日本最北の基礎知識
記事一覧へ公開日: 2017/11/16
ついに大詰め、パチスロ用語・旅打ち用語の基礎知識シリ~ズ。おそらく最後になるであろう今回は「わ」から始まる言葉です。
わっかないし【稚内市】
――北海道の最北端にある人口3.5万の都市。2017年11月現在、4軒のパチンコ店が営業している。
稚内といえば日本最北の都市でおなじみ。当たり前ですが、日本最北のホールも稚内市にあります。
これまでに何度か話題にしたことがあったような気もしますが、ちょうどいい機会なので「日本最北のパチンコ・パチスロ」についての基礎知識を皆さんと一緒に共有していきたいと思います。
まず見ていただきたいのがコチラ
かつて、たくさんのパチンコ店(=★)があった頃の最北端付近の略図です。地元資本の、あまり大きくないパチンコ店ばかりが10軒ちょいありました。
北海道の先っちょはスッキリ尖がってるわけじゃなく、2つのツノがあるみたいな感じになっています。
そして、稚内の市街地があるのは西側(左側)の「ツノ」のほうなので、パチンコ店も西側のほうにだけあります。
東側の宗谷岬のほうは寒々とした原野が広がっているのみで、パチンコ店はありません。
その稚内市の中でも、まずはAの位置に注目してみます。
かつてAの位置にあったパチンコ店
外向きに「日本最北端店」とアピールしていたせいで、ここを旅打ちで訪れた人が「日本最北のホールに行ってきました」と思いこんでしまう事例が続出。
略図を見れば分かるように、ここA地点は日本最北のホールではありません。
現在、このAの場所は建物も経営も変わり、「マルハン稚内店」になっています。日本最北端のホールではないけれど、「日本最北のマルハン」ではありますね。
B地点のホールが正真正銘、日本最北のホールでした。
現在は営業していないので過去形です。
かつてB地点にあったホール。
当時、店内のパチスロコーナーで、もっとも北寄りに置かれていたのが4号機ハナビ。
さらに、そのハナビよりも北。店内の、いっちばん北寄りに置かれていたのが
平和のパチンコ「新綱取物語V」
(´・ω・`)
ムリヤリ打ってみた人
B店が営業していないということになると、現在の最北端は?
2017年11月現在の図
JR稚内駅のすぐ横、Cの位置にあるホールが現在の日本最北です。過去に訪問したことはあるのですが写真は撮っていません。
っていうか、かつてと比べたらホールの数がずいぶん減っています。
地元資本のパチンコ店 vs 札幌資本・本州資本のパチンコ店
戦いの跡ですな
(´・ω・`)
しかし、ちょっと待ってください。本当にC店は日本最北のパチスロ機が置かれている場所なんでしょうか?
おや?
ちょっと前のブログでも紹介した、稚内と利尻・礼文島を結ぶフェリー…
この船の中にゲームコーナーが…
うむっ
(´・ω・`)
ありませんでした
※現在は↑の写真と違うフェリー会社に変わっていますが、新しい船にもゲームコーナーは存在していません。
もしも船の中にゲームコーナーがあって、しかもパチスロ機が置いてあれば!
そのパチスロ機が日本最北ってことになって、いろいろ面白かったかもしれないのに残念。
飛距離不足感は否めませんが仕方ありません。これにて、あいうえお順でお送りしてきたパチスロ用語・旅打ち用語の基礎知識シリーズを終了いたします。
(´・ω・`)
とくにオチはないのね
ライター・タレントランキング