ」と呼んでもいいんでしょうけどね。
思ったよりも広い店内。
マルーン色(阪急電車の色)のソファがいい感じです。
メニュー表には「塩やきそば」としか書いてありません。
ほかのメニューとのバランスを考えてのことなんでしょうけど、もっと思い切って特別扱いしてもいいと思いますよ。
せっかくの観光資源なんだから。
(´・ω・`)
いろいろ美味しそうなメニューがズラリと並んでいたけど、最初から決めていたとおり「塩やきそば」980円ナリを注文。
待つこと数分…
ズドむ!
写真には撮れませんでしたが、鉄板プレートをテーブルに置いた直後、店員さんが小さなカップに入った「魔法の水」をかけてくれました。
魔法の水については後述します。
てっぺんに振りかけられているのは北見産のタマネギを油で揚げたやつ(フライドオニオン)。スープと白ごはんつきです。
オホーツク産の大きなホタテの貝柱がドーン。
イカももちろん北海道産
ニンジンやピーマンなど、すべてが地元産の食材です。
オホーツク海で穫れる「水ダコ」も入ってました
そして店員さんが客の目の前で注ぎ回してくれるのが「魔法の水」です。
魔法の水は「ホタテエキス入りのダシ汁」で、オホーツク北見塩やきそばを名乗る際のマストアイテムになっています。
《オホーツク北見塩やきそばのルール》
・麺…北海道産の小麦を使用
・オホーツク海のホタテを使用
・生産量日本一!北見産のタマネギを使用
・味付けはソースではなく塩
・皿ではなく鉄板で提供
・割り箸も北海道産の松材を使用!
・北見テイストのあるスープを添える
・魔法の水を用意する
どうですか、なんか魅力的でしょ?
現在、北見市内の20~25軒ほどの飲食店で食べることができます。
ちなみに今回食べた塩やきそばには白ごはんが添えられていたけれど、これは個人的には要らなかったかなと。
塩やきそばの「繊細な味わい」を探り探り、着実に食べ進めていったあとに、白ごはんを口にした瞬間の「これじゃねえ感」。
濃~い味付けのやきそばであれば、あってもダメじゃないんでしょうけど。オホーツク北見塩やきそばに白ごはんを添えるのは「足し算になってない」と思いました。
※あくまでも個人の感想です
(´・ω・`)
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