身の危険を感じる道路
記事一覧へ公開日: 2017/10/17
旅打ち用語・パチスロ用語の基礎知識シリ~ズ。あいうえお順の34番目は「め」から始まる言葉です。
めいはんこくどう【名阪国道】
――三重県亀山市と奈良県天理市を結ぶ全長73㎞の自動車専用道路で、通行料金は不要(無料)。国土交通省による「10㎞あたりの死亡事故件数」の集計結果が全国ワースト1位。
年末年始に三重県で開催される、パチンコ店のオールナイト営業が近づいてまいりました。
大阪方面からクルマに乗って三重県を目指す場合、だいたい80%ぐらいの人が、この「名阪国道」を利用するんじゃないかと思います。ですよね?
ボクも奈良県や大阪府が目的地の場合に、よく利用する道路です。
しかし、この道路が本当に危険なんですよ。
4年前に発行された単行本「パチスロひとり旅・第14巻」
この本の腰巻き(オビ)にも書きました。
身の危険を感じる道路のワースト1位
名阪国道(国道25号線)
走るたび、実際に身の危険を感じるから、そのまま書きました。
国土交通省によると、全国の自動車専用道路における10㎞あたりの死亡事故件数は、この名阪国道が「0.95件」でダントツのワースト1位になっています。
(参考)
中央自動車道…0.41件
首都高速道路…0.34件
常磐自動車道…0.19件
肌感覚だけじゃなく、数字でも裏付けられたことになりますね。
通行料金が無料であるせいか、「抜け道」のような感覚で全力で走ろうとするクルマが少なくありません。安全な速度で走っているクルマをうしろから煽ったり、すごいスピードで駆け抜けていったり。
最近ニュースで取り上げられて注目が集まっている「危険な運転」「ロードレイジ(キレる運転者)」については、もっと厳格に取り締まってほしいものです。
自動車運転歴が20年を超えているボクですが、幸いなことに、道路上のトラブルに巻き込まれたことが一度もありません。
強引に割り込もうとするクルマがいても、つねに「どうぞどうぞ」と入れてあげるからでしょうか。
ものすごいスピードでうしろから迫ってくるクルマがいたら、道路脇によけて、先に行かせてあげるからでしょうか(狭い道路では、行かせてあげられない場合もあるけど)。
香ばしい人と目が合ってしまったときに「先に目をそらすと負けだ」という考え方もありますが、ボクはよろこんで負けます。惨敗で結構です。
引き続き、旅打ちの際は安全運転を心がけたいと思います。
ちなみに、名阪国道のちょうど真ん中付近、伊賀市の柘植インターにあったオールナイト営業の健康ランドは休業状態になったあと建物が売りに出されていましたが、どうやら居抜きでの入居を希望する買い手が現れなかったらしく、この夏に解体されました。
ありし日の名阪健康ランド
(2004年撮影)
一番最初にボクの担当として付いてくれた若い編集者と旅打ち取材のときに一緒に泊まったこともある、思い出深い健康ランドです。
平成12年から平成13年ぐらいにかけては三重県で打つことが多かったので、よく利用させてもらいました。
なんの草だったか忘れましたが、緑色の草が浮いてる浴槽がちょうどよい温度で、お気に入りだったんですけどね。
残念です。
(´・ω・`)
あ、おわりですよ
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