愛知→岐阜→滋賀
記事一覧へ公開日: 2018/06/03
諸事情により今回も「パチスロひとり旅Classic」をお送りします。
8枚交換店の4号機・B-MAXが好調だった愛知県岡崎市を離れ、西の方向へと移動した1999年(平成11年)3月の日記ノートの内容と、その補足です。
ちなみに1999年3月といえば、まだ一般家庭用のDVDレコーダーが発売されていなかったぐらい昔の話です。
※初の一般家庭用DVDレコーダーが発売されたのは1999年12月で、価格が25万円でした。
(´・ω・`)
高っ
今はブルーレイのレコーダーですら3万円未満で買える時代
1999年3月2日・火曜
東洋健康ランドからスタート。滋賀県方面へ向かう。
「東洋健康ランド」は岐阜県岐阜市、国道21号バイパスから見える場所にあったオールナイト営業の健康ランドです。
仮眠室に「いかがわしい行為を禁止します」という貼り紙があったりして、実際、ボクも寝てるあいだにモミモミされたことがあります。
いろんな意味で昭和の香りのするナイス健康ランドだったのですが、2016年の夏に惜しまれつつ閉館。激しく老朽化していた建物は取り壊され、現在はスロ・パチ合わせて1200台設置の近代的な大型ホールに生まれ変わっています。
途中、大垣市のJ店に立ち寄るもB-MAXは満席。
「リプレイハズシさえできれば負けない」ということで、局地的に話題になっていたり、いなかったりした4号機・B-MAX。今ほどインターネットが普及していなかったので、地域によって客層にムラがありました。
とある地域ではリプレイハズシをする人がほとんどいなかったり。かと思えば、目押しの得意な若いプレイヤーがシマを占拠しているホールがあったり。
さらに西に走り、彦根市へ。7枚交換・C店に、ズラーリB-MAXが20台!
当時、日本中のどこを探しても「バラエティコーナー」というのは存在していませんでした。たとえマイナーな機種であっても1台だけというのはありえなくて、最低3~5台くらいは導入するのが当たり前。飛ぶ鳥を落とす勢いだったアルゼ系(現・ユニバーサルエンターテインメント)の新機種については、深く考えずに10~20台ぐらい導入するのも珍しくありませんでした。
このC店はパチスロコーナー100台中、B-MAXが20台、ニューパルサーが40台、ハナビが20台、その他20台、みたいなラインナップだったと記憶しています。
良さげなB-MAXに座り、投資6000円で立ち上がってモリモリ。
9時間で(+)7万2200円
1コマ目押しやってる人がぜんぜんいないし、カラ回しも見かけなかったし、若い人はハナビのシマに集中してるし。
1コマ目押し=B-MAXのリプレイハズシのこと。
カラ回し=4号機の多くの機種はレバーオンで回り始めたリールが約40秒後に勝手に停止する仕様になっていましたが、B-MAXにおいてはカラ回しをすることで筐体が勝手にビタ押しハズシを”代行”してくれました。
ただし条件があって、ハズシの直前のゲームで左リールが特定の位置で停止していて、なおかつ、その次ゲームで逆押ししてリプレイが下段受けのラインでテンパイした場合のみです(たぶん)。プレイヤーがボタンを押さなくてもリールが自動停止して、勝手に「ビタ押し」をキメてくれたのです。
一部のパチスロ攻略誌が「カラ回しハズシ」の特集記事を組んだこともあり、とくに都会のホールではカラ回しの状態で40秒間、ひたすら待つ若いプレイヤーが目立つようになっていきます。
ボクは「なにもしないで40秒待つ」という行為に馴染めなかったので、やりませんでした。※ごくごく一部、カラ回しハズシを禁止しているホールもありましたし。
意味がわからなかったらスルーしてヨシです。意味がわかっても、なんのトクにもなりませんし。
(´・ω・`)
要するに客層の甘いホールだったということですね。7枚交換でリプレイハズシをするプレイヤーがほとんどいなかったということであれば、おそらく中間設定メインで営業していたのではないでしょうか。
4号機・B-MAXの払い出し率
(リプレイハズシ実践時)
設定1…約100%
設定2…約108%
設定3…約115%
設定4…約122%
設定5…約130%
設定6…約140%
『リプレイハズシは、やらないほうがいいよ』と彼女に説明しているナゾの男がいた。おもしろいホールだな、ここは。
これは本当にナゾ。
ちょっとぜいたくにビジネスホテル泊
6400円×1.03
消費税が、まだ3%の時代だったんですね(にがわらい)。
この次の日も同じ7枚交換・C店でB-MAXを打って勝ちましたが、彦根市に長期滞在しようとは思いませんでした。
彦根市付近にオールナイト営業の健康ランドがなかったからです。
彦根市を離れ、さらに西に向かって走ることになります。
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