業界の黒歴史?
記事一覧へ公開日: 2018/05/29
(古い写真です)
今回は、生まれて初めてノートパソコンを買ってから9日後(=車上荒らしの被害に遭ってから5日後)の日記より。
滞在しているのは相変わらず愛知県岡崎市です。
1999年(平成11年)2月24日・水曜
朝9時2分、岡崎市・8枚交換C店に到着。
B-MAXの858番台は、すでに誰か座ってる!
「払い出し10枚」の表示を確認できなかった。
当時、一部メーカーの筐体は電源のON・OFFだけでは払い出し枚数表示のところ(7セグ)が消えませんでした。
たとえば前日の閉店時に「10枚小役」を揃えた状態でヤメた場合、翌日の朝イチに、出目がそのままで払い出し枚数表示が消灯していたら設定変更濃厚と判断、表示が「10」のままだったら設定据え置き濃厚と判断、みたいな立ち回りが可能になります。
ほかの2台のクレジット切は確認済み。
↑この一文は、設定変更を期待して前日の閉店時にクレジット表示を切っておいた2台が朝イチも切れたままだったので「残念ながら(低設定の)据え置き濃厚だ」という意味です。
当時の一部メーカーの筐体には「クレジットのON・OFF」という機能がありました。今は、ありません。
たとえば朝イチ状態の台にコインを5枚投入すると、3枚がけ&クレジット「2枚」の状態になりますよね。当たり前です。
しかし当時、クレジット機能をOFFにしている場合にコインを5枚投入すると、貯留されないコイン2枚が下皿に戻ってきたのです。
いわゆる「精算ボタン」を押すたびに、クレジット機能をON→OFF→ON→OFFと切り替えることができました。ONでプレイするかOFFでプレイするかはプレイヤーが勝手に選ぶことができたんです。
この機能も電源のON・OFFだけではリセットされませんでした。リセットされるのは設定変更時のみです。
したがって閉店時に精算ボタンを押してクレジット表示をOFFにしておいて、翌日の朝イチにOFFのままだった場合は設定据え置き濃厚と判断してヨシだったわけです。
※お店側が対策していた場合を除く
きのう大勝ちしてるから余裕でCR海物語を打ってみたら5000円のパッキー1枚で確変ゲット。そこそこ続いて午前11時15分までで
(+)2万9200円
本日の実戦おわり。
この前日は8枚交換店のB-MAXで8万4000円勝っていたので、ちょっと余裕があったようです。
このあと、午後はクルマの中でパソコンをイジって過ごしました。
恥ずかしいのですが、日記ノートの片隅に
『サインアップのとき、ぜんぜん入力がうまくいかない。まずは半角全角ひらがなカタカナ英数の練習』って書いてあったりなんかして。
『メールアドレスやウェブサイトのURLは半角英数で入力するのが基本』ってことすらも全く知りませんでしたから。
(´・ω・`)
ちなみに「パッキー」というのはプリペイド式の「パッキーカード」のことです。西日本のパチンコ店では「パニーカード」が一般的でしたが、東日本は「パッキーカード」でした。
※地域によっては混在
ほかに、ちょっとレアな「ジャッキーカード」ってのも存在していましたが、どういう立ち位置だったのかは不明です。
え?
パッキー?
パニー?
若い人は知らないかもしれませんね。テレホンカードとかオレンジカードみたいなペラペラの磁気カードで、一時期、パチンコの「CR機」は現金が使えず、このカードを購入してからでなければ遊技できないシステムになっていました。
このシステムが始まった当初は、現金では遊技できない機種の名前にだけ頭に「CR」がつけられていたと記憶してるんですけど、どうでしょう。
朝イチの開店直後、パッキーカード販売機の前にズラ~~リと行列ができたものです。
(´・ω・`)
なつい
しかし、この磁気カードは性善説に頼りきったメカニズムになっていたため、ほどなくして悪い人たちの手によって偽造されることになります。
「1万円」の高額カードを発行中止にするなどして対策を試みたものの、根本的な解決には至りませんで。
その後、「CR機」のシステムはグダグダになっていきます。
今は、現金でも普通に遊技できる機種であるにもかかわらず機種名の頭に「CR」がつくのが当たり前になっていますからね。
↑もしかしたら正確な表現じゃないかもしれないけどドンマイ。
この磁気カードが誕生した経緯や誕生後の歴史についていろいろ調べていくと黒っぽい部分にじわじわと入り込んでいってしまうような気がして怖いので、このへんでヤメときます。
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